太陽を抱く月 感想8(19話~最終話) | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成30年12月1日~13日
全20話
放送年:2012年
放映テレビ局:韓国MBC
視聴方法:スマホ・PC
コンテンツ:dTV


きっかけ:ブロ友のお勧めがあったから。

      大好きなチョン・イルが出ているから。

 

とうとう、最終話まで完走しました。

全ての問題は納まるところに納まった感じですね。

亡くなってしまった人たちもその人らしい最期だったので、納得かな?

 

内容がテンコ盛り過ぎてどうまとめたら良いのか苦しみます。

 

印象に残ったエピソード

尺取ゲーム

『余を与えた』見返りにフォンがヨヌに要求したのは『兄上と遊んでいた』あのゲーム・・・よっぽど、楽しそうで羨ましかったんでしょうね。

陽明君と違って、なかなか上手にできないけど、なんとかできてホントに嬉しそうなフォン。内官(多分、ヒョンシク)の指が、叩くべきポイントを示して、ちょっとムッとしたフォンも笑えた。

 

謀反~陽明君の最期~

ユン・デヒョンの策略に乗って、謀反を企てた陽明君。

と、みせかけて結局は、陽明君はフォンの側にたち、反体制側の者を炙り出し、ヨヌ殺しの外戚達も粛清する計画だった。

これは、ギリギリまで、視てる方も『どっちなんだろう?』ってドキドキさせられたよ。

最初、フォンと背中を合わせて謀反側の兵達に向いていたけど、振り返ってフォンの首に刃を当てて謀反の宣言をした陽明君を見た時は、『えっ、そっち?』ってビックリ!

でも、くるりと向き直った時は『やっぱり、お兄ちゃんカッコいい』って思った。ちゃんとフォンと話ができてたんだね。

謀反を起こして自分が王座に就き、ヨヌを手に入れると言う選択肢もあったのにね・・・

 

なのに、なのに~~~。

 

自分の存在がフォンの脅威になることを恐れたことからの選択が・・・

 

しかも、何の役名もないザコの放った槍に・・・

 

大切な友雲剣に抱かれ、想ってることを全て伝えての最期・・・

血をゴボゴボ吐いてても気品は失わない陽明君。

『ウンに抱かれて 嬉しい』って・・・

『閑良の振りをすることに飽きたのだ』

『王の座より大事なものがありました』『友や弟とは引き換えにできなかった』

『強い君主におなりください。ヨヌと一緒に民をお守りください』って・・・

ヨヌのこともフォンに伝えて・・・

ホントにカッコいい最期でした。

決戦前夜、ウンが現れて『私が何をしても友でいてくれるか』って聞いてて、やっぱり、信じられる友としての存在が大きかったんだなと感じます。

死んでも、ウンの元にだけ現れて笑顔。(ホント最高の笑顔)

ウンから『今でも私は友ですか?』って聞かれて『そなたは今でもこれからも私の友だ』と答える。陽明君もウンもステキ・・・

 

悲恋~ボギョンの最期~

この人目線でみるとこのドラマで一番憐れかもしれないボギョン・・・

 

一人の女としてフォンのことが好きなのに、ほとんど思いが通じることもなかったボギョン。

フォンの身に危険が近づいていることを知らせようと駆け付けたら、既にライバル・ヨヌを傍に置いて幸せそうにしてるフォンを目撃・・・

 

それは、ないわなぁ~~~

 

普段はフォンの寝室の奥ノ院に匿っていても、夜とはいえ外(庭)を出歩くのはルール違反だろフォン・・・

 

再び、自らを生け贄に(この条件が生娘というのが悲しい・・・やっぱり手つかずだったのね)呪詛を試みるけど、呪詛返しに合い、自分の罪を突き付けられ失敗・・・

 

この罪というのが『知らぬふりをした罪』『死を手助けした罪』『他人の座を奪った罪』『最後の懺悔の機会を捨てた罪』って・・・

能動的なのは、1つもなく、彼女にしたら、仕方なかったんじゃないかなぁ・・・

その罪を拒否できていたら、フォンに嫌われる要素もなかったよね。

只々周りに振り回され、歯車狂いっぱなし、墓穴掘りまくりの人生・・・

そして最後は首つり自殺・・・(お付きはなにしてるんだ?)

 

しかも目をパッチリ開けたままの亡骸・・・

フォンが目を閉じてやってたけど、彼女の前では無表情なまま・・・

その後、ヨヌに抱きついて号泣・・・最後まで憐れ・・・

 

ミナちゃんとヨム

ミナちゃんのやったことが矢文でヨムの知るところとなる。

ヨムはミナちゃんを怒鳴りあげて問い詰める・・・

ミナちゃん可哀想・・・ホントに可哀想・・・

どうして、『座っているだけで良いって言われた。生け贄の意味を知らなかった』って伝えなかったのかなぁ?

