キム・マンドク~美しき伝説の商人~ 感想1話~5話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成31年4月21日~

全30話

放送年:2010年

放映テレビ局:韓国KBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:GYAO!

きっかけ:ト・ジハン君が出ているから

      GYAO!で配信が始まったから

 

2週間前にGYAO!で配信が始まって、1話は無料配信がしばらくは見れるみたいだけれど2話以降は期間限定になってます。

で、2話が今日までの期限なので、見とかないとと思って視聴を始めました。

 

第一印象

このドラマ、facebookのグループやブロガーさん達の記事でも見たことが無かったんです。

主役級の役者も知らない人だし・・・だから、私の見たいものリストに上がることもありませんでした。

でも、地上波で今年の2月22日から4月4日まで放映されてて、たまたま初回をチラッと(例によって勤務前のバタバタしてる時間)見たんです。

 

その時の印象・・・タイトルロールの主人公がオバちゃんだな・・・

子役が既にオバちゃん(っぽい)・・・そして、小賢しい感じ・・・

で・・・無理だなと思って、それ以上見る事はありませんでした・・・

 

イケメン見たさ

しばらくして職場で『花郎(ファラン)』の話題が上がった時に、ふと大好きなキャラ『パンリュ』を演じてたト・ジハン君の話題になって、『彼カッコ良かったよね』と思い出して、『他にどんな作品に出てるんだろ?』と思って調べたら、『キム・マンドク』に出てたことが分かったんです。

私が2月に地上波放映版をチラ見した時にはそのシーンは見逃してました・・・

『花郎』の彼のもう少し若い時の姿はどんなだったんだろう?・・・それが見たい・・・

と、思った時に折よく、その『キム・マンドク』がチュモンを見終った後に始まった・・・

今回の視聴動機はただそれだけです・・・

 

【あらすじ】Gyao!から転載です。

1話:18世紀半ばの漢陽。身寄りのない孤児たちと一緒に養成所で暮らす幼いホン(後のキム・マンドク)は、商売の真似事をしては師匠のキム尚宮から怒られていた。そんな中、専売商人の大房カン・ゲマンは、清との大規模な絹の取引に猛反対するキム尚宮を追放しようと画策する。それを知ったホンは、養成所の閉鎖を防ぎたい一心で闇商売に手を染め、役所に連行されてしまう。

2話:密売の罪で平市署主簿のキム・ウンリョルに連行されたホンだが、刑曹判書チョン・ドウンの息子チョン・ホンスが代わりに刑罰を受ける。ホンとホンスは親しくなるが、ホンスを密かに想っているホンの親友マクスンは嫉妬を覚える。そんな中、贅沢禁止令によって危機に陥ったカン・ゲマンは、絹をキム尚宮に盗まれたように見せかけて密売するため、ホンを店に引き込む。

3話:絹の密売現場に踏み込んだキム・ウンリョルだが、あと一歩のところで証拠は隠滅されてしまい、オ番頭が部下の口を封じたところを見たホンは気を失う。カン・ゲマンは密売の真相を知るホンを始末しようとし、キム・ウンリョルは事件の目撃者であるホンを捜し回る。ホンの身に危険が迫っていると感じたキム尚宮は、養成所の閉鎖を決意し、子供たちと涙の別れを果たす。

4話:カン・ゲマンとキム・ウンリョル両者の追跡から逃れるため、キム尚宮はチョン・ドウンに13年前の事件と引き換えに取引を申し出る。だが、オ番頭の執拗な追跡にキム尚宮は重傷を負い、キム尚宮とトンアを救うためホンは捕らえられてしまう。マクスンやホンスの協力で密かにカン・ゲマンの屋敷を脱出したホンは、トンアと約束したキム尚宮の故郷である済州を目指す。

5話:済州に渡ったホンは、東門問屋の大行首コ・ソクチュのもとで商才を発揮するが、不法販売の罪で追い出されてしまう。行き場を失ったホンは、ホンスの協力によってカン・ゲマンのもとを脱出して済州に来たトンアと再会するが、キム尚宮の死を知らされ、深い悲しみに陥る。一方、ホンの才能に目を付けた行首妓生のミョヒャンは、ホンを自分のもとに置こうと策を講じる。

