視聴期間:平成31年2月1日~4月13日
全81話
放送年:2006-2007年
放映テレビ局:韓国MBC
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:GYAO!
きっかけ:facebookのグループで良く話題になっていたから。
GYAO!で配信が始まったから。
とうとう、最終話まで完走しました。一気に最後まで見てしまいました・・・
が、ブログに上げようと書き始めたらなかなか。まとまりません・・・
どうしてもの印象に残ったことだけ・・・だけと思っても厳しい。
【あらすじ】(BSフジのあらすじのリンク貼っときます。)
印象に残ったエピソード
ユリの恨み
ユリと対面したチュモンが驚きながらもとても嬉しそう・・・
なのに、『なぜ、母と私を捨てたのか?』と恨み言をいうユリ・・・
ユリの気持ち分かるわぁ・・・
小さい時から怖い辛い思いしながら耐え忍んで生きてきた原因は『父が母を捨てたから』と思い込んでるんだもんな・・・
ソヤがユリに早めに真実を伝えれたら良かったのにね・・・
『すべて私のせいだ。償いきれない罪を犯した』しか言わないチュモン。
言い訳はしないんだな・・・『償いきれない』ということは、当然許してもらえるとも思ってないんだな・・・
でも、ユリの訴えに大きな涙一筋流すチュモンはせつないね・・・
どうしようもなかったかも知れないけど、ソヤとユリに対して罪がないわけじゃないからなぁ・・・
ソヤとの再会
オイやムゴルが『自分たちが行きます』と言ってもチュモンは『自ら行かなければ』と言い張ってソヤを捜しに行く・・・
そして、洞窟の中でソヤを発見・・・
瀕死の状態で一時意識を失ってたソヤだけど、チュモンが現れると一旦意識を取り戻して『陛下』って・・・
再会できてホント良かった♡
ソヤの頬を手で挟んで安堵して涙するチュモンだけれど、再び意識を失うソヤに想いっきり狼狽える・・・
もう、このまま死んでしまうのかと思ったけれど、宮に連れ帰り『何としても死なせるな』と侍医に命令するチュモン・・・
ソソノの葛藤
ソヤが生きていて、チュモンが捜しに行った事を知った時、凄く複雑な顔をしてる。
子ども達を呼んで、ソヤとユリのことを話し『温かく迎えるのよ』と言い聞かせる。
そして、意識不明なソヤの寝室に来て、傍に座って『目の前の現実を素直に受け入れようと思います』と語り始め、ソヤの手を握って『大王がソヤ様の回復を待ち焦がれています』『早く良くなってください』と涙を流す。
これは、ホントに凄いことだね・・・できないよ普通・・・超越してる・・・
ピリュの本音を聞いて涙を流し、ピリュの気持ちを考えていなかった自分を反省する。
ユリを諭すソヤの言葉を陰で聞いててピリュの言葉を思いだし涙ボロボロなソヤ。
『母として息子のことを何もわかっていなかった。どうしたらピリュを救ってあげられるのでしょう』と父ヨンタバルに打ち明ける・・・
そして、決断!
ソヤの葛藤
意識を回復したソヤの傍にチュモンが現れると『また、陛下のお荷物になってしまってお許しください』というソヤ・・・
『私に機会を与えてくれ。罪滅ぼしをさせてくれ』というチュモン・・・
会話はそこまで・・・
結論がでないんだよね・・・もどかしい・・・
ソヤもそんな(宮に入ってチュモンの妻として扱われる)つもりはなかったのかも知れないけど、成り行き上そうなってるし、病床にあるからどうしようもないんだよね・・・
でも、愛する人との再会は嬉しくないわけはないよね・・・
回復して初めてのチュモン達の凱旋を迎えた時、『プイン(婦人)そなた(みたいな意味かな?)』って呼びかけるんだよね。字幕には『ソヤ』って名前呼んでることになってるけど、
部屋で二人っきりになって、『ユリを強健に育ててくれてありがとう』と声をかけるチュモン。ユリのことを褒めちぎってる。ソヤの手を握り『わしは一生かけてユリとそなたに対する罪を償いたい』って言うと涙を流して『陛下』って言うソヤ。見つめ合う二人。でも、会話はそれだけ・・・
分かりあってはいるみたいだけれど、感情表現と会話が少ない二人だから、見ててモヤモヤする・・・
ユリに『私達の存在が高句麗に混乱をもたらすかも知れない』
『万事に身の振り方を正して絶対に陛下にご迷惑をかけないように』と諭すソヤ。
ソソノが高句麗を出て行くと聞いて『いけません』『私が出て行きます』と伝えるソヤ。
でもその後はソソノの言葉を聞くだけで言葉が出ないソヤ・・・
ソヤは、ずっと状況に流されてきた人だからなぁ・・・自分で決めたのは、チュモンが扶余宮から救い出そうとした時に、ユファが病気だから傍にいたいと拒否した時ぐらいじゃないかしら?
