武士 ペク・ドンス 感想 6話~10話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:1回目平成30年2月/令和2年4月15日~

全29話

放送年:2011年

放映テレビ局:韓国SBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:dTV(500円見放題)

韓国ドラマにはまって、次から次へと見ていた頃に一気に見たドラマです。なんと、当時(2年前)は2月の一か月に7本強も見てるんです。

まだブログを始める前で感想を書いていなかったけど、今回、dTVの視聴期限が4月30日までだったので見直して感想をあげることにしました。

 

相変わらず、オルビ関連の方にシフトが傾いていて、もはやTwitter中毒みたいな状況です。

でも、気が付いたら配信期限が明日迄…

何とか行けるところまで見たいと今日になって頑張っています…

 

前回の記事に書いていた2年前に見た時の記憶していた箇所の回収は大体できました。

 

前に見てから2年以上経過していて、あらすじとか殆ど忘れています。

憶えているのはシーンの細切れで…

・天が馬に横すわりに座ってヨンに何か言ってるところ

・赤ちゃんのドンスが手足が曲がってるという状態で生まれてきたこと

・幼少期のドンスが強制ギブスみたいなものをつけた状態で子ども達から虐められてるところ

・剣仙キム・グァンテクが地(カオク)とチューしてるところ

・ドンスの友達ヤン・チョリプの口癖『僕の記憶によれば』(だったような他のドラマの記憶かも知れません)

を憶えていたんだけれど、殆ど間違ってなくて、一つだけ…ヤン・チョリプのセリフ『僕の記憶によれば』じゃなくて『俺の見識によれば』でした…

 

ストーリーは、全く憶えてなくて始めて見る感覚です。

 

デジャヴ感追記

まだまだ知ってるオジ様が目白押しで出てきました。

 

ユ・ソガン(ユ・ジソンの父):キム・ウンス

5話迄にでてたんだけど、結構ドラマ沢山出ている人で私が見ただけで8本目です。主人公を陥れる高官の役が多い印象です。今回はヒロインの父で忠臣です。重厚な落ち着いた役が似合ってますね。

 

ソ・ユデ(のろし台の役人):アン・ソクファン

主役のドンス達が飛ばされた先の(結局は修行の場になったと思うけど)元将軍のおじさん。アン・ソクファンもまた、ドラマに多数出ていて、私が見たドラマは何と11本…

大体主人公と敵対関係にある意地悪な役が多いけれど、今回はちょっとコミカルなでも根は真面目な忠臣でした。

 

イム・スウン(世子派の役人):チョン・ホビン

もうね…チョン・ホビン大好き!!!『朱蒙』のウテ、『善徳女王』の国仙ムンノは特に秀逸でした。真面目でノーブルで孤高な感じが素敵です。今回も結構最初の方から出てたけど控えめな位置で、はっきりと説明されていないけど、グァンテクやサグェン達の仲間だったみたいです。そして今は世子様の傍にいる護衛的な感じになってきました。

 

渋めのオジちゃんがいっぱい出てくるのでホント嬉しいです。

 

主役達

5話の途中から主役たちが青年時代になってきました。

ペク・ドンス:チ・チャンウク

『奇皇后』の元の皇帝タファンで見たことがあったけれど、この役はまた違った趣があります。活力にあふれてる感じですね。

子役のヨ・ジング君との交代はキャラ的にはあまり違和感がありませんでした。

交代した時の役柄は20歳だけど役者の実年齢は24歳…その差もあまり感じないけど、14歳だったユ・スンホ君との年齢差は少し感じるかな?

 

ヨ・ウン:ユ・スンホ

主人公のライバルであるウンを演じるユ・スンホ君は、撮影当時18歳。

主役級の少年期を『太王四神記』や『善徳女王』で見たことがあったのですが、今回は役柄としては20歳で青年期を演じるようになりました。それまで演じていたパク・コンテ君が15歳だったので年齢的には大きな差はないし、頬がふっくらした面差しも似ていて違和感は全くなかったです。

癖のない整った顔立ちが私は好きです。

役柄としては、とても陰のある役だけど、一緒に修行していくうちにドンス達に情が移っていく感じが伝わってきます。

 

内容についての感想

謎な部分…

やっぱり、ドンスの父を含めた契りを結んだ面々がどういうきっかけでそうなったのかが分からずじまい…(もしかしてカットされてる?)

黒紗燭籠の天でさえ、昔馴染みっぽい感じもあるし…

置いて行かれたドンスを野犬から救ってフクサモに託したファン・ジンギはカオク(黒紗燭籠の地)を『お嬢様』と呼び多分彼女の子チンジュ(多分グァンテクとの子)を育ててるし、説明がはっきりないのが何だかなというい感じがしてモヤモヤするけど、『多分そうなんだろうな』と見てるこちらが推測しなきゃなんだろうか?

