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kから列車に乗り込むまでは???との条件付である。

その美由紀の気持云々より、今の源次郎にとっては、「美由紀さん」という慣れ親しんだ呼び方を封印された事の方が大きくなっていた。
つい、それが口を突いて出そうな気がした。


「ありがとう。嬉しい???。」
美由紀は、そう言ったかと思うと、より一層源次郎に身体を寄せてくる。
源次郎の二の腕に美由紀の胸の膨らみが押し付けられる。
しかも、薄布を通してである。

「抱いて???。」
美由紀が小さな声で言って来る。
如何にも恥ずかしそうに???だ。

「??????。」
源次郎は答えなかった。
そんなこと、言葉で返すものではない。
そんな思いがあってのことだ。

で、空いた右手で美由紀の身体を抱きしめに行く。


(つづく)



第2話 夢は屯(たむろ)する (その973)

「??????。」
美由紀がさらに身体を寄せてくる。
源次郎の右手が腰に回る以前にだ。

(ああ???、それでか???。)
源次郎はあることに改めて気が付き、そして納得をする。
それは、美由男性 ファッション ブランド
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紀が源次郎をこのベッドの奥側、つまりは壁際へと入れたことだ。
まずは「こっちに来る?」と源次郎の意思を確認するかのように訊いてきた。
「どちらでも」と答えた源次郎を、半ば強制的にこの壁側に寝かせたのだった。
それは、源次郎が右利きだったからである。

つまり、美由紀は、ベッドに入るときから、こうなることを前提に動いていたということになる。


美由紀を抱きしめに行った源次郎だったが、右手が美由紀の細い腰に着地したところでその動きを止める。

(ス、スリップを着てるのか???。)
その掌から伝わる感触で、そう