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下関グラチャン優勝戦

カドから豪快にまくりきって[3558]山本浩二(岡山) が優勝。なかなかいいレースだった。結果的には枠なりの進入だが、6号艇の江口 がスタート展示どおり大きく前付けに出る。スタート展示の時はそのまま2コースに入っていたが、本番では、1~3号艇がしっかり主張して早めにスタートライン方向に向いたのを見て、回りなおした。江口がしっかり押し込めてくれたのでスロー3艇は100メートル付近の起こし、ダッシュとスローのメリハリの利いた面白い進入になったね。スリットではダッシュ3艇が好スタート、インの松井と3コースの仲口がスタート遅れてカドの山本にとってはダッシュしてる分の伸びも加わって、笑いの止まらない展開だっただろうな。総合的に見ていて面白いレースだった。


ひとつ気になったのは、1周2マークで、仲口山崎 にダンプにいったシーン。勝つか負けるかというせめぎあいというならともかく、1等走ってる艇はぶっちぎってるあの場面で、あそこまでのダンプは必要なのかな?2着や3着も舟券になるから、目一杯レースするのは当然だし、SGの優勝戦だから着一つで賞金もがらっと変わる。一つでも上の着を!というのは分かるんだけど、事故スレスレの突っ込みをする必要がある場面だったかと言うとそれは違うんじゃないかと思う。あれはね、意味の無い頑張り、もし本気で頑張る気があるんだったら、しっかりスタート5分で行っとけよと言いたい。SGの優勝戦でのスタート事故は、選手の今後にも大きく関わってくるから、控えるのは分かるんだけど、スタート後の事故ならばどうでもいいのかと。かなり自分勝手なレースっぷりだと思うよアレは。


今村豊 選手、地元SGで体調不調ながら優勝戦に駒を進めて、ほんとにすごいよな。優勝戦でもスタートしっかり行っていたしね。なんていうかさ、いつも思うんだけど、今村さんってさ、いつでも意味のある仕事をしっかりやってるって印象がある。体調不調で思うようにレースが出来ない事もあるだろうけどこれからも頑張って欲しい、全24場記念制覇も是非成し遂げてほしいしね。

下関グラチャン初日

よほどのイン屋とかアウト屋でもいるか、よほどのピット離れ(良くも悪くも)でも無いかぎり、激しいコース争いなんて無い・・・ってわかってるんだけど、おもろくないよなぁ。強引なコース取りを肯定するわけじゃないけど、自分の舟の特徴と相手関係を考えて、勝つための最善手として貪欲にコースを狙っていくような、そんな姿勢を見せて欲しいよなぁ。


予選だから余計に無茶もしないのだろうけど、今日このレースしか見れないお客もいるんだし、一戦一戦全選手が一着を獲るために全力でレースに挑んで欲しいって思う、それこそが競艇の商品価値を底上げしていく決定打なんじゃないかな。選手の意識も大事だろうけど、1着に大きな意味を持たせるルール作りも必要だと思う。


今垣、熊谷がピンピン発進。今村豊は地元SGのドリームで一号艇からきっちりイン逃げ、最終日まで全力で戦えるように体調が悪くならない事を祈る。

単純に面白かった

チルトを目一杯はね、超伸び型のセッティングに仕上げる。堂々と6コースに構え、スリットからグイグイ伸び、内側5杯すべて沈めてしまう豪快な絞りまくり。本家は[3857]阿波勝哉(東京)。ある意味、今一番話題の選手であろう。かく言う私も、スタート展示以来の『枠なり進入、イン逃げ圧倒優位』のレースばかりになって以来、競艇から離れていたのだが(スタ展以外にも競艇がつまらなくなってきたというのもある)彼の噂を聞き、レースのリプレイを見て『すげー、やっぱ競艇おもろいわ』と、単純に感じた。


朝から晩までコースの変化があるでもなく、舟が色々変わるでもなく、天候の変化や海水面の潮での干満があるにせよ、パッと見同じレースを十数回繰り返すだけの競技で、全レース同じようなクローンレースばかり見せられても、面白いわけ無いよな。進入したコースによって勝ちやすさが違う、勝つための作戦が違う・・・そういった競艇の大きな特性を生かしてこそお客も増えると言うものだ。若くてなんとなくカッコよさそうな選手やら女子選手を、ただの客寄せパンダ的に扱っても、本質的に無意味なんだって事に、早いこと気がつかないといけない。


つい先日、津の記念で、阿波選手の先輩にあたり同じペラグループの[3347]矢後剛(東京)が、6コースから豪快にまくって優勝。優勝戦それも記念という場で、勝つためにあえて6コースを選び勝ちきるレースを、爽快といわずしてなんと言おうか。ああいった泥臭い戦法は好きではない方も多いと思うが、こういうのがあるからこそキレイなレースが生きてくると言うもの。それに、6コースからまくられるという屈辱が、レースをより熱くさせてくれるのではないだろうか。


しばらく競艇から離れていたが、可能性のあるこの競技を、この場でこっそり応援していきたい。