出穂期の干ばつ〜大雨 | 福岡県築上町 小さな米農家の里山日記

出穂期の干ばつ〜大雨

5月20、27日に田植えをした田んぼは今、出穂期を迎えてます。


福岡県産米 「夢つくし」です。





田んぼのある福岡県北部だけではなく全国的な問題だと思いますが、連日の猛暑、干ばつであたふた心配ばかりしていました。


山間部にある田んぼで例年であれば川や池の水が豊富な地域ではあるんですが、こんな年は滅多にありません。


限られた貴重な水を皆んなで分け合おうと、先日から集落の各田んぼへの入水を2人一組で行う当番制を行ってました。


この出穂期が稲作の収穫量や品質を左右します。

水が不十分だと未成熟米が増えます。

高温障害対策での水入れ替えも出来ません。


なかなか入水の順番が回って来ず、ヤキモキしてた頃一昨日にまとまった雨が降りました。


昨日からは連日の大雨で河川や田畑の水不足が一気に解決しました。


福岡県北部には大雨や線状降水帯警報など出ていて油断出来ませんが、干ばつによる収穫被害は乗り越えたようです。


近年の気象変化にはついて行けません😭