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ゃっていますので、ほぼ間違いはないかと???。」
シェフは源次郎の狼狽振りが面白く見えたのか、笑みを見せながらそう明言してくる。

「そ、そうなんですか???。」
源次郎も、そこまで言われては自分の配慮が余計な心配だったことを認めざるを得なくなる。
それでも、「だったら、どうして?」という単純な疑問は解決されない。


「シベリアの抑留問題に深く関わっておられる先生でしてね。」
カウンターの向こうでの作業に戻ったシェフだったが、源次郎がその場を動かないのを見て、そう言葉を続けてくる。


(つづく)



第2話 夢は屯(たむろ)する (その1260)

「よ、抑留問題って?!」
源次郎は思わずそう問うていた。それだけ予想外の言葉だった。


源次郎も、曲りなりにでも、世間からは三流大学と揶揄された大学であろうとも、天下の大学生だった経験を持っている。中途半端に学生運動に参加したために、最悪の退学処分を喰らmiumiu バッグ
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ってはいたが???。
だからでもないのだろうが、シェフが言った「シベリア抑留問題」という言葉がまったく分からなかった訳ではなかった。

「シベリア抑留」とは、第二次世界大戦でソ連軍が侵攻?占領した満州(現在の中華人民共和国東北地区および内モンゴル自治区北東部)において、終戦後武装解除し投降した日本軍捕虜及びソ連軍が逮捕した日本人(民間人、当時日本国籍者であった朝鮮人などを含む)らをソ連が主にシベリアやモンゴルに労働力として移送隔離し、多数の人的被害(死者)を被らせた抑留と奴隷的強制労働に対する日本側から見た呼称である。

終戦後の混乱期のことである。この抑留者がどれぐらいの人数で、そのう