その名をはっきりと耳にいたしました。
あの層雲峡(そううんきょう)での出来事がまるで昨日のことのように脳裏を過(よぎ)ります。
当時、まるで事態が呑み込めず右往左往していた私たち夫婦を導いてくれた天使。
そうです。下の名も思い出しました。
沖田春香(おきた はるか)。
1番隊を率いているのが彼であることを、この時私は確信しておりました。
そしてまた再会できることを。
それでは、この続きは私の命が続いた場合に更新させていただきます。
失礼致します。
第11話
4章 死霊所(しれとこ)潜入編
煉獄(れんごく)の巻 第11話
お待たせいたしました。
私、山岡朝洋(やまおか ともひろ)と妻が網走監獄(あばしりかんごく)を脱出し、知床(しれとこ)の玄関口である斜里(しゃり)に到着したのは、F1年5月1日午前1ダイアナ 靴
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0時を幾らか回った時分でございました。
車内には運転する兵士、助手席で他部隊と交信する兵士の他、後部座席に大久保崇広(おおくぼ たかひろ)、妻、その間に挟まれる形で私という布陣です。
そもそも斜里町は人口1万2000人という小さな町でございます。
平和な時代には、年間150万人ほどの観光客が訪れていたといいます。メジャーな観光地でございました。
オホーツク海に接しており、サケやマスなどの漁業がとても盛んで、また、馬鈴薯などの畑作も産業のひとつだったそうです。
現在は訪れる人間など皆無で、ゾンビを餌にする動物たちの狩場となって
