本当は他に言うことがあった、
だけども触れもしなかった。

今日は少しだけ饒舌
だけど言うまい、意味もない。

酒に背押されりゃまともに会話も成せるんかお前、

くそぅ、

それなら絶えずそのお口にアルコール、
注いでいたいさ。

否、

それじゃあお前じゃない。

まぁ、
それでも充分だろう。

だから敢えて、今日だけの言葉など放棄。


アナタにだって都合がありーの、
ワタシにだって都合がありーの、



だからそれで構わん。

承知の上での気まぐれ話だったんです。

構わん。


呼び出された最寄りの焼き鳥屋、とりあえずも集合している
久しぶりに高校時代の友人と呑んだ。

サービストークでプライベートが空腹

て言って勝手にセンターに鎮座。


元東大生の結婚するか否かの相談を聞くことになったり、
それにあっけらかんとした
‘攻め’ばかり並べ立ててスマイルとばしてる私は結構気持ちが悪かった。

さすが三流大学行ったのバカはこういうこと言うんか、

とでも思われてるのかしらん、
なんて考えていた私のどこかには、

学歴社会

みたいな言葉が頭にあったのかもしれない。

かの元東大生目の前に。


それでも彼が、
今日来てよかったー、
とかそういうこと言って、

既に帰り支度を済ませていたのにも関わらず
もうちょっと居よかな、
なんて再度腰をおろしたときに、

あーよかった、

と私もやっと、

わざと馬鹿やらなくていいんやな、
そんな気になれた訳です。
 

ファンキーな構図を開き直るには
この店のキャパは狭すぎる。

一歩。

頬凍る信号待ち。


不毛な夜、
少し有益になれた11時前も全部


ワタシは忘れるだろう。


それでいい、

それがいい。