華政(ファジョン) 感想42話~44話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成30年2月(再視聴平成31年1月1日~
全65話(dTVバージョン(放送時50話))
放送年:2015年
放映テレビ局:韓国MBC
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:・dTV ・HULU(再視聴dTV)

 

きっかけ:dTVの配信期限が1月31日だったから。
      前(30年2月)に見ていたけど

      ブログに感想をUPしていなかったから。

 

【ざっくりあらすじ】

貞明は、ジュウォンと共にチェ・ミョンギルやイ・ウォニクなども味方としていく。

ヨジョンは、貞明が王を呪ったという事件を捏造する。ウンソルとオクチュも共謀者として投獄される。

ミョンギルは尋問を担当し、貞明と面会し話をする。

ウォニクは朝廷に復帰し処刑までの時間稼ぎをする。

別造庁の職人たちは捕盗庁大将の屋敷を土取りと称して証拠探しを行う。ヨジュンから捕盗庁大将へ宛てた密書を見つけたヨンブだが、怪しまれてしまう。兵を連れて現れたイヌに捕らわれる。イヌはヨンブが文書を持っていることに気付きながらそれを見逃し放免する。

王からウンソルたちをすぐにでも処刑すると聞き、拷問に苦しむ姿を見かねて、貞明は、事件は自分がしたことだと嘘の自供をする。

ジュウォンはヨジョンが交わした文書を証拠に、朝報を作らせ、呪いの件は捏造だったと都中に広める。

ホン・ヨンの説得により元部下の武官も捕盗庁大将のしたことの証言を王宮で行うとのことで、貞明とウンシル、オクチョンは釈放される。

王座を守るためには民に頭を下げる必要があると王に伝えるジャジョムだが、反発する綾陽君。

 

印象に残ったエピソード

ヨジョンの捏造

王の呪いを捏造して公主に罪を被せようとするヨジュン。ありもしないことをでっち上げするのが最低・・・証拠の呪いの道具を持ってきた時の『したり顔』、兵に公主を捕えさせる時の命令の仕方、傲慢な態度が酷い・・・貞明の元に来たジュウォンの姿を見て『余計に公主への殺意が湧いてくる』なんて言ってるよ。怖えょ・・・

ジャジョムも『あの愚か者め』とか言ってるけど・・・

イヌの継母との会話はもう側室気取りで上から目線・・・

拷問を『こんな楽しいこと、傍で見物しなくては』だって・・・非道・・・

とうとう嘘の自白をした公主を見て微笑み、王に報告するヨジュン。憎たらしい・・・

更に嘆き合う貞明母子のところにわざわざ来て『胸が痛みます』とか言ってるし・・・この状況が楽しくてたまらないみたいな表情が鬼・・・

結局捏造はバレ、王妃は『あの者を側室には絶対にしません』って言ってるけど・・・

捕盗庁大将と文書のやりとりをしていた証拠がでてきて、王宮から追い出されるかもと言われ、王様に視線をやるこざかしさ・・・

あー、ムカつく・・・

(史実では側室になるんだよね・・・暴走して自業自得になる末路だったけど・・・)

 

イヌへの指摘

約1年前に一回目の視聴の時の記憶は、もうないかなぁと思っていたら、ありました。それがこれ・・・

貞明に対するイヌの想いの方向をジュウォンが指摘する場面でした・・・

『お前では駄目だ』と言い放っちゃうジュウォン・・・

『お前は公主様を変えようとする』

『私は公主様の志も命も失わせはしない。そうやって公主様をお守りする』

呆然とするイヌ・・・ジュウォンの方針も判った・・・ウンウン・・・

 

ハラハラシーン

捕盗庁長官の家で証拠捜しをするために土取りの口実で屋敷にボンスとヨンブとスドクが忍び込んだ時に、なかなか証拠を捜し出すことができず、見つかるんじゃないかとハラハラさせられました。

スドク一人でいるところを見咎められ、もうダメかと思った時に絶妙なタイミングで証拠を見つけ出てきたボンスとヨンブだったけど、呼び止められ、絶体絶命と思ったら、イヌ君登場。で画面のこっちで『イヌ君、お願い』と拝んでたら、見逃してくれた・・・

 

