水崎咲妃に出会ったのはあるきっかけがあった。
当時、考えていたストーリー展開ではどうしても無理があることに気付いた。
当時の流れだと、リンが暗躍できないのだ。
簡単に言えば、暗躍が無理矢理すぎた。
ようやく銀の少女が軌道に乗り始めた中で、思わぬ痛手だった。
その時、既に黄色い雲編の原作を書き上げていて、変更もままならなかった。
それで生まれたのが水崎咲妃(みなき さえ)だった。
最初は黄色い雲編の中でモブとして登場させただけだっった。
単に黒川リンに片思いするだけの名前だけのキャラだけだった。
けど、名前を付けたキャラを無下に扱えないのが蘇芳としての性分なわけで。
どうしても水崎というキャラをそのままにできなかった。
名前も、我ながらかなり良い名前だと気に入ってたのもあってww
その後、Ave編で本格的なデビューを飾った。
銀以外では、初の本格的な暗躍者として、新たにリンを守る存在になった。
書いてみて、水崎が物凄く動かしやすいキャラだということに気付いた。
孤独という心の闇と、リンに対する淡い想い。
ある意味、銀や蘇芳のほかの小説のキャラの中で最も女子高生らしいのではなかっただろうか。
さらに、一番衝撃的だったのは、「水崎咲妃が好き」という声が聞こえたことだ。
リア友だけでなく、みんとすさん等の方からも好評だった。
同じく小説を書いてる人から「このキャラ好き」って言われると、正直自信に繋がる。
水崎咲妃は、いつの間にか銀の少女のヒロインの1人であると言っても過言ではないほどに成長していた。
実際、本当のヒロインとして作った明日花がくすんでしまうほどにw
だからこそ、当初の進行どおり、水崎を殺すのはつらかった。
ここまで成長したキャラを早々にリタイアさせるのが惜しいというのもあったし、何より初めてここまで人気の出たキャラクターを殺したくなかった。
直前まで意識不明で止めようか迷った。
けど、ここで踏みとどまってしまったら恐らく考えていた終焉に辿り着けない気がした。
それに、なあなあで水崎を生かしてしまったら、後々後悔する気さえした。
だから、水崎を退場させることに決めた。
これを書いたのは、あまりにリア友から抗議の声があっがたのと、自分自身水崎を失ったのを引きずってる気がしたから。
自分は、作ったキャラや小説は自分の子供のように思えている。
ある意味、自分で子供を殺めてしまったようなものだ。
恐らく今後も銀の中で多くの自分の子供を殺めることがあるだろう。
それは小説のテーマとつながるものがある以上、避けられないかもしれない。
自分は、その子の死を忘れるつもりはない。
でも、水崎咲妃という少女の死は作品にも、蘇芳自身にも強く響くだろう…
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今後の銀の作中にも、水崎の名前は多く出てくると思います。
多くの人に、水崎を愛してもらったことに深く感謝します。
今後も水崎咲妃が生きた世界を見守り下さいますよう。
銀城蘇芳





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