(動画配信サイトのあらすじなので、各話の最後が端折られてます)

 

登場人物

まだ、主要人物は子役です。

キム・マンドク・・・この時代は『ホン』と呼ばれています。シム・ウンギョンが演じていて、どこかで見たことがあると思ったら『太王四神記』のスジニの子ども時代で見たことがありました。このドラマの時16歳・・・う~~~ん・・・女の子で16歳って殆ど大人と言って良いんじゃないでしょうか?なのに、ドラマの中では、子ども扱いされてるし・・・ちょっと不自然だなぁ・・・『太王四神記』の時は13歳だったので、そこまで違和感なかったんだけど・・・ちょっと残念かな・・・

そして、この子(子と言って良いのか?)が、とにかく好奇心旺盛で、じっとしていられない人物・・・正直、そんなに動かなくてよいのにとか思ってしまいました。ずっと被っている被り物(耳あてなのかな?)も今まで見たドラマの誰も被ってるの見たことないアイテムなので違和感・・・

こういう性格の子、正直苦手なんだよね。私・・・

チョン・ホンス・・・この人も子役で、今回視聴のきっかけになったト・ジハン君が演じています。やっぱりルックス抜群です。このドラマの時の年齢19歳・・・それほど違和感はないかな?(そもそもこのドラマの年齢設定がわからないし・・・)子ども扱いはされてないしね・・・

世間知らずな正義感の固まりなお坊ちゃまが良く似合います。そこまでしなくてもと思うぐらい優しいんだよね・・・良い感じだけど、子役時代だけなのが残念・・・しかし、ヒロインが『ホン』、ヒーローが『ホンス』ってネーミングなんとかならんかったのかな?

マクスン・・・この人も子役・・・チュ・ダヨンが演じていて『チャングム』とか『チュノ』とかで見ているはずだけど記憶にありません・・・この子の場合は15歳だったんだけど、なぜか違和感ゼロ・・・子役がピッタリ。

可愛い部分と、ブラックな部分の対比が良く表現されていると思いました。複雑な感情の持ち主だね。

ブラックな時は、自分をいじめる商団の女を陥れる手腕を見せたりして、表情も底意地の悪さを醸し出してる・・・

トンア・・・クァク・チョンウクが演じていて、『善徳女王』に出てたみたいだけど記憶になくて、お初な感じです。この時20歳・・・よくある二番手男だな・・・なかなかのルックスで、主人公を一途に守ろうとするナイトです。

後目立っていたのが

お師匠様(キム尚宮)・・・コ・デュシムが演じていて、一目見て『ホジュンのお母さん!』と気が付きました・・・テレビでこのドラマの初回を見た時に吹き替え版で見てて、とても低い声で常に怒ってる様な命令口調だったのが、受け付けないなぁと思ってしまいました。5話まで字幕で見たら慣れてしまいましたが、ホジュン母とのキャラと全然違くてビックリしました。

 

もう、エピソードを根掘り葉掘り書くのはやめて、ホントに感じたことだけ書きますね。

(そう言いながら、もう記憶が飛んでるけど・・・)

 

全体的に、

ちょっと、今並行して見ている『オクニョ』と被るところがあるかなぁ?

自分の出自が分からない天真爛漫な女主人公とか、私腹を肥やしている両班達とか悪徳商団とか、正義感の強いお坊ちゃまとか・・・

オクニョを見終ってから取り掛かれれば良かったのだけど・・・仕方ないね・・・

 

ラブライン

早くも、ラブラインっぽいシチュエーションが・・・

ホンス君が優し過ぎるんだよね・・・

ホンと会うよりも前に、マクスンに出逢ってて、泣いてるところに優しく襟巻をしてあげたりして・・・こりゃ、惚れるわな・・・

ホンス君と親しくしているホンを見て嫉妬するのも頷けるよね。

 

行きがかり上、捕えられたようなものなのに、ホンの棒たたきの刑を代わりに受けたりしてる。

ちょっと、お人よし過ぎる感じもするなぁ・・・

それに対しておじぎ一つで帰って行くホン・・・

 

