雲が描いた月明かり 感想4話~6話(本放送3話~4話) | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:令和元年6月9日~

全26話(放送時18話)

放送年:2016年

放映テレビ局:韓国KBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:dTV(レンタル)

きっかけ:

ブログやfacebook等の評判を聞いていたから。

『太陽を抱く月』の子役だったキム・ユジョンちゃんの成長した姿を見たかったから。

職場で唯一韓国ドラマ好きな人の推しドラマで今回BS放送開始の情報をもらったから。

Making Film - Ver.2 予告編(本放送時18話中3話)

視聴中の構成では26話中の4話~ 予告編(本放送時18話中4話)

視聴中の構成では26話中の5話の途中から

【あらすじ】

4話:ラオンは不合格になるとばかり思っていた試験にまたしても受かり、世子に物申したいとヨンに不満をぶつけるが、ヨンは自分が世子であることを隠し続ける。そんな中、ラオンは淑儀パク氏の書状を王に届ける役目を仰せつかるが、その途中で王妃に目をつけられ、平手打ちを食らってしまう。落ち込むラオンを目撃したユンソンは、彼女を息抜きに連れ出して励ます。その夜、ラオンは王に書状を渡し、返書を受け取ることに成功するが…。

5話:王は自分に代わってヨンに政治を任せようとするが、領議政ら重臣たちは清の承認を得ていないことを口実に反対する。ヨンは王に決定の延期を進言し、清の使臣を迎えて行う王の誕生日祝宴の準備を開始。一方、東宮殿で世子に仕えることになったラオンは、世子専用の書庫を訪れるが、そこに姿を現したのはヨンだった! ヨンの正体を知って畏縮するラオンに対し、ヨンは2人でいる時は今まで通り友達として接してほしいと伝える。

6話:重臣たちの反対意見を封じ込めるためにある作戦を立てたヨンは、全国から妓生を集めて自ら舞の指導を行う。ラオンは記録係として常にヨンのそばにいるよう命じられ、次第に彼に対する想いに気づき始める。そうして迎えた宴当日、最後の踊りを任された妓生が王妃の陰謀によって姿を消し、ヨンは危機に陥る。ラオンはヨンを救うため、妓生の代わりに女性の姿で舞を披露。作戦は成功するが、ヨンはラオンの正体を疑い始め…!?

 

 

気になるキャスト

今回は、ヨンの血縁者中心に・・・

王様

キム・スンスが演じてます。

私的にはちょっと前に見た朱蒙のテソ王子の印象が強いんだけど、この王様はテソとは違って悪い心は全然ないみたい。

ただ、まだ分からないところが(もっと深い事情がありそうな)あるけれど、領議政から操られていて心を病んでいるみたい。

優柔不断な態度をとっているけれど、心の中では息子ヨンを思い信頼している。

とっても複雑な心情の持ち主ですね。

 

淑儀(側室)

チョン・ミソンが演じています。

優しくて慈愛深い人柄が良く出ていると思います。他のドラマ『太陽を抱く月』の国巫女とか『六龍が飛ぶ』のプニの母とかで見たことがあっえ、どちらかというと強い意志を持った役柄だったけれど、今回は控えめな感じですね。

残念だったのが、このドラマの時、役者年齢44歳・・・とっても老けて見えるというか、老けているのが残念・・・どうしてこの役にこの年齢の役者を持ってきたのか謎・・・

病気だったとしても王様との逢瀬の場面とか(王様役のキム・スンスも43歳だけど)ちょっと残念でした。

 

ミョンウン公主

(これより前の方(3話まで)が出番が多かったのだけど・・・)

お姫様特有の純真さと我が儘を併せ持ったキャラ・・・

美人好きな私は結構好感持ってます。

6話の途中で久しぶりに出てきたけれど、サムノムが代筆をした依頼人の想い人という設定だけれど、それがそうではないような微妙なニュアンスです。

ポッチャリ姫は特殊メイク(人口肌)とファットスーツでできあがってるけど、頬っぺたがあまり動かなくて違和感がありました。綺麗な人だけに残念・・・これだけ綺麗な役者さんを持ってきてるから、今後痩せて本来の姿でハッピーな展開になると良いな♡

 

ヨンウン翁主

ヨンの異母妹。ホ・ジョンウンちゃんが演じてます。この時、9歳。『オーマイクムビ』とか『華政』とかで見たことがあるんですが、子役でもとっても達者だけど自然・・・

口がきけないみたいな役です。だけど筆談でサムノムに母の文のことを頼んだりして健気で賢い子です。

これからの展開に絡んで来るのかしら?

