突然のご報告で驚かせてしまいましたがChu-Zは2024年8月4日をもって活動休止します。
このお知らせはみんなにとって悲しいものだと十分承知ですが最後まで私の気持ちを聞いてください。
私が19歳の時、2012年から私のアイドル人生は始まりました。
当時名古屋で大学生だった私はChu-Zが決まり、大学を辞めて上京しました。
まだその頃は事務所が立ち上がっていなくて、洋平さん以外スタッフは誰もいなくって、初めてのタレントとしてChu-Zができました。
アイドルをやり出した時は何歳までやるってことも考えていなくて、むしろそんなことすら考えさせないくらい夢中になるほど、私にとってこのChu-Zとしての活動は私の10代よりも濃い青春、人生そのものでした。
人生の1/3以上を占め、20代全てを捧げたことに全く悔いのないこの12年。
私はもともとアイドルが好きなわけでもなく、全く詳しいわけでもなく、尊敬するアイドルの誰かの背中を追ってきたわけでもないけれど、自分の中でアイドルとはこんな人間だっていう明確なアイドル像を描いてステージの上だけじゃなく普段からアイドルとしての自覚を1ミリも忘れず生きてきました。
よくあるアイドルといったら何歳まで、芸能人生の一部の経験としてアイドルをしてみる、とかそんな覚悟なんかじゃなく、Chu-Zとして全てを捧げ、アイドル人生を全うしてきました。
"生き様"は自分の中でとても大事にしていたことです。Chu-Zのメンバーはみんなそんな生き様もしっかりしていて、だからこそ私にとって掛け替えのない、信頼できる大事な仲間でした。
こんな侍グループに出来上がったのも右も左も分からない私を受け入れてくれてここまで育ててくれた洋平さんがいたからだと思います。
Chu-Zに何か問題が起こるたび一緒になって考え、向き合い、一緒になって泣いてくれた事務所の社長とは思えない人間くさい人でした。
だからこそ心の底から信頼してここまでやってこれました。
そして幾度も出会いと別れを経験したChu-Z。
この12年間、正直グループが崩れてもうダメになりそうな時もありましたがたくさんの涙を見ては、その度に絶対にみんなをもっと笑顔にしたい、幸せにしたいという気持ちで心を奮い立たせて、また立ち上がり、手を取り合ってやってきました。
全てはそんな気持ちにさせてくれる、みんながいたからです。
綺麗事なんかじゃなく、そんな時に一番に思い浮かぶのはみんなの笑顔なのです。
普通の女の子だった私たちを特別な存在にしてくれたこと、こんなに長くアイドルとしての活動に夢中でいられたことは間違いなくみんなのおかげです。
正直、私たちのすべての選択が正しかったとは思いません。
でもここまで続けてこれたことだけは胸張って、正しかったと思えます。
信じてついてきてくれて本当にありがとう。
出会ってくれて本当にありがとう。
こんな今となっては人生そのもの、当たり前のように存在していたChu-Zが止まってしまうことは悲しくて悲しくて仕方がないと思います。
私たちも同じ気持ちです。
みんなが悲しむことが一番悲しいです。
この世に永遠があるなら、間違いなく永遠にこのメンバーで歌い続けていたでしょう。
そんな夢のような話をしていても、やっぱり時間は過ぎていくし待ってはくれないし、時代も変わる。
やるからにはそこに成長がなくては意味がない。
進化し、いい意味で変化していかなければならない。
何度も話し合いを重ね、一旦区切りをつけるのがベストだと思い今回の決断に至りました。
メンバー全員がみんなと同じくらい、Chu-Zが大好きです。
テレビに出ること、大きいステージに立つこと。有名になること、ヒットソングを歌うこと、もちろん全て私たちの夢の一つでした。
でも私は19歳の時にアイドルになりたいと思ったとき、"アイドルとしてみんなを幸せにする"という一番大事なことをChu-Zのルナとして果たせたと思います。
今の時代、本当にありえない数のアイドルがいていろんな形がある中、デビューして間もなく、大きなステージに立ってはほんの数年で解散するアイドルもいます。
結果を出せばそこで終わるグループもいたり、結果が出せなくても続けるグループもいたり
アイドルとしてどこまでどう生きるかに何が正解かなんてない。
Chu-Zを続けて5年ほどが経ってからは"もうこっから這い上がるのはきついんじゃないか"とか"何歳までやるの"とか"何を目指すの"とかそんなこと聞かれることも沢山ありました。
そんな言葉なんてどうでもよくなるほど、みんなの存在は大きくて、作り上げるLIVEというあの空間が大好きでした。
そしてかな、でんちゃん、ふたば、もぱと作るステージが本当に大好きでした。
心の底から大好きで信頼できて心に曇り一つないこのメンバーとここまで走ってこれたことが奇跡のようで幸せでした。
こんなふうに心の底から思えることも、
自分で曲を作ってChu-Zで歌って
みんなに聞いてもらえることも、
会いにきてくれることも、
私の色を振ってくれたり纏ってくれることも
Chu-Zを大好きでいてくれることも
全てが夢のような時間でした。
ファンのみんなに限らず、本当にいろんな人から愛されたグループだと思います。
私たちもファンの人、そして関わる人全てが大好きでした。
活動休止は悲しいけど寂しいけど、やっぱり一回でも多く笑いたいし、最後までみんなを幸せにしたいです。
みんなと最高な時間を過ごしたいです。
悲しまないでほしい、と言っても
きっとこのブログ読んだりお知らせを見て
泣いてる人もいると思うけど
それほどに大好きでいてくれるみんなのことが心の底から大好きです。
8/4以降は絶対にまた集まってLIVEします。
絶対に笑っててほしいです!
私もこういう時なにから話せばいいか言葉がまとまらないけど、最後まで読んでくれてありがとう。
これからもずっと大好き!