 

『自分が一番悪い』ってヨムが言ってて、私は、そこのところ(ヨムは知らないところで起きた事件(ヨヌへの呪詛事件)だし)最初は、納得できなかった。

でも、良く考えたら、ミナちゃんの思いを最初の段階で何とかすべきだったんじゃないかな?とっとと、正妻を娶るとか・・・

いや、公職を諦めてとっととミナちゃんを娶るのが一番良かったでしょうが・・・結局、今の状態を見たらそれはそれで幸せ(ミナちゃんがいるから)なのだからと思うけどなぁ・・・

周囲(先王とかフォンとか)が勝手に政治の表舞台に立つべき人だからって、公主の夫にさせられないと、決めつけてミナちゃんの意向に反対したけど、そのことが、ヨヌ呪詛に結び付いたともいえるから、悪いのは、先王とも言えるのでは?

 

今の幸せ(母に笑顔が戻ったこととか、子どもができたこととか、裕福な暮らしができてることとか)を考えたら、ミナちゃんのお蔭だから、辛いのは判るけど、ミナちゃんがすがりつく手をヨムが振りほどくシーン(その振りほどき方)は、ホントに辛かった・・・

 

その後も母が心配するほど冷たくしてたんだな・・・辛いのは、分かるけど、魔性の儒生だったあの素敵なヨムが、一度は愛するようになった妻を見捨てる形になるなんて酷いなぁと思いました。

 

ミナちゃんは、奴婢に落とされ、その後平民になったけれども行くあてがなく・・・

こっそりヨムを見ていたミナちゃんの前に現れたヨム・・・

ミナちゃんは『最後に一度だけ会いたくて、とても会いたくて・・・』

『遠くから顔を見るつもりでした』と頭を下げると、子どもウィが『オモニ?』と一声・・・可愛い・・・一瞬、目をやるけれど、触ることもできず目をそらすミナちゃん。我慢してるんだなぁ~。

『二度と来ません』『隠れてみたりもしません』『どうかお許しください』って・・・大好きなヨムと永遠の別れだけどひたすら我慢してるミナちゃん憐れ・・・

 

そして、ミナちゃんが、立ち去ろうと歩き始めた時、ヨムの目から涙ポロリ・・・

ミナちゃんに駆け寄ってバックハグ!やったぁ~~~♡

身長差があるから、ホントに包容力がある感じがして良いわぁ♡

 

『許さないつもりでした。自分への罰のために』

『ですが、幸せになりたい』『ウィのためにも』とヨム・・・

そして親子三人で抱き合うシーン・・・

私の想いも解消されました。良かったねミナちゃん♡

 

ソルの最期

国巫に『行くな』と言われていた若君(ヨム)の屋敷に行って、刺客からヨムを庇っての最期・・・

慕う人の腕に抱かれて、思いの丈を告げての最期・・・

一途だったんだね。ある意味、幸せな最期だったのかな?

チャンシルを通して『幸せだった』と言って・・・

死んでからもチャンシルに『若様は幸せか』と聞き続けて、それがミナちゃんをヨムが許す決め手にもなったから、ありがとうです。

しかし、ソル最期の場面での雲剣・・・遅いっつーの!

 

フォンの贈り物~エンディング~

中殿になったヨヌがとても綺麗・・・メイクの力かしら?

ヨヌの誕生日に琴の演奏を聞かせようと一生懸命秘密練習をするフォン。(王の寝室に入って、奥ノ院(かつてヨヌを匿っていた)から女が出て来たら琴の先生だった)

なかなか上達せず、楽器のせいにするフォンにヒョンソンが名演奏を披露して、楽器のせいではないことを証明・・・すごいドヤ顔に笑った。

 

最期のシーンで、フォンが演奏会を催したけれど、途中で弦が切れて中断。それを陰で演奏を続けたのもヒョンソンで・・・最後までGoodJob!

贈り物はチューでした。チューの後、カメラが引いてヒョンソンのドヤ顔の演奏姿が映されたのでこれでエンディング?そんな馬鹿なと思ったけど、ちゃんともう一度チューする二人に戻り、一瞬色がセピア色になって、これまでのラブシーンが振りかえられエンディングでした。

 

書きたいことがあり過ぎて、省くことができず、結局、あらすじみたいになってしまいました。