私の可愛いは安物だ。

次に会うのは年収2,000万の男だ。
外資系の保険営業マンとのことだが、
同い年の人間がどうやったらそんなに稼げるのか
そのメカニズムはバカな私にはわからない。

でも、いつもの安物可愛いの自分が通用しないこと、
それだけはわかってる。


金持ちの男に会うときは気合いを入れるのか?!
稼いでる男以外はどうでも良いのか?!?!

そんな事は全くない。

ただ、稼いでる男性が今まで、周りよりはるかに多くの女性を見てきていることは明らかだ。
ハイブランド系もゆるふわ系も、黙ってても女性の方から集まってきたはず。
そんな中で特別な印象を残すためには、それなりの工夫が必要だ。


予定が決まってからの数日で
顔やスタイルは、変えられない。
ハイブランドバッグを買いに行く、お金などない。

要は、今自分が持ってるものの中で勝負するしかない。

待ち合わせ当日、その日、10分でなんとかなること。
それはセンスの良い女になること。

ブランドシャツは出来るだけロゴの小さな物。
それが見えるかギリギリの着こなしで。
それではブランド物と気づかれないんじゃあ、、?
そんな心配はない。
普段ブランド物を着漁っている人には確実にわかる。
肥えた目を逆に利用する。

あと、アクセサリーはメンズライクな物を。
キラキラギラギラを見飽きている男性に
今まで女性がつけてるのは見たことないな、
自分がつけてもカッコ良いな、と思われるようなもの。

とりあえず1回目はこれでなんとかなる。(はず)←震え声
出来合いではあるが
それなりにセンスの良い女が出来た。


待ち合わせ5分前、
「先についています!」とメッセージが来た。
仕事のできる男性って、本当に時間に遅れない。

「ハーフパンツに赤のスニーカーです!」


、、なるほどそっち系か、、




次回へ続きます→→→





アイコン名、ブログタイトル、“34”に変えました。笑
気づいて下さった方、いつも見守って下さってありがとうございます!笑

兎にも角にも今日のエアコンは除湿一択ですな。
↑言いたかっただけのやつ。