拷問

味方を痛めつける姑息な方法をとられ、嘘の自白をしてしまう貞明。(ボロボロになったウンシルとオクチュの傍には焼き鏝まで準備されていた。怖すぎ・・・)でも、良く耐えたねウンシルとオクチュ・・・

 

証言者

ホン・ヨンが補盗庁の元部下チャン武官に証言をするようにお願いするけれど、自分の家族のことを思うと即答できず・・・

だけど、結局自ら名乗りでてくれた。

今回の事件の解決はこの人が最高殊勲賞では?土取り班は敢闘賞ね。

 

気になるキャラ

綾陽君

疎ましい存在の公主を退けようとして暴君の道をたどる王。

貞明は王の前に行き、『民と国を想う王としての道を進んでほしい』『戻れない道を歩まないでください』と訴える。

重臣達はイエスマンばかりだったけど、イ・ウォニクが復帰し、チェ・ミョンギルも動き始め、悩むように・・・

事件の収拾のため、ジャジョムから『民の前で頭を下げるように』と言われるが、反発。ヨジョンの眼差しに操られてる雰囲気・・・

 

ウンシルちゃん

可愛くて可愛くてとっても健気で最高です。

貞明のお使いでジュウォンのところに行くときに『伝言は他にありませんか?会いたいとか・・・』なんて言ってるし・・・

『ついでに』と言い始めて『公主様は一人じゃありません。校理様や提調様もいます。都監の皆も公主様の味方です。心は一つです』と応援する。スゴく適切な言葉を飾らずに貞明に伝えるのが上手。

 

ヨジョンの悪巧みで王への呪いの嫌疑をかけられ、拷問されても、耐え続ける、絶対に裏切らない子・・・(母も娘を思いながらも公主を裏切らない。スゴイ)

 

最初だけ、アニメ風な喋り方がちょっと鼻についたんだけど、貞明の傍にいる年齢の近い女の子としてもホントに良いエッセンスになってる。

 

イヌ君

キム・ジャジョムと父ジュソンとを引き合わせたりして、何を考えているのか分からなくなってたけど、父とジャジョムの会話を聞いて思い直したみたい(貞明の命について話してたからかな)。

父から『女ごときのことで また私を失望させる気か?』とか言われてたのに、呪いの嫌疑を晴らすために火器都監の仲間が捕盗庁長官の屋敷に忍び込んだとき、自分の職権を発揮して庇ってくれる。やっぱり腐りきってはなかったんだね。良かった。

 

新たな味方

チェ・ミョンギルとイ・ウォニクが貞明の味方になった。

二人共、正義の人みたいで、王様にへつらう他の重臣とは違う。ミョンギルは新しく出てきた人だけど、ウォニクはこれまで何度も出てきては引っ込んでたけど、領議政になって復活。王にも物を言えるらしい。でもじいちゃんな柔らかいムードが良いけど、重臣達をどやすところも良かった。

そして、便殿ではなぜか二人の後ろに人数が増えてるんだよね・・・いつの間に?

 

尚膳

綾陽君の尚膳は王の行動を良かれと思ってないけれど、立場上諌めることもできず悩んでる。光海君の尚膳は、ずっと王を信頼して付いて行ってたけど・・・

 

イ・シベク兄さん

やっぱり、少しずつ目立ってきた(私の目に入るだけ?)。アルチョンやバンウ兄上(他のドラマでゴメン)ほどではないけど、王側の立場にいながらも、良識的なところがあって、ミョンギルとちょっと仲良くしてる。今後、良い動きをしてくれることに期待・・・

 

気心が知れているウンシルを連絡係にするのは良いけれど、警護がなければ無理だろ・・・

 

土取り班が土取りをするのなら意味は分かるけど、家の中の捜索をするなんて、どう考えても無謀でしょう?ヨンブとか震えて使い物にならなかったし・・・

 

ジュウォンがなんだかパッとしないように感じるのは私だけ?

貞明を想う気持は伝わってくるけれど、具体的な行動があまり見えてこないんだけど・・・地味?

 

名前にジが付く重要人物が多すぎ・・・憶えるのが大変・・・

ジュウォン・ジュソン・ジャジョム・ジャギョン・ヨジョン・・・まるで呪文・・・