ホジュン~伝説の心医~ 感想100話~104話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:1回目:2017年12月31日~2018年1月8日

      :2回目:2018年5月4日~2018年8月7日(たまに見た)

      :3回目:2019年31年2月1日~

 

全135話

放送年:2013年 MBC

放映テレビ局:韓国MBC

視聴方法:スマホ・PC・TV

コンテンツ:dTV・TVQ

 

きっかけ:1回目:多分、直前に『馬医』を見ているので医療物つながりで見始めたんだと思う。

      2回目:テレビで毎日放送されていて、出勤前のバタバタしてる時間に横目でチラッとみることがありました。

      3回目:dTVの配信期限が2月28日までなので、見れなくなる前にもう一度見ておきたかったから。

 

あらすじ(手抜きだけど)も載せてる、感想があらすじみたいになってしまう・・・

今日は、ホントに感じたことだけ書こうと努めます。

 

5話セットで『側室の確執と兄との和解』

【各話タイトルとあらすじ】(タイトルは『dTV』から、あらすじは『TVQ』から転載しました)

100話  「仁嬪の懐妊」

仁嬪に男児をと言われるドジ。恭嬪には2人の王子がいるが、王妃に子供がいないため、仁嬪が男児を産めばその子が王になる可能性もあることから仁嬪も必死だった。同じ頃、ホンチュンはオグンから求婚され、2人は周囲に祝福されて結婚する。一方、内医院では仁嬪が優遇され、恭嬪には質の悪い薬しか回って来ず、医女たちがもめていた。

101話  「側室の兄たち」

恭嬪が仁嬪から門前払いにあったと聞いて、恭嬪の兄は怒り心頭。その後、妓房でジュンと一緒の恭嬪の兄は、ドジを連れた仁嬪の兄ゴンリャンと鉢合わせし言い争いになる。恭嬪を心配するジュンに、母は「時が解決してくれる」と助言する。その頃、ソクは使い込みが発覚しそうになり、ドジを頼るが相手にされず、渋々ジュンの家を訪ねるが…。

102話  「不安な処方」

再び恭嬪が倒れ、薬草を求めて地方に行くことにしたジュンは、出立前にチョンスを訪ねてソクのことを善処してほしいと頼む。留守中、恭嬪を診るチョン奉事はドジに相談するが、ドジは的確な指示を出さない。間もなく、恭嬪は危篤となり、チョン奉事が鍼を打とうとしているところにジュンが戻ってくる。そして、治療の指示をドジがしたと知る。

103話  「呪いの儀式」

ジュンの治療で安定を取り戻した恭嬪。同じ頃、仁嬪の命令で恭嬪を呪うため、履物や衣服が巫女のもとに持ち込まれたと知ったホンチュンは巫女を問いただす。話を聞いた恭嬪は仁嬪を訪ね「今回は不問に付すが、次に同じことがあれば一族を根絶やしにする」と宣言。一方、ドジの母は都を去ることにし、ジュンにこれまでのことを詫びるのだった。

104話  「兄との和解」

恭嬪はジュンに王子の支えになってほしいと頼み、最期の時に備える。ジュンのおかげで追及を免れたと知ったソクは、家を訪ねて和解を申し出、幼い甥のギョムを優しく抱き寄せる。そこに恭嬪危篤の報せが入り、治療のかいなく息を引き取るのだった。ジュンは、薬草や風土病の研究をしたいと内医院に休みを願い出、師の墓に参り心を新たにする。

 

感想(エピソードとかって書くと筋を書いてしまいそうだから)

側室の明暗

生薬の優先順位

メチャ頭に来たことは、恭嬪様と仁嬪の両方の処方箋に同じ生薬が上がっていて、上質なものを仁嬪が独占(ドジの言いつけ)していたこと。

使ってしまった後とか全くないわけではないのに・・・ソヒョンがオンジに分けてくれるように交渉していたら仁嬪の尚宮に聞き咎められ捕まえられてしまう。

なのに、なのに、懐妊した仁嬪に生薬を届けようと病を押して出向こうとする優しい恭嬪様。

『仁嬪様だけの生薬ではないのに なぜ全部・・・』と言いかけたソヒョンを尚宮がビンタ!

その様子を見ていた恭嬪様が事情を聴くが答えない尚宮・・・酷すぎる・・・言う迄、聞き続ければ良かったのに・・・

 

面会拒否

わざわざ会いに来た恭嬪様に対して尚宮は『お昼寝中です』とか言って、恭嬪様側の尚宮に強く言われ、取り次いだら仁嬪は『会いたくない』と即座に言う。兄が『わざわざいらしたのに』って言っても(ちょっと常識あるね。この兄)『構いません』『つわりで会う気力がないと伝えて』だって・・・・・・・・『もうよい』と引き下がる恭嬪様だけど、真心痛の発作が・・・・・・・

酷い、酷すぎる。ありえないよ・・・これが、王の寵愛の深さを笠にきた権勢の違いなのか・・・

 

そして心も弱っていく恭嬪様。せつない・・・

 

側室兄どうしが、侍医(ジュンとドジ)を同行して妓楼での鉢合わせ。

あの顔面麻痺の恭嬪様兄が言ってること『仁嬪様に内命婦の規律をよく言い聞かせて下さい』とか『花の命は短い』とかは正論だけど、仁嬪兄の方が意地悪く勢いがある感じなのが辛い。

 

病状悪化と処方

ジュンは倉庫にある生薬だけでは対応できないと自ら薬草採りにでかける。

留守中を任されたチョン・テウン(ヤン・イェスはなんでこんな人に任せるかな?そして王様には自分が恭嬪様を診るとか言ってるし)が恭嬪様が悪くなったら自分の責任になると焦ってて、ドジに助言を求めに行く。

すると、黒ドジが・・・わざと、間違った処置を教える・・・あ~~~っ!ドジ・・・少しは真っ当な人になったかと思ったのに・・・

でも、ギリギリのところでジュンが戻って来てセーフ!

