税金は気持ち良く払うといい。みんな大好きユキっちゃんの言葉だ。ごめんなさい、福沢諭吉先生の事だ。ただいま、不適切な言動があった事を深くお詫びします。


という訳でなぜ、税金というのは何故納めなくてはならないのだろうか。割と小学生の社会の授業で習った気はするが、昨日確定申告に行ってきた際に「なんでこんなに金持ってきやがってよー。」とぶつくさ呟いているおっさんがいたので改めて考えてみた。

福沢諭吉先生の著書「学問のすゝめ」で彼は「国家と個人は主人でもあり客でもある。」と書いた。これは国家を国民全員でお金を出して共同経営している会社として例えた見方である。主人というのはさながら株主の様な立場の事だ。客というのは分かりやすく、普段我々が恩恵を受ける立場にいる事だ。警察による治安維持、流行病のワクチン接種、その他諸々多くのサービスを受けている。このふたつの立場は同時に存在し、その関係性は対等である。

諭吉先生の国家観については面白いので「学問のすゝめ」はオススメしておくとして、税金を払う理由としては共同経営者の視点を持つ事で抵抗は減るのではないだろうか?更には会社で言うところの取締役を選ぶ感覚で選挙などの政治に関心を持てる様にも少しはなるだろう。


という訳で、ざっくりとした考察ではありましたが、我々は一国の主人になったような気持ちで心よくお国に税金という形で投資しようではありませんか。


話が変わるけれど、確定申告のやり方こそ義務教育でやっておく事じゃないですか?