華政(ファジョン) 感想34話~38話 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成30年2月(再視聴平成31年1月1日~
全65話(dTVバージョン(放送時50話))
放送年:2015年
放映テレビ局:韓国MBC
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:・dTV ・HULU(再視聴dTV)

 

きっかけ:dTVの配信期限が1月31日だったから。
      前(30年2月)に見ていたけど

      ブログに感想をUPしていなかったから。

 

やっと、まとめ見してた38話までこぎつけた~。

結局、全部、も一度見直した

・・・5話分だから濃いぞ(てか、長いぞ)・・・

 

【あらすじ】(5話分だから長いよ)

綾陽君は、西宮(貞明母)と貞明公主の指示を得ようと西宮の誕生祝いの宴を催す。しかし貞明公主が、操り人形にはならないと宣言し、集まっていた重臣達は驚く。

明と後金双方からの圧力に苦しむ光海君。後金の申し出を飲む代わりに捕虜の介抱を要求する。

貞明の相談を受け、イヌとの婚姻を勧めるキム・ゲシ。イヌも父カン・ジュソンに公主との結婚が安全な策だと伝える。

ジュウォンは後金で投獄され、昏睡状態の重体。

光海君は、後金の要請に応じることを宣言。

この決定に全ての重臣は反発し、四面楚歌になる光海君。

全ての民の命の重みは国と同じと語る光海君の言葉を聞くホン・ヨンと貞明。

民が火器都監を王の暴政の元凶だとして襲撃する。貞明がそれを止めようとしてケガを負う。公主として、光海君は、真なる王であること。偽善者に騙されないでほしいと訴える貞明。

それを知った綾陽君は西宮に貞明の説得を頼むが難色を示される。

ジャジョムが綾陽君に近づき始める。

貞明は、イヌとの婚礼を許可してほしいと光海君に願い出る。

『王族の縁組は政』『自分のために選んだ』という貞明。

後金では朝鮮兵が牢から引き出され、見せしめのため処刑が行われようとしていた。ジュウォンが処刑台に立った瞬間、後金の使者が到着し、処刑は中断する。ジャギョンは後金の兵士に扮し、ジュウォンを救い、朝鮮をめざし後金を脱出する。

光海君は、ゲシを呼び、『もう人間らしく生きたい』と伝える。

ヨジョンが、王宮へ向かう貞明の前に現れ、毒を使って拉致する。

光海君は、後金への返答を出し、貞明とイヌの縁組を認めぬと宣言し、ジュソンを謀反の罪で捕らえる。

光海君は、帰還したジュウォンに、『いかなることをしても公主を救い国と火器都監を守る』と誓い、ジュウォンも『命を懸けて最後まで王様にお供します』と誓う。

ゲシは、ヨジョンを王宮に入れたことで、光海君を窮地に立たせたことに気付き号泣して光海君に謝罪する。

綾陽君は王の密命の文書を西人派に見せ連判書を作成。

ジャジョムは拉致した貞明を盾に西宮に綾陽君擁立を迫る。

光海君はイヌと会い、命令を下す。

火器都監の職人達は武器を王宮に運び入れ自分たちも闘う準備をするが、王命を受けた尚膳に止められる。

綾陽君たちは王宮に攻め入るが、便殿の玉座には光海君の姿はなかった。

貞明は、ジュウォンと再会を果たし、無事に救出される。

光海君を助けに行こうとする貞明とジュウォンだが、イヌに止められる。

光海君は、王宮を抜け出して貞明に会い、最期の言葉を伝える。

イヌが光海君を王宮に連行する。

大妃の宣言で綾陽君が新たな王として擁立される。


 

印象に残ったエピソード

ラブライン

貞明とジュウォン

キム・ゲシからイヌとの婚礼を進言され即拒否する貞明。

貞明は、『ジュウォンは生死すら分からない、ジュウォンも王様を守ってくれと言うはず』とゲシに言われ逆上する。

ジュウォンは、瀕死の状態だけど、一瞬意識が戻ったのは貞明のイヌとの婚姻話が出た時・・・離れていても通じるものがあるのかなぁ?