 

印象に残ったエピソード

今回も、思い出したところだけ(いつもやってた見直しながら整理するのはしなくて)ピックアップします。

 

ヨンとサムノム

未だ、ヨンはサムノムを男だと思い込んでるみたいだけれど、詐欺師だと思っていたところから『イヌころ』と見下げた言い方をしてたけれど、サムノムから『友』と言われ、段々関係性が変わってきます。

ヨンが世子だということを明かした時のサムノムの馬鹿笑いとそれが本当だと気づいた時の狼狽え方がスゴク受けました。

サムノムの天然なところが可愛いですね。

サムノムがヨンに帽子を被せようとすると元々身長差がある二人でサムノムが苦労しているのに、ヨンがワザと背伸びして尚更被せにくくしてよろけたサムノムがヨンに倒れ掛かって胸元に手を置いて・・・二人の間にラブ的な気持ちが芽生えてきたのかなぁとちょっとドキドキします。

宴での踊り子に変身した女の存在とサムノムの関係に疑問を持ち、堀に転落事故からの救出場面では誰よりも早くダイブするヨン。当然ながら水中がっちりハグ・・・もうカッコ良すぎます・・・

お互いに意識し始めるけれど、禁断の愛(だと思ってるからなぁ)

 

サムノムとユンソン

落ち込んでるサムノムを気遣って仕事をサボる場所(やサボっても良いこと)を教える場面では『何も聞かない』姿勢で見守ってるのがユンソンの素な優しさが良く分かる。

でも『女の心中を察するのが男としての道理だ』と言われ一瞬慌てるが、最後までは否定しないサムノムはもう彼の前では宦官を装ってることを認めてるのかな?

街にサムノムをお供に出かけた時には彼女が見ていた女の衣装を買って、その後にわか雨からの手つなぎ雨宿り・・・手をちょっとだけ躊躇ってから握るところが可愛い。雨宿りの時に彼女を見つめて買った上着をかけてあげるユンソンは完全にラブモード・・・キュン♡

そして、踊り子逃亡中の彼女を茂みに匿った時の距離感・・・ドキドキする~♡それからの怪我の手当てから内官の服を持って走るところとかもユンソンが健気で・・・好感が持てます。

 

ヨンとユンソンの間でどちらかというとラオンの気持ちはヨンに傾いてるみたいだけれど、ユンソンは明らかにラブモード。ヨンは惹かれているもののはっきりとは分からない感じ・・・ヤキモキします・・・

 

淑儀の存在

7年前(回想で)淑儀は、実母から頼まれたと言って母を失ったばかりのヨンに泣くための胸を貸す・・・

病気になり、王から冷たくされて気落ちしている淑儀に『借りを返す』みたいなことを言って愛おしむようなハグをするヨン・・・

義母の立場の人なのに、こんなに信頼し合ってるなんて・・・不思議だけど、ヨンは淑儀を実母(実母とのエピソードもシミジミと良いんだけど)の存在に重ねてるみたいです。

王様は領議政側のいいなりだから、淑儀に思いやりある態度をとったり、ましてや文を取り交わすことも遠慮していたけれど、『あぶり出し』の技術を使ってとうとう真意を淑儀に伝えることに成功!毎日思い出の場所にやって来ていたとは・・・

 

悪意の人

王妃は、ホントに最低人間。

悪夢に苦しむ王様と別室で眠りたいとか、淑儀の文を運ぶサムノムに対して、いきなり『ビンタ!』したりとか、ヨンがお膳立てした使臣のもてなしの踊り子を出れないように画策したり・・・いつか罰が当たれば良いのに・・・

その父親の領議政は表向きは悪いことをしている印象は少ないです。

でも、誰もいないところでの王への態度は王が誰なのか分からない程です。マインドコントロールしてるだろう?