その辺りがソソノとの違いかなぁ?
息子達
ピリュ
ソソノの子ピリュは、弟オンジュからユリの存在について尋ねられ、『お前に兄が私に弟ができただけだ』と伝え、実際にヒョンボに連れてこられたユリを前に『これからお前を私の弟だと思って大切にする』という。
でも、この時の表情が、明らかに上から目線・・・『私が年上だというから』ってところが・・・
ユリもオンジュも野心はなかったみたいだけど、ピリュだけは長子という立場から複雑な思いがあったんだよね・・・
ヨンチェリン達から唆され、謀反に加担することに・・・
先頭には立ってないけど、その場に来て傍観してるから同罪だよね・・・
チュモン殺害を企てたピリュをしかるソソノに『怖かったのです』
今までの自分の努力が無駄になるのが怖かったと・・・
自分の考えをソソノに訴え涙するピリュ・・・
でも、戦闘シーンでユリを助けたりしてる。根は良い子・・・
ユリ
鉄器工房で働き、職人の宿舎で寝泊まりするユリ・・・
父チュモンを恨んで宮に来たのに、王子になることを受け入れるって不思議だなぁ・・・そして、馴染めないって・・・
鉄器工房の宿舎が放火されてユリが中にいると聞いて、激昂するチュモン・・・焼け死んだと思って物凄く打ちひしがれている姿は憐れ・・・どんだけユリ命なのか・・・
だけども、ユリは刺客を捕まえて無傷で現れるんだな・・・そして、認められるようになる。
書庫で建国過程に関する書物を読むようにチュモンから言われたユリは徐々にチュモンに対する誤解を解いていく。
と、言うかチュモンの傍で過ごすようになり自然に理解するようにもなったでしょうね・・・
後継者のこととか母の扱いとかについては言及しなかったのは逆に不思議でもあるけど・・・
扶余の人たち
クムワ王、退位してからまともになったみたい。
ユリを再会させるチュモン。
クムワもユリに逢い、自分の罪を謝っていたけれど生きてるユリに会えて良かったね。
刺客に襲われ、抵抗するが短剣で刺され致命傷を負うクムワ。
この時に一緒にいたヨンボが父を守ろうとしての必至の殺陣が凄くマル。こんなにカッコ良かったんだ・・・♡
宮に戻りテソや王妃に看取られて息をひきとる。
臨終の時の王妃の言葉が良かったな・・・あれだけ冷たい関係だったのに、あんな風に落ち着くものなんだな・・・
テソには『高句麗と共に漢と戦え』と遺言する。
テソは、クムワ王の死後、改心したように良い人になる・・・
自分から、高句麗との同盟を申込みに来る。劣っている扶余の備えについても素直に伝える。(チュモンに対して敬語を使っている。)
その後、高句麗・扶余連合軍は遼東軍に大勝する。チュモンを見て頷くテソの顔がすっきりしてて、ホント良かった。
ケルの人たち
チャンスが刺客の侵入の責任をとらされ投獄される・・・
これまで、ヨンチェリンの息子ながら、正義の人だったのに、惜しいなぁ・・・このことが、ヨンチェリンの反意のきっかけになるんだな・・・
ヨンチェリンやヤンタクは邪な考えを持つようになるけれど、
ヨンタバルは、全体を見て、スゴクまともなことを言ってくれる爺ちゃん・・・
正義のためなら血を分けた妹でも容赦しない・・・
けど、謀反に加担したピリュは許すんだな・・・ソソノも・・・母としての役目ができていなかった自分に気付いてしまったから・・・
ブロマンスな二人の別れ
大声で別れを惜しむヒョッポと淡々としている中に哀しみを堪えているサヨンの二人の別れのシーンもせつなかった・・・『私達の関係は変わりません。私は死ぬまで護衛大将を忘れません・・・』く~~っ!
