みなさん、こんばんわ。

前にちらっと予告していました

公文式算数について書きたいと思います。

子どもを通わせたきっかけは私自身が

小学生の時通っていましたから、

なんとなく要領もわかっていましたし、
家から歩いて5分の場所に

教室があるという立地条件も良かったためです。
子供も真面目に通っており、

H(中2相当)を修了し、

小5で辞めることになりました。

本題の、果たして公文式算数が

中学受験に対してメリットになるかですが、
一概にそうとは言えない部分が

あることは確かです。

確かに集中して計算を繰り返すことにより、
結果、四則演算や計算の速さを

身に着けることができ、

この点はかなりプラスになりました。

一方、中学受験の算数は、答えを出すまでの

過程が非常に大事になります。
限られた試験時間の中でいかに

創意工夫を行い、答えを導き出すか、、、。
公文ではこういった工夫を教えることはなく、

公文教材も工夫して解くような

問題はありません。
また、塾の教材を答え合わせをするときに、

なまじっか計算が速く頭の中でするため、
途中の計算過程が計算用紙に無く、

どのように導き出したか分からないことが

度々ありました。

中学受験算数は、与えられた問題に対して、

それまでの知識を組み合わせて
新たな解法を導き出す力が必要です。
そのため、中学受験算数は公文式の

延長上には無く、あくまで別物、と

考えるぐらいがちょうどいいと思います。

私自身、こういった事実に気づいたのが

こどもが公文を辞める直前で、
今更ながらに、早くこれに気付いたら

もう少し違ったやり方が

あったのにな、と思っています。