舟形光背に日月があしらわれていますが、足元には三猿や餓鬼が見当たりません。写真が少し遠景なせいで見えないのかもしれませんが。お姿は六臂で宝剣を持っています。右上腕は杖(矛?)、左上腕は宝輪、下の手は左右で弓矢をお持ちです。
徳蔵寺さんは総社神社に隣接していて、もう一体の青面金剛さま(次回予定)がいらっしゃる他、立派なお不動様や十王様など数々の石仏が残されていました。淡島神の像や、数多の文化財も大切に保存され、また参拝させていただいた際のご住職の優しい心配りなど、非常に心に残るお寺さんでした。