星屑の下で 1 | 刹那-the Everyday Messiah-

刹那-the Everyday Messiah-

紡がれた言葉が、刹那でも皆様の心に残れば……

「きりーつ、礼」


学級長の号令が響く。

今日の授業も終わりを迎えた。

俺、相川将太はうつぶせだった姿勢を伸ばした。

空は既に赤く染まり始めている。

「お疲れ、相川」

声をかけてきたのは友人の村松大助だ。

「ん」

軽く手を挙げて応じる。

「向こうの席から見てたぜ。お前ずっと寝てたじゃん。席1番前なのに」

もう一度名乗るが、俺は相川将太。

出席番号は、この生涯通して1番である。

「眠いから仕方ない」

「いや、その仕方ないは意味わからないぞ……。んじゃ、また明日な」

「うっす」

村松は部活に行った。

ほどほどに真面目なあいつらしく、部活は弓道部で、1年にもかかわらず、大会で賞をもらったこともあるほどの腕前。

自称脱力系男子の俺とはえらい差だ。

「……さて、帰るか」

バッグを肩にかけ、席を立つ。


「今日も星、見れるかな……」


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