一段とかじゃなくてね」
「何段にするの?」
「三段、いや四段にしよう」
重ねられるだけだ。そうしたいというのだ。
「バニラだけじゃなくて。チョコレートもストロベリーもバナナも重ねて」
「それを二人で食べるのね」
「うん。トッピングも一杯つけて」
あの二人よりもだ。遥かに豪勢なものにしてだ。千春と二人で食べようというのだ。
「そうしよう。思い切り幸せなアイスにしよう」
「そうね。あの人達のよりもね」
「それに千春ちゃんと一緒にいるから」
他ならぬ彼女と。それならば余計にだった。
「あいつ等より。今の僕はこうしているだけでずっと幸せだから」
「今よりももっと幸せになって」
「そういうことだよね」
「そうだよ。もっともっと幸せになることがね」
「そしてあいつ等のことを忘れられる位に幸せになることが」
「一エルメス バッグ 種類
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番いいことなんだよ」
「だからだよ」
それ故にだとだ。希望は笑顔に戻って千春に話した。
「一緒に食べよう。そのアイスクリームね」
「そうしよう。丁度お店もあるし」
前から百メートル程行ったところにだ。丁度アイスクリーム屋の看板があった。千春はその看板を指差しながらそのうえでだ。希望に言ったのだった。
「ほら。あそこにね」
「あいつ等が行った店かな」
店の少し先に歩道橋がある。希望はそれも見ながら察した。
「あそこでね」
「アイスクリームを買って」
「そう。四段でトッピングもたっぷり使ったのをね」
「千春達で食べて」
「幸せになろう」
そうしてだというの