 

イヌに輿入れすると決めた後のホン・ヨン(ジュウォン父)の言葉

『公主様の決断は息子の命を救うためだと』『息子が戻って来たら何と説明すればいいか分かりません』『息子が知ったらどうなるか』

・・・ホント、そうだよね・・・

絶対これはいけない・・・

 

月を眺めてジュウォンにテレパシーを送る貞明。

『生きてさえいればいいのです』って・・・違うだろぉ~~

 

拉致された小屋の場所に付き、兵達と闘い、貞明を捜し当てたのは、ジュウォンその人。他の人ならぬジュウォン一人が捜し当てたのが凄い。見つけた後も数分間誰も来なかったのも凄いね。

熱いハグ・・・ホントにギュッと抱きしめあってる・・・イヌと結婚してたりしてたら、ハグとかできなかったよ・・・ホントに良かった。

 

イヌ君

『ジュウォンのことが心配でしょう』と貞明に言われ『帰られねばいいと思ってしまう』『公主のせいです』と言ってしまうイヌ。正直なんだね。

 

『必要とあれば誰とでも手を組む』と言う貞明に、イヌとの婚礼を進言するキム・ゲシ・・・

イヌも父カン・ジュソンに公主との結婚について申し出ていた。この結婚を安全な策だとして伝える。継母からも褒められる(珍しく肩を叩いて褒める継母が不気味)。

『王様か綾陽君かどちらか選べるのですよ』と伝えるイヌに貞明は『イヌ様はこんな方ではなかった』と答える。

『別の方法で公主の心をつかみたかった。ですが無理なら失望されてもかまわない』と続けるイヌに『こんな結婚はいけません』『二人とも不幸です』という貞明。

振り返って『不幸ではありません』『王様もこの国も守れます』『そして生きていればジュウォンの帰還も』と伝えるイヌ。

『ジュウォンの帰還』という言葉に引っ掛かる貞明。

イヌ君も辛いね。こんな人じゃなかったのに・・・ジュウォンと一緒になれなきゃ貞明の本当の幸せではないと思うけど・・・

結局『ジュウォンの帰還』に引っ掛かり、決断をしてしまう貞明・・・

月を見てジュウォンにテレパシー送ってるところに、イヌ君がきて

『浮かない顔をするのはやめてください』って・・・

イヌ君にしたらそうだろうけど、そもそも愛のない結婚って判ってるだろうに・・・

 

綾陽君の策略

西宮(貞明母)の誕生祝の宴を企画する綾陽君。

宴の席で、綾陽君を諌め、集まった者達の前で『私は操り人形にはならない』と宣言し、『国の情勢が不安定な時に、何故重臣が朝廷ではなく、宴に集まっているのか』と問う貞明。おっしゃる通り。

(だけど、どうして貞明は母の説得ができないんだろう?)

貞明にコケにされ自宅で荒れ狂う綾陽君。

公主の指示が得られない状態にイラつき、光海君を助けることを阻止しなければと思う綾陽君。(貞明が邪魔でたまらないけど、簡単に排除できないからなぁ)

 

火器都監への暴動を止めた公主を見て西宮へ赴き公主を説得するように頼む綾陽君。貞明と敵対することはできないと言われる。

(だから、貞明が母を説得すれば良かったのに・・・←しつこいけど)

 

キム・ジャジョンが現れ、綾陽君に近づく。

(どういう素性なのかさっぱり分からんおじさんなのに・・・いつの間にか皆のせられていく・・・)

 

外交問題

明からも後金からも不当な扱いを受け、苦境に立たされる光海君。

後金の要求を受け入れる代わりに捕虜の解放を申し出る光海君。

『孤立する』と言って止める尚膳を引かせて便殿へ向かう光海君。

光海君は、後金に屈する決断を重臣達に告げる。

 

内政問題

重臣達は綾陽君の催した宴に出席している。(踊らされている西宮がダメだなぁ・・・)

 

後金への対応を巡って、四面楚歌な光海君。

光海君は、今よりも未来を見て、民一人の命は国の重みと同じという。

それを聞いて感じいる貞明とホン・ヨン。(もう少し、分かってくれる臣下はいないんか?)

 

王の暴政の原因となったとして、火器都監に民衆が押し寄せ暴動となる。貞明が止めに入り民に殴られて怪我をする。

公主として民の前で何故火器都監を守るかを問われ、王を擁護する言葉を告げ、偽善者の言葉にだまされる民を戒め涙を流す。

(『公主様』と言われているのを聞いて暴動が治まる。そこからの迫力ある貞明の演説素晴らしかった。)

 

承文院の前に座り込みをしている重臣達に内禁衛の兵を出せという光海君。(その後、どうなったのか判んないけど・・・)

 

縁組

光海君に、イヌとの婚姻を申し出る貞明。

光海君は、『誰がお前を利用しようと?』というが

『いかなる犠牲を払おうと王座を守らねばなりません』

『王様のためではなく、自分のために選びました』という貞明。

結局、カン家と結ぶことで力を得るそして、後金の捕虜(ジュウォン含む)を解放して欲しいからなんだろうけど・・・

 

苦悩の末にキム・ゲシを呼び『もう人間らしく生きたい』と語る光海君。

 