チュモンの贈り物
チュモンは、高句麗を離れるソソノに着いていって欲しいとモパルモに伝える。ずっとずっとチュモンと信じ合い支え合って来たモパルモだから、ホントに辛かった(直ぐに泣き出しちゃった)と思うけど、チュモンの頼みならと、子どものように泣き崩れ、嘆きながらも受け入れる姿がせつなかった。
辛い三角関係
まず考えられないようなシチュエーションの三人・・・(ましてや後継者問題も絡んでる)で、誰が良くて誰が悪いとかもないし、チュモン、ソソノ、ソヤの三人とも性根は真っ直ぐだから、ホントに複雑・・・
そもそも、惹かれ合っていたのは、チュモンとソソノだけど、すれ違ってしまった後、チュモンはイェソヤにも心をやり、三人が複雑な関係になってからは、多分恋愛感情と言うよりは義理の要素も含まれてたんだと思うんだよね。
葛藤はあっただろうけど、チュモンとの幸せだった頃のエピソードをお互いに振り返りあい、『陛下の心の中に私がいるだけで幸せです』ときりをつけるソソノは潔いね。
扶余宮で繰り広げられた、王妃とユファ妃の葛藤や、王子同士の葛藤を嫌という程味わってきたチュモンが『権力争いのことなら自分が責任を持って対処する』と言ったけれど、ソソノは『新たな朝鮮の領土を広げたい』との言葉で皆を納得させる。
結局、チュモンがソソノの旅立ちを容認し、大事な大事なモパルモを同行させ、ソソノの一行を馬で追いかけて遠くから見送るという行為が、別れはしたけれど、強い思いを感じさせたし、収まるところに納まる大団円だったのかなと思いました。
戦闘シーン
遼東軍との闘いでは、馬車とかカタパルト(投石器)とか一度に何本もの槍(矢?)が発射できる機械とか出てきて、凄い迫力がありました。
そして、チュモンはファン・チャギョンを仕留めるために、超人的な凄いジャンピングを見せてくれました。
欲を言えば、チュモンの名で表されているヘモス直伝の弓の技を見たかったな・・・
最後の戦闘なので、名前がある一人一人の武士が殺陣も顔も映って嬉しかったです。ナロでさえカッコよく映ってたのにフクチ将軍が分からなかったのがチョット残念・・・
残念だったこと
ソヤの存在
終わりが近づくにつれ存在感が薄くなってた。
ソソノがいなくなる前にソヤと二人で話す場面は、お互いに相手とチュモンを思っての言動で、手を握り合いながら涙を流していたけれど、ソヤの強い意志とかは感じられない。
ソソノを見送る時に少しだけ服装が変わったけれど、ソソノに比べると控えめで彼女の立場を最後まで表してたなぁ・・・そういえば、本気で着飾った姿見たことなかったかも・・・
ムゴルの死
次々に味方を獲得してチュモンサポーターが多すぎて今一つ印象が薄い方の彼なんだけど、臨終のシーンではしっかり尺使ってた。最後の最後で何も死ななくても良いのに・・・って思った。
納得いかないシーン集(最終話近くなって変なシーンが続出…)
重要人物がつじつまの合わない言動をしてるところとかあって、納得いかない部分がありました。(そんなの必要あんの?)
※ユリがチュモンに恨み言を言った時、ヒョッポがチュモンを庇うけれど、
これ、ヒョッポは、『ヒョント軍を追い出した時、お二人が戦乱に巻き込まれ亡くなったと思っていたのです』って言ってるけど、事実と違うよね・・・
ホントは、扶余との闘いが一段落した後、扶余に義援したいと思ったチュモンの代わりにソソノが扶余宮を訪れた時にユファに抜け道の地図を渡して、その直後にテソの策略をしったユファがチュモンにその事を知らせようとソヤとユリを連れて逃亡して、その途中、ソヤとユリはファン大人にヒョント城に連れて行かれて幽閉されてた(ファン大人はソヤだとは知らず、ただ女として気に入っただけ)のに、勝手に死んだと思われてしまったんだよね・・・
扶余からの追っ手には追われてたけど・・・戦乱とかではなかった・・・
証拠もないのにソヤもユリも死んだと思い込んで葬儀までした後に、ヨンボがソヤ生存説を伝えたのに、チュモン側は信じてなかったし・・・
その後、ようやくヒョント軍を追い出し、戦乱の後、城内を捜してたけど、プブンノ一人に捜させてたし・・・
ヒョッポは、この期に及んで、何嘘言ってんだ!
※ソソノはチュモンに『ソヤ様が回復されたら、私はソヤ様に王后としてお仕えします』って言うんだよね。
だ・け・ど・も・・・『ソヤ様が回復』しても、いつまで経っても、地味な服装のソヤ様に対して、ソソノ様は、出て行くその日までいつも着飾った出で立ちで皆からも『王后様』って言われ続けてたんですけど・・・
※鉄器工房の宿舎が放火で焼け落ちた時、中にいたユリが一人だけ逃げ延びて、宿舎で寝ていた者達が全員焼死したのに、刺客を連れ帰ったことで、鼻で笑うドヤ顔はどうよ?
※ソソノが側近達に高句麗を離れる決心を話してた時にケピルが『王子様達のためなら高句麗の太王に即位させる方法を探すのが死んだウテの恨みを晴らす事になるのではないですか』なんて言ってるけど、そこでウテを持ち出すのは違うと思うし、そもそもウテの恨みって何?誰に向けての恨みがあったの?