ジュンは『ありえない。権力のために患者を危険にさらす人ではない』って思っているけれど、そんな人になっちゃったの・・・ドジ君・・・

 

呪術

仁嬪が恭嬪様を呪術を使って呪っていた。

ホンチュンが気付いて、オグンがジュンに伝える(人前で話さず、『後で家に来てくれ』なんて、必ず誰か立ち聞きしてるシーンが多いこのドラマで用心深いことをオグンがするなんて不思議)。

医女達を引きつれて呪術師の家宅捜索をした場面でホンチュンが呪術師にビンタをするところ、ビックリした!(お札をもらった人なのにね)

ジュンは穏便に済ませようとしたけれど、恭嬪様兄が現れて、恭嬪様も知るところに・・・

恭嬪様が仁嬪を訪れて、証拠を突きつけるけれど、『私を殺せばいい』と開き直る仁嬪・・・憎らしいなぁ~!

でも、恭嬪様は、そんな仁嬪を『王様に余計な心配をかけないため 今回は見逃す』って言うんだよね。どこまで優しいんだ・・・王様に言えば良かったのに・・・怖れるどころか逆切れしている仁嬪が情けない・・・

 

山寺へ

動ける王子たちと過ごしたいと山寺へ向かう恭嬪様。王様は仁嬪の宮殿にいて、見送りには出てくれない・・・酷い・・・

寺でジュンを呼んで恭嬪様が語る言葉、悟りきったような内容・・・『執着が苦痛を生むこと 欲を捨てれば この上なく楽なこと』深いなぁ~

そして、ジュンに託す最後の願い・・・『王子たちを病を治すだけでなく一人の人間として支えて欲しい』

 

危篤になり、そのまま帰らぬ人になる恭嬪様・・・

泣き崩れる子ども達。駆け付け涙ぐむ王様・・・涙ぐんでくれたけど、意識がある内に労ってもらえたら良かったのに・・・

 

兄ホ・ソク

補盗庁に調べられ免職の危機になり、ドジに助けを求められるが、『もう頼らないでください』とバッサリ・・・

ジャンセ達に勧められ、いやいやながら、ジュンの屋敷を尋ねるが、ドルセから追い払われる・・・

 

ジャンセ達に頼まれジュンがチョンスに直接頼んで、結局チョンスが調査の終了を告げに来る。

『ホ直長から懇願された』『今後も弟に尻拭いさせるな』と言い置くチョンス・・・

 

ジュンの屋敷をもう一度訪ね、これまでの思いを語り合うソクとジュン母とジュン・・・ソクが『私が愚かだった』と言って、ギョムを『私が伯父だ』と抱くシーンはホント良かった。

 

ドジ母の礼

ドジ母は漢陽を離れる決心をする。ジュンを呼んでこれまでのことの礼を告げる。

そして、どうしても伝えたかったこと・・・それは『ドジを許してやって』・・・やっぱり親だなぁ~。ドジにも母の気持ちが分かれば良いのにね。

 

ラブライン(ちょっとだけど、ホッコリします)

ジュンとダヒ

恭嬪様のことを相談したジュンに『私の方が恭嬪様より幸せですね』っていうダヒの手を握ってにっこりするジュン。妻に『幸せ』って言ってもらえるって最高だね。

 

オグンとホンチュン

オグンがホンチュンにプロポーズ。橋から身投げすると脅され、ホンチュンは勢いで『はい』と答えてしまった感があるけど(笑)・・・

正式な装束で行われた結婚式。ホンチュンが可愛く見えて来たから不思議。

その後の夫婦生活がうまくいかず、悩んでいたけど、ハマンの紹介でお札を手に入れて成功。ホントに幸せそう。

(その後、『お札の効果は?』ってイルソが聴いてるけど、イルソもそしてオグンもお札のことを知ってたの?どういう流れ?)

ハドン

ハドンは婚礼の様子をこっそり見て涙して、『私を捨てて幸せになれるか未届けてやる』と涙して、オグンに直接会ってしがみ付いたりしていたけど、オグンは振りほどいて逃げる。結局、誰にも迷惑かけることなく、結局あっさりと諦めてくれてよかった。

 

ちょっと調べてみた

側室同士の争いが凄かったので二人について史実を調べてみました。

恭嬪様

王様(宣祖)の長男にあたる臨海君を産んだのが19歳の時、後に即位する光海君を産んだのが22歳の時、そして24歳でこの世を去ってます。光海君はたった2歳の時だったんだね。(ドラマではもう少し成長してるけど)

仁嬪

年齢は恭嬪様より2歳年下で、21歳で第一子を産み、何と38歳まで9人も王様の子を産んでいます。そして、58歳で亡くなる(当時としては長命な方かな?)

二人の末裔

ドラマでは、圧倒的に恭嬪様が良い人で仁嬪が悪女に描かれているので、断然恭嬪様を応援してました。

後に恭嬪様が生んだ光海君が即位したけれど、結局仁嬪の孫(三男の定遠君の息子)がクーデターで光海君を廃位させ即位した仁祖になるんだよね。因縁っていうか、スゴイね。

 

ジュンの過去の罪も赦免され、兄ともドジ母とも和解できました。最終回と言っても良い位色んな問題解決したんだよね・・・