父ちゃんが事務所で仕事をしている時、私は時々父ちゃんの車にコーヒーを掛けに行っていました。

 コーヒーを掛けると言うのは、サイドミラーにコーヒーを入れた袋をぶら下げるという事です。

 直接、父ちゃんには会わないけれど私が来たよとサインを残したくて、コーヒーを置きに行く事が楽しかった。私は一人でコーヒーを置いてくる事が出来ないので通りがかりの人に頼んでコーヒーを父ちゃんの車にぶらさげて貰っていました。車にぶら下がっているコーヒーを父ちゃんが見つけると私が来た事を知ってありがとうのLINEをくれる。私が一人で行って、道ゆく人に「コーヒーを置いて下さいと頼んだ。」と言うと父ちゃんは「すごいなぁ」と言って私を誉めてくれる。それが嬉しくて私は父ちゃんにコーヒーを置きに行っていました。そのお陰で私は、色んな所に一人で出掛けて、困った時に知らない人にでも助けてと、声を掛けられる様になりました。父ちゃんありがとう!