推奴~チュノ~ 感想全体 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:平成30年6月28日~7月5日

全24話

放送年:2010年

放映テレビ局:韓国KBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:dTV

きっかけ:視聴期限が7月31日までだったから。

      大好きなオ・ジホさんが出てるから。

      お薦めにしてる人が多かったから。

 

平成31年1月18日からBS日テレで放送が始まったみたいですね。

それで、このブログに辿り着いた方がいらっしゃるようなので、ちょっとだけ加筆します。

 

まず、私は、とても引き込まれて大好きなドラマの一つになりました。

他のドラマでは味わったことが無いような印象に残るシーンがあります。

見どころ

☆鬼気迫る演技(特にチャン・ヒョクの憑依したみたいな)

☆華麗なアクション・肉体(筋肉好きな方必見です)

☆ロケーション・撮影方法

☆(せつない)ラブライン

なので、見始めた方はぜひ最後まで見てもらえたら嬉しいです。

 

以下、ネタバレを含む感想です。

大好きなオ・ジホさんが出ていることが見始めた一番の理由なんですが・・・・・・・

やっぱり、オ・ジホさん演じるソン・テハがとっても素敵でした。

 

全体的な流れは、とっても分かりやすかったです。

オンニョン(後に改名してキム・ヘウォン)を巡って二人の男性がそれぞれの想いを持って関わり続けるラブストーリーと、朝鮮王朝時代の奴婢制度のために苦しんでいる人たちの問題、そして、仁祖により命を狙われている昭顕世子の三男石堅王子を守る使命等がモチーフでした。

 

他のドラマに比べて、特筆すべきなのは、アクションが(メイキングを見たらワイヤー使ってあったけど)自然で、それでいて高度・・・

スタントを殆ど使ってないって言うからどれだけ、トレーニングされたんだろうってビックリしました。

役者の動きもだけど、カメラアングルが面白くて、役者の周りをグルグル回ったり、真上から撮ったり、スローやストップのモーションだったりととても工夫されていました。

アクションをする男優さん達の何人かが肉体美がスゴくて目の保養になりました。

サービスショット的な場面もありましたね。

・・・女優さんの胸元(と言ってもデコルテだけなんだけど)が映る場面ではボカしが入ったりしてましたが・・・

 

風景の素晴らしいところが多く、韓国に旅行して、ロケ地巡礼をしたくなりました。

特にお気に入りはテハ様とヘウォンの唯一のキスシーン・・・

海が見える断崖です。本当に壮大な眺めでした・・・どうやって撮ったんだろう?

 

主役テギルを演じるチャン・ヒョクさんは、これまで見たドラマの印象が強く、役柄が好きになれなかったので、先入観がありました。

でも、この役は最初、甘ちゃんのボンボンだったのが、180度性格が変わって逞しくなって、ヒロインのためなら何でもする、恋敵からも、無理やり奪うようなことはしないと、とても良い男でした。

失恋決定した時の茫然自失なボロ雑巾のような状態や、激情した時のモノに取り憑かれたような有様は、圧巻でした。

 

恋敵の私の大好きなオ・ジホさんは、無骨で不器用なソン・テハ役がピッタリ(笑)

時々チャームポイントのエクボを見せてにっこり笑うのが可愛かったです。最初の方で妻と子どもを清の兵隊に殺された時に見せた慟哭は胸が痛みました。

 

相手役のヘウォンとの絡みでは、何度もキュンキュンさせられました。

オンニョン役のイ・ダヘさんはとにかく今まで見た中で一番綺麗な(私好みな)女優さんでした。それだけで高ポイントです。

男優さんもボロボロと良く泣く中、あまり感情表現が多くなかったのですが、逆に少しも崩れることもなく凛とした美しさをいつも保っていました。

 

あと、お気に入りだったのが、ソッキョン王子・・・殆どセリフもないし、演技もしてるんだか、そもそも台本があるんだか分からないような存在なんだけど・・・抱かれている人をじっと見つめてたり、おんぶされた人の肩に置いてる手だけでも可愛くて可愛くて・・・

数少ない、一本指とニギニギシーンはキュンキュンしました。(10話です)

 

私はラブロマンスな展開が好きなので、他のエピソードはどうでも良く、

推奴の話や奴婢団の話もいろいろと語られてたんだけど、あまり記憶に残っていません・・・

悪の黒幕左議政を撃ち殺したオッポクなんてテハとの絡みゼロだったのでは?二つの話が一つのドラマの中で同時進行してるような印象でした。

 

最後、テギルが命を落としたのが残念だったこと・・・

テハも命を落としても不思議ではない状況ながら歩き続ける描写を遠景で映した情景で終わりだったことで・・・不完全燃焼感は否めません・・・

でも、ドキドキハラハラキュンキュンは、今まで見たドラマの中でも上位に位置するレベルでした。