ホンス君の温めの術が、逃亡中のホンにも・・・

自分が着けていた『マフ』みたいなものをホンの腕にはめてやる・・・

それを見ていたマクスンが可哀想と思ったのだけれど、すかさずホンが筒の片方にマクスンの手をいれてやり、にっこりするマクスン・・・

ホンスもホンもまだ、強く意識はしてないみたいだけれど、マクスンははっきり意識してるから、ホンが優しさを発揮して嫉妬を増幅させないで済んで良かったネ。

 

そして、トンア兄さんもホンを大事に思ってる・・・恋だとは思ってないみたいだけど・・・

ホンのピンチに助けに来るんだよね。オンブも何回もしてくれて・・・

 

そして、誰も意識していない主人公、ホン・・・罪な女・・・

 

マクスンはホンスへの恋とホンへの友情の間で揺れ動く。恋敵として見た時は冷酷にもなる・・・

 

そんなホンとホンスは、書房の倉庫で隠れようとした弾みで軽くチューしてしまう♡その後、ちょっとドギマキしてる二人が初々しい♡

そのドギマキシーンを見て、嫉妬メラメラなマクスン・・・

 

養成所を解散するキム尚宮。蔵の中で身を潜めていたホンが様子を覗っていると、ホンスが訪ねてくる。ホンに逢いたいと言うが、逢わせないというホン尚宮に、『ホンに伝えてくれ』と言って(多分聞いていることに気付いているんだな)『大切な人だ。自分に力がついたら、握った手を放さない。』と伝える。陰で聞いていて涙ボロボロなホン・・・

 

全体的なイメージとして

良い人と悪役が割と分かり易いですね。

分かりにくいのはマクスンくらいかな?

主人公も相手役も未熟で中途半端なことしかできない感じだから、もどかしい・・・

 

ホンス君キュンキュンシーン

何も知らないお坊ちゃまなホンス君が可愛い♡

科挙に受かって、さっそく町を歩いてみたいとお付きにねだるところ。

ホンにつき合って、米を売ることになったけれど、小さな声で『米を買いなさい』だって・・・

命令してどうすんの?

そして、『うるち米』を知らなくてホンに訪ねてる・・・あぁ可愛い・・・

 

商人の力

お師匠様と再会するための約束の場所済州島へ渡ろうと塩から売りの手伝いをして、密航・・・

商団の手伝いをするようになり、白粉と匂い袋のコラボ商品を売り出して成功と、ここに来て証人としての才覚が現れてきた・・・

この辺り、昭和の名作『あかんたれ』とか思い出します。(年がバレルなぁ)

 

妓生候補

ホンとトンアは、やっと離れたと思った済州島だったが。転寝した後目を醒ますと、見えたのは再び済州島。

妓房の行首に気に入られたようだけど・・・この人も凄く怪しい人物に見える。

 

帳簿の行方

拷問されてダメージを受けたトンアが(もうダメかと思ったんだろうな)キム尚宮が切り札にしていた帳簿のことをマクスンに伝える。

『俺が死んだら』って言ってるのに、(まだトンア生きてるのに)さっそく帳簿を手に入れたマクスンは、一旦は、言われたとおりにキム・ウンニョルに渡そうと持ってきたけれど、チェ・ジェゴンと会話してるのを見てやめてしまう。そして、破って釜戸にくべたりしてる。(『何やってんのー!』って叫んでしまった私。)途中で中身を見てしまって驚愕してるけど・・・どうするんだろう?

 

数々の謎(納得いかないこと、理解できないことが満載です・・・)

謎1

マクスンはお師匠様の元を飛び出して、カン・ゲマンを頼ったとか言ってるけど、ゲマンの部下のオ番頭のことを『叔父さん』とか言ってるし、相関図にも『姪』って出てる・・・

ホンとは、親友って設定みたいだけど、番頭が叔父さんなら、最初からお師匠様に付かなければ良かったのでは?番頭の姪にしては、他の女店員に馬鹿にされたり番頭から辛く当たられたりしてるのはなぜ?

