オクニョ 運命の女 感想45話~47話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成31年3月9日~

全51話

放送年:2016年

放映テレビ局:韓国MBC

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:dTV

きっかけ:NHKで放送されているから

      イ・ビョンフン監督の作品だから

      今、dTVで見れる韓国時代劇の見たことがないものの中で一番話数が多いので

 

 

【あらすじ】

45話:王が意識を取り戻し、少し会話をするが、大妃が来たため、隠れるオクニョ。大妃は意識が戻っていないふりをしている王に、かつての所業は王のためであり、今後も王を邪魔する者は許さないと語る。チョンスとヨンボがチョン・マノを襲い痛手を負わせたことを知ったオクニョは典獄署に投獄されたテウォンに敵と闘う内に法で解決できないことを力で対抗するように考え方になってしまったようだと嘆く。ナンジョンの命で動き始めたチュ・チョルギがカン・ソノに警告し、チョヒに寝返るように誘う。チョヒから報告を受けたオクニョはチュ・チョルギの言葉を受け入れるように伝える。カビが産んだ子どもがオクニョだったことを調べ上げ、ナンジョンに報告するチュ・チョルギ。王は典獄署からテウォンを放免し呼び寄せて、オクニョを守るように伝える。

46話:チュ・チョルギはオクニョに迫ろうとするが、テウォンが現れ立ち去る。王からオクニョを守るよう命じられたテウォンは、オクニョに「男としてお前を守りたい」と告白。オクニョも彼と手を携えたいと答え、2人は思いを通わせる。テウォンは王からカン・ソノに会うように言われ、王命により私兵を訓練していることを知る。チュ・チョルギは、ナンジョンの命で、オクニョの出自を知るイ・ミョンホンを捜す。王はソン・ジホンらに世継ぎについて相談する。ジホンは、かつてのオクニョの予言を思いだし、徳興君の三男、河城君に会うことにする。オクニョの商団はナンジョンの商団を人参の取引で騙そうとしていたが、企てがバレてしまい逆に窮地に陥る。チュ・チョルギは、チョンドクやケトンを捕らえ、オクニョの母カビが死んだときの事を聞き出そうとし、さらにイ・ミョンホンを拉致、オクニョの父親が誰なのか答えるよう迫る。カン・ソノの元にイ・ミョンホン救出の相談に行ったオクニョだったが、オクニョが王女であることを現れたテウォンに聞かれてしまう。

47話:オクニョが王女だと知ったユン・テウォン。オクニョはテウォンに何も変わらないと言うが、王女様を守る資格がないというテウォン。ウォニョンはイ・ミョンホンを大尹派を排除することに利用しようと画策する。王は、朝廷の会議で明の使者と通じていた者を突き止める事を命じるが、ウォニョンが20年前の女官との逃亡事件の犯人イ・ミョンホンを捕え、通じていたカン・ソノの罪を罰するように訴える。オクニョの商団がナンジョンの商団を陥れるための計画がバレてしまったが、テウォンが明の商団の情報を手引きして窮地を逃れる。オクニョとカン・ソノは王に、ウォンニョンたちの悪行の証人がイ・ミョンホンだと伝え、王は、先王の毒殺計画を調べるとウォニョンに宣告。ウォニョンは、イ・ミョンホンとオクニョの殺害をチュ・チョルギに命じる。典獄署に投獄されているイ・ミョンホンは食事に毒を盛られる。オクニョはチュ・チョルギから呼び出されるが、カン・ソノ率いる私兵が迎え撃つ。

 

気になったエピソード

 

王の凛々しさ

王様が真心痛で意識不明になっていたけれど、復活してから、カッコ良さに磨きがかかった感じ。

もう、母親の告白(気持ちは変わらない)も聞いたことだし、強権を発動しても良いのに、根が優しいんだろうね・・・

テウォンを呼び出して『オクニョを守れ』と命じたところも、自分が守りたかったけれど、いつ死ぬか分からないし、テウォンを託せる男だと見込んだんだよね。

朝廷でおじさん達がワーワー騒いでいる時に『やめよ』『皆、静まれ』って言い放ったところなんか、ピカ一でカッコ良かったです。

ウォニョンが大尹派を追い詰めようと進言に来た時に、全く動じず(黙って聞いてるところが良い)『別の見方もあります』と言って、ウォニョンの意見を退けるところも、ステキ・・・ホント、王様らしくなった。