便殿でイヌとの縁談を許さないって言ったけど、その前に、言った

『公主が生きて姿を現した時、公主のためになることなら何でもしてやろうと誓った』『その誓いを今日ここで果たす』って言葉が光海君のホントの気持ちなんだな・・・

 

後金の牢獄で

やっと意識が戻ったが相変わらず重体なジュウォン・・・

牢から出され、見せしめのために処刑するとのことで、一番に引き出されたのはジュウォン・・・首に縄までかけられ・・・

もうダメ・・・と思ったところで、光海君の返答が届き、ストップがかかる。セーフ・・・

そして、この一部始終をジャギョン君が後金の兵に化けて見守ってたんだよね・・・今にも剣を抜いて出ようかとしてて・・・

結局、脱獄の手引きをジャギョン君がするんだけど、

彼の理由が・・・『ファイのため』『ファイの慕う校理のため』・・・

なんて偉いんだ・・・

 

王位剥奪

王様最後の日の計略は、光海君自身が考えて幕を引いた。

父親に謀反の罪を被せたイヌに対して王命を与え、無血の譲位にも近い形。

しかも、それは、貞明やジュウォン達そして火器都監等自分が残した者を朝鮮を守ってくれる最後の希望として未来につなぐための手立てだった。

『お前が諦めない限り、終わりではない』

カッコいいなぁ光海君。

守りたいものの(多分イヌも含め)ため、計算ずく。

『オラボニ(兄上)オラボニ』と泣く貞明が憐れ・・・

 

気になったキャラ

チョ・ヨジョン

キム・ジャジョンと話をするチョ・ヨジョン。キム・ジャジュンに育てられたんだ・・・ふうん・・・

『どの男を落とせばいいか教えてください。私に落ちない男はいません。』だって・・・

尚宮達に便殿会議の議題を聞こうとした貞明にしたり顔で教えてあげます的な振る舞いをする。あぁー、イライラする。

 

ヨジョンがゲシから受け取った手紙をジャジョンに見せてる。ゲシ・・・ダメじゃん。筒抜けだよ。ヨジョンの素性も詳しく知らずに王宮に入れたらまずかったね・・・

 

毒の使い方とか、苦しくなる感じの表現とかイチイチいやらしい・・・

ダメ、この人、生理的に受け付けない・・・

 

ウンソルちゃん

ウンソル母子が貞明を心配して、火器都監をやめてはと言った時『私達はいつか幸せになるかもと辛抱して・・・』と言うと『どうして辛抱するのだ』と話した内容が良いね。貞明の優しさ思慮深さが出てる。

 

イヌに輿入れするつもりだと分かった時も、ウンソルは貞明の手をとって『そんなことはやめて下さい。校理がお気の毒です。まさか校理が死んだとでも。絶対に生きて戻ってきます』と強く言う。

思った事をストレートに言う、なんて良い子なんだろう。

 

キム・ゲシ

様々な謀略を行っているヨジュンを王宮に入れたのは、王様の動向を知りたかったからと泣いて謝るゲシ・・・

全ては自分のせいだと号泣するゲシに対して、光海君は手を握り肩に手を置いてポンポン叩いて優しく慰める。ホントに優しいの・・・

『お前の責任ではない』『長い間充分に苦しんだではないか』・・・

『ただお傍にいたかった。必要とされたかった』『己の欲を王様のためと偽っていたのに・・・』ってすすり上げて泣く・・・

物凄く憐れ、重い後悔が伝わってくる・・・

綾陽君が刀を突き付け光海君の行方を聞いた時も笑ってた肝が据わってる・・・

チョ・ヨジョンと最後に対面して『お前も私と同じ道をたどる』って言い放つのは気持ち良かった。

 

デジャブ(見たことがあるドラマに出ていた)人々

チョ・ヨジョン←キム・ミンソ=『太陽が抱く月』の王妃、『トキメキ☆成均館スキャンダル』のチョソン。今まで、綺麗で気位が高くてしっかりしてる役柄を見てたんだけど、今回かなりドロドロな感じ・・・

キム・ジャジョム←チョ・ミンギ=『善徳女王』の王(トンマンの父)、『大風水』『』でも見ました。全然、イメージが違うので最初誰だか分かりませんでした。偉い人の役が多いね。

イ・シベク(イ・グィの長男)←イ・スンヒョ=『善徳女王』のアルチョンと『六龍が飛ぶ』のイ・バンウ(イ・ソンゲの長男)あと、『必殺最強チル』にもチョット出てて(女装のコソ泥)、私はアルチョン郎とかバンウ兄上が大好きだったんだけど、今回、ホントにちょっとしか出ないけど、セリフがちょっとだけあってしっかり映ってた。お元気そうで良かった。今後ちゃんと出番があるのかな?