 

謎2

お米を炊くたびに一握りづつ貯めて、それを売って現金にするというのをマンドクがやっていたけれど・・・

・一度買ったお米を再度他の人に売ったとして、最初の購入価格よりも高くなるの?高く買う人とかいるの?

・一日何升とかで配給されるとかで決められた分量を炊くって決まっているのなら、話は分かるけれど、マンドクがいる寄宿舎みたいなところでは、日々買って来るとか配られるとかじゃなくて、ある程度まとめ買いして保存してあるところから『今日、炊くご飯』って計って炊くと思うから、いちいち一旦計った物から一握りを他の容器に移して貯めておくって考えにくい・・・

母が済州島出身という伏線のつもりかしら?

 

謎3

絹の移動を任されたホンが騙されて捕えられた時、一人縄を解いて盗賊を追いかけていく。それだけでも無謀なのに、絹を取り戻そうと争いの中に入っていって、人質になってしまう・・・

自分を捕えた相手に噛みついて逃げたけれど、更に『絹を持って行かないと』とか言ってキム・ウンニョルに噛みついてまで燃え盛る中、絹に執着して結局たった一反持って逃げている。

この行動の意味が全く理解できません・・・私がアホなのかしら?

 

謎4

ホンの父と母は、はっきりとしたシチュエーションが出てこないからそもそもの関係性が分からない・・・

流刑地で、女に手を出して孕ませるようなことをしても良いのだろうか?

父は、孕ませたことを知らないみたいだけれど、いくら大きな夢があっても、コトをしておいて、放っておくとかあり?

その後は、真面目な(真面目すぎる)人物となり出世しているみたいだけれど・・・

 

謎5

ホンと生き別れたキム尚宮はトンアを都に残し、自分はホンが行きそうなところを捜すと言って旅立ってしまう・・・だ・か・ら・・・・・・ホンはキム尚宮との約束で済州島に行ったでしょうが!アホか・・・(後で、トンアからホンスに『済州島で逢おうと約束した』って言ってるし・・・)

そして、キム尚宮が敵の矢に射られて死んだとかカン・ゲノンがチョン・ドウンに報告してるんだけど・・・そんな事実あったの?場面がないのに、話だけって・・・

それをまた、陰で聞いてて、真に受けるホンス。更にトンアに伝えて、更に更にトンアからホンに伝える・・・意味が分からない・・・

 

今は、謎が多過ぎるけど、徐々に謎が解けて納得できるようになったら良いな・・・

 

ツッコミ

商売のお師匠様がキム尚宮、ホンの実の父がキム・ウンニョル・・・他人なのに、同じ苗字とかややこし過ぎる・・・キムって苗字が多い国ってわかるけど、それぐらいは分けて欲しかったな・・・

 

デジャブな(今までに見たドラマに出ていた)人々

今回は主役級の人たちはお初な人が多いけど、それ以外の主要人物にはデジャブな人多いです。

カン・ゲノン=キム・ガプス・・・『推奴』『済衆院』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『イニョプの道』『チョン・ウチ』で見たことがあって、ほぼ偉い人で悪人です。

オ番頭=キム・マンドク・・・『インス大妃』とか『必殺最強チル』とか朝鮮王朝時代の作品4つを見たことがあります。この人も大体ちょいワルな感じ・・・

チョン・ドウン=キム・ビョンギ・・・『朱蒙』『階伯』『ホジュン~伝説の心医~』で見たことがあるけど、凄くインパクトが強くて、トップに近い高い地位にいる人の役ですね。悪役も良い役もあり。

キム・ウンニョル=チェ・ジェソン・・・『大王の夢』『朝鮮ガンマン』で見てました。大王の夢ではケベクだったんだよね。今回、良い人みたいです。

 

男性の偉い人って、大体デジャブありまくりだけど、女性はデジャブが少ないんだよね。

でも、今回はありま~す。長くなるから次回のブログに・・・

 

取り敢えず、5話まとめでブログUPしたけど、明日からは仕事のため、そんな時間なくなるだろうな。キリ良い感じでまとめられると良いな・・・