 

テウォンとオクニョ

王様に『オクニョを守れ』と命じられたテウォンが、そのことをオクニョに伝える。王様から後押しされた形になるわけだけれど、二人の会話を聞いていたら、『男として守りたい』と言うテウォンに『私で良いのですか』というオクニョで、『守る』の意味がいつの間にか『プロポーズ』的な感じがしてきたんだけど・・・

そして、想いが通じ合って、熱いハグ・・・テウォンがオクニョの顔を手ではさんだ時、チューするのかな?と思ったけれど、ハグ止まり・・・

やっと思いが通じたと思ったら、オクニョが王女だったと知ったテウォン。

突然聞かされて、戸惑ってはいたけれど、『火急の折なのでお気になさらず』なんて一応は言うんだよね。

そして、いきなり敬語使い始める。

オクニョに『身分など気にしないでください』そして『当分の間だけでも』と改めて頼まれて『お望みならそうしますが』って言った後はトンチャンが来たこともあって、普通にため口に・・・

ホントは複雑な思いがあるんだろうし、今後もややこしくなって行きそう・・・

 

元体探人対決

ウォニョンに雇われたオクニョの訓練もしていた元体探人チュ・チョルギ・・・悪い役だけれど、とっても存在感がある。元々演じてるソ・ボクシムさんが武術指導もする人だから一挙手一投足が決まっていてカッコいいです。眉毛の角度とか微かな目張りとかで悪役度アップしてる。

対して、元体探人としては頭だったカン・ソノ・・・この人もなかなか決まってる。テウォンがオクニョの(王女だった)ことを知ってしまった時もワンクッション置く役を引き受けたりして空気呼んでるし、チュ・チョルギに呼び出された時に部下と共に現われ、刀を構えた時は素晴らしくカッコ良かった。

 

大人の(滑稽な)恋模様・・・

ヨジェの盲愛

重々しいシーンが多い中、笑ってしまったのは、ヤン・ドングがヨジェに酔わされて、一夜を共にしてしまったこと。

客たちに夫婦になると言いふらしていると聞いたヤン・ドングが、慌ててヨジェの元に駆け付けると、デレデレで迫るヨジェに困り切っているヤン・ドングの対比がとってもコミカルで面白かった。考えたら、ヨジェはちょっと嫌われ過ぎだけど、憐れさを感じさせない二人の熱演がツボ・・・

 

チョングムの涙ぐましいごまかし

月のものが来て、妊娠していなかったことが分かり、なんとか再び懐妊したいとお札まで手に入れたチョングム。

だけど、女中頭スングムが(この人ホントに底意地が悪い)お札を見つけたり見下した物言いをする。

そこに現れたのが、ウォニョン・・・チョングムがウォニョンにスングムのことを言い付け、ウォニョンに叱ってもらい、その後思いっきりベタベタと甘える。(ウォニョンも満更ではなくデレデレしてるのが面白い)チョングムは言動が変だけど、人を傷つけるようなことはしないので、私的には不幸になって欲しくはないんだよね。

 

オクニョ商団

忘れてならないのが、人参騒ぎ・・・

ナンジョン商団に策略がバレて、大失敗かと、計画や実行を担ったチョン・ウチやチャン・ソンプン達が可哀想だと思っていたら、テウォン情報のお蔭で捏造していた明の買い付けがホントの話になり、大逆転・・・(ナンジョン商団の人参を買いに来た人物がオクニョ側の人なのかイマイチ分からなかったのが残念だけど・・・)

 

ミン尚宮の死

拷問を耐え抜いたミン尚宮だったけれど、何故かイ・ミョンホンのお世話役をすることになり、そのためにイ・ミョンホンは拉致され、自分は殺されてしまう・・・ホント、イ・ミョンホンのところに行かせた意味が不明です。(前に逃げる途中で反物を買いに寄り道した謎も未回収なのに・・・)

 

終盤に入って、オクニョとテウォンの気持ちが完全に通い合うようになったかと思ったら、オクニョの出生の秘密をテウォンが知ることになりことは複雑に・・・

病から復活した王様のカッコいい成長も見れて良かったです。

47話の終わりは元体探人対決とイ・ミョンホンの毒殺の企て・・・続きが見たくてたまらないけれども、グッとこらえました。(ブログにまとめ切れなくなるので)・・・