したのじゃ。」
全員が大久保翁を凝視します。大久保翁はやや間をおいて、
「ゾンビ攻めじゃ。」
そう言い放ちました。
「そして新たな国を創立する。」
生き死にばかりに翻弄されていたこの時代に、大久保翁はまた随分と高尚な志をもっていたと思います。
国を創る???。
突拍子もないお話でございました。
最後に大久保翁はこう付け加えました。
「これがあのゾンビたちの最も効果的な対処法じゃ。」
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の都に大量に放ち、国を亡ぼす???悪魔のような算段でもございました。
それでは、この続きは私の命が続いた場合に更新させていただきます。
失礼致します。
第15話 終巻
4章 死霊所(しれとこ)潜入編
煉獄(れんごく)の巻 第15話 終巻
お待たせいたしました。
やや話が前後してしまう部分をご容赦ください。
斜里(しゃり)町の道の駅に単身乗り込んだ私、山岡朝洋(やまおか ともひろ)はそこで異様な光景を目の辺りに致しました。
廃墟と化した道の駅の屋内には13体のゾンビが徘徊しておりました。
大人の男もおりましたし、女性も子どもも老人もおりました。家族を構成しているかのような13体でございました。
異様なのはその風体でございます。
一体誰が、何の目的で行ったのか、13体すべてが、両目を潰され、両耳と鼻を削がれておりました。
なるほど、屋外の銃声や血の匂いの刺激を感知しなかったわけでございます。