 

印象に残ったシーン

5話分も見たのに、大筋しか把握できてなくて書くことが少ないです。

 

ウンの苦悩

両親を知らずに育ったドンスだけれど、フクサモの元で伸び伸び育っていました。

それに比べて、ウンが悲惨…

実の父を殺すという命を受けたけれど、結局殺すことはできず止めを刺したのは命を出した天なのに、記憶をなくしてしまい悪夢に苛まれるばかり…

そして、フクサモやドンスに出会い、訓練所の仲間たちと過ごすうちに少しずつ角が取れて行ったように見えたけれど、結局彼の心の闇は晴れず…

その原因となっている父を殺した人物について、張本人の天が、世子の命令で剣仙グァンテクが手を下したと臭わせるんだよね…

残酷…ウン、ドンドン地獄の沼にハマっていく…

 

この天の人物も読めないんだよねぇ…

黒紗燭籠という組織の中で絶対的地位にいて、冷酷で非道なところもあるけれど、彼の言動の裏にある影の部分がどうにも気になって完全に憎み切れない感じもする…

 

ラブライン

青年期に入って、少女たちも大人になったれど、ユ・ジソンにドンスが惚れ込んでいく様子が涙ぐましいぐらい可愛い…

身分の差とか考えなかったんだろうか?

チンジュが大人になって、義賊というか盗賊になっていたのがちょっと残念だった。(父の跡を継いだんだろうけど、罪のない尼やその護衛達を殺してまで奪うのは違うと思う)そして、女優さんが、ふっくらエクボの出る愛嬌のある子だったのにちょっと面差しが変わってしまい(エクボがなくなり頬骨が目立つようになり)残念でした。

チンジュはドンス一筋だけれどドンスは全く気付いていないようなのも痛い…

ウンがユ・ジソンを見つめたりするシーンもあるんだけどどうなんだろう?

 

大人のラブラインとしては、カトクはグァンテクと両想いだったのに結局共に行くことを拒み…(そこら辺も良く理由が分かりにくい)天に膝枕的に寄りかかって寝てたのが意味わからない…天の女になるということなのかなぁ?

グァンテクが戻って来てカトクに逢いに来たけど、今一つ二人の感情がこれまた分からない…

いつの間にか(これもはっきりとは説明がないけれど)娘を生んでたらしいカトク(その子がチンジュで父親はグァンテク?)知ってるのはジンギだけ?他の人は気づかなかったの?

 

友情
ドンスとウンそしてチョリプはテボから引き継がれた訓練所でフクサモから鍛えられ、王宮に上がったけれど、即日問題を起こして(先輩たちを相手に大立ち回り)のろし台の管理役に左遷…

そこで出会った元大将軍が、今後のストーリーに影響を与えるのかなぁ?

しかし、蛇に噛まれたドンスを救ったウンや図られた狼煙の伝達訓練を成功させるために素晴らしい射撃の腕を見せたドンスが最後の一射をウンに任せたりする場面は本当に友情を感じてジーンとしました…

なのに…私を裏切るウン…

 

刺青の行方

北伐之計を背中に彫り込まれたユ・ジソン(無表情なのは変わらないのね)…自分の運命を受け容れているのがせつないですね。

でも、キム・ホンド(風の絵師に出てたね!)に書き写させた時に信用できる人物かを確かめたのに、刺青を消す作業をさせるのに雇った女が回し者で写し取った地図を全部奪われてしまうなんて、詰めが甘すぎました…

ジソンとか勘が良さそうなのに気付かなかったの?

世子様も自業自得とはいえ、降格(下手すると命)の危機…

何よりも、これまでユ家が守ってきた秘密を父が命をかけてジソンの背中に彫った意味って何だったのって感じです…

 

全体的に

やっぱり、世子の地位が話の柱な感じがします。

グァンテクが戻ってきて、ドンス達に武術を仕込んでくれたけど、訓練期間からいうと元々才能があったのが分かって来て、これからより成長していくのが楽しみ。

 

ウンが可哀そうで可哀そうでたまりません…

生まれつきの運勢に翻弄されるなんて酷過ぎる…

 

ファン・ジンギやその息子たちがやり込められる場面がスッとするんだけど、今回見たところの最後では、作戦負けで世子様が身分を落とされることに…きっと逆転する筈と思うけれど…

史実では不幸な結末な王子なので、その通りになるのかと心配…

王様も息子を信じたいと根では思ってる感じがするんだよね…

 

このイケメンな世子様が不幸にならないストーリーに何とかしてくれないもんだろうか?

 

あぁ、結局、半分も行かなくて配信期限になりそうです…

せめてキリが良いところまで行きたいものです…