て、それをパラパラと捲ったかと思うと、新たなページの頭の部分に今日の日付を書き入れた。
どうやら、本気で仕事をする気になってくれたらしい。
「どのような内容で?」
先生、鉛筆を持ったままで訊いて来る。
「はい?」
いきなりの質問に、源次郎は思わずそう言ってしまう。
「で、ですから???、どのような内容の契約書がご入用なのかと???。そういうことでして???。」
先生、そう言ったかと思うと、また皿の上にあった団子の串を1本摘み上げる。
で、源次郎が見ているのも気にしないようで、その串をそのまま口の中へと運び入れた。
「ああ???、じ、実は、このようなものを???。」
源次郎もようやく言われている意味を理解した。そして、先ほどからテーブルの上に広げていた契約書様式を手元に引っ張ってくる。
そう、もう何度か目を通したあの大日本興行株式会社が準備してくれた様式である。
「ど、とうれ???、ちょっと拝見してもよろしいですかな?」
先生、源次郎が示そうとエルメス バッグ メンズ
エルメス バッグ コピー
エルメス バッグ 人気
した様式に興味を持ったようだった。
それが手書きのものではなく、既に活版印刷されたものであることに眼が行ったのかもしれない。
源次郎の目の前に片手を差し出してくる。
(つづく)
第2話 夢は屯(たむろ)する (その1272)
「あっ、はい???、ど、どうぞ???。」
そこまでされては、源次郎にそれを拒むだけの勢いはない。
素直に手元のファイルをそのまま差し出すことになる。
「ほ、ほう???、大日本興行さんねぇ???。最大手のところですな。」
案の定、先生、その内容そのものよりそのファイルの作成者が気になったようだった。
大日本興行の名前を確認してか