ヨンウンとぶつかったシーンでは相手が誰なのか分からないのにとっても優しい好々爺な感じ・・・

でも、ヨンウンちゃんは領議政のことはお見通しなんだよね。さすが・・・

 

政治的流れ

王様は過去の出来事の後悔から悪夢に悩まされる毎日で心を病んでいるみたい。ヨンは父を避けているようだったけれど父王から呼び出され尚膳の進言もあり(このおじさんいい仕事するなぁ)謁見する。

そこで親子の信頼関係がやっと芽生え・・・ホント、良かった・・・

便殿で王がヨンに代理聴政をさせたいと言い出した時もヨロヨロしながら現れたヨンが、結局、領議政達の言葉に操られず、最後はヨンの作戦通りに運ぶことができてホッとしました。王の期待したり失望したりする気持ちの起伏がスゴク分かり易く、見てる私も一緒にオロオロしたり誇らしい気持ちになったりしました。

使臣のもてなしを兼ねた王の誕生祝いの宴席も領議政も王を敬ってるような言葉を述べさせるシナリオに乗せて、スゴクうまく運んで(踊り子行方不明のアクシデントはサムノムのGoodJobのお蔭で切り抜け)ホント気持ち良かったです。やっぱりヨンはすごく頭が良い人なんだね。

しかし、領議政とその取り巻きは王様を利用して国を牛耳ってて王様は操り人形・・・しかも内官にもそちら側の人もいるなんて・・・

まだ、序盤だから、これからもっとドロドロしてくるのかしら?怖いなぁ・・・

 

メッチャカッコいい人

王の親友で護衛を務めるキム兄貴がカッコ良すぎる・・・

護衛隊長なのかな?兵達の訓練をして、弓の練習を的の前を歩きながら兵に弓を引かせるパフォーマンス。

射られた矢をギリギリで叩き斬るビョンヨンに女官達が大騒ぎ(『笠ビョンヨン』と呼ばれてることもここで分かる)・・・すると弓を弾いて(矢はつがえていないけど)女官達を脅かすヨン。

あきらかに嫉妬してるな・・・

ヨンから『自分が引き立つような訓練をして』と咎められるけど、『誤解です』と言いながらちょっと笑うビョンヨンが凄く可愛い。

でもヨンも矢を射れば前に射られた矢を貫くような満点なパフォーマンス・・・(チャン内官以外誰も見てないけど)

後、あぶり出しのカラクリにも気が付いたシーンも最高にカッコいいの・・・

気付いて小刀を投げつけて燃やそうとしたサムノムを止めたところ、すかさずテレポーテーションした(素早く飛び降りた)ところ、小刀で火を点けたところなんかもうホレボレします。『キム兄貴』と呼ばれてちょっと照れるところは可愛いしこのシーン最高です。サムノムだけじゃなく私も『キムヒョン大好きです』。

後、王様の誕生日の宴に護衛としてついている時一瞬出たのだけれど、ちゃんと内禁衛みたいな恰好をしてたのがこれまたキリッとカッコ良くって最高でした。

 

踊り子ラオン

王妃の差し金で王様の誕生日の宴(ヨンの企画力を披露するため)のパフォーマンスの最後を飾る踊り子が行方不明に・・・それでラオンが踊り子になって自らピンチヒッターを務める・・・

踊りは正直思ったほど上手ではなかったけど(サダンをしてたからなのか一度見た踊りは忘れないと豪語してたからどんなに凄い踊りなのかと期待してたけどね)、綺麗で可憐で・・・雰囲気はとっても最高でした。

ヨンが魅せられるんだな・・・この後、正体が知れないように隠すラオンだけどヨンは怪しんでるみたい・・・

そして、この装いをしてる場面を内官のおじさんが見てるんだよね・・・

領議政側の人っぽいんだけど・・・

 

デジャブな(これまで見たドラマに出ていた)人々

領議政キム・ホン=チョン・ホジン…何と言っても一目見て『イ・ソンゲだ』と思いました。『六龍が飛ぶ』の六龍の一人です。あの時はカッコ良かったのになぁ・・・今回は悪役です。『トンイ』のトンイのお父さん(剣契の頭目)とか『美賊イルジメ伝』のホンタイジとかにもなってました。

吏曹判書キム・ウィギョ=パク・チョルミン…『美賊イルジメ伝』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ペク・ドンス』『ホジュン~伝説の心医~』『イニョプの道』で見たことがあって今回で6回目です。割と重要なポジションなことが多いけど、お笑い担当な部分も多いです。今回はキム・ホンの腰巾着的な感じでしょうか?

 

まとめ

とても見易くて楽しめています。

主人公カップル(まだカップルではないけれど)以外にもビョンヨンというイケメンを発見したので嬉しいです♡

淑儀という王様の側室が出てきたし、王妃の底意地の悪い所もしっかりでてきたのでドロドロになるのかが心配なような楽しみなような・・・

まだ、26話中の6話までしか見てないので、来週の火曜までに見果せるのかが心配です。