100万円を束で収納できるラウンドファスナーウォレットをオーダー
されたいというお客さまのご要望から始まった「ポロサス」プロジェ
クト！
※ポロサス：ワニ革の中でも最高級品と言われているのがイリエワニ
(スモールクロコダイル)
最終的には、ラウンドファスナーウォレット以外にも、ウォレットを
収納して持ち運べるトートバッグと、そして、一緒に使用するカード
ケースのご依頼もいただき、合計3点のスペシャルオーダーをいただ
きました！
まずはSivataさんにお願いして、お客さまのご希望をイラスト化して
いただきました。
また、もし余りの革で制作できた場合にはリトルジップウォレットも
製作されたいというリクエストをいただき、できる限り無駄なく革を
使い切るという計算で、腹革 2匹分の「ポロサス」グリーンカラーを
リザードヘッド Sivataさんにお願いして、仕入れていただき、そして、
もちろんリザードヘッドにスペシャルオーダーをかけさせていただき
ました。
バッグ、ウォレット共に腹革の最も美しい場所をカットし、使って
いただくのはもちろんのことながら、残った部分でカードケースも
制作するため、計算ミスは許されません。
各アイテムのパターンを実際の革にあてがい、使用する場所を計算し
ある程度、目星が付いたら、実際に各アイテムの素材として切り出し
ていきます。
バッグのボディ表裏で1枚のポロサスの大半を使用いたします。
もっとも高価とされる中央部分を上下で切り出しております。
ラウンドファスナーウォレットも100万円を束で収納できるサイズと
なるとそれなりにサイズが必要となり、大部分を使用することになり
ましたが、ちょうど頭部側前脚付近を使用して、カードケースの制作
ができそうです。
以下はカードケース用になります。
統一感を出すためにもバッグは、取っ手、上部、サイド、ボトムにも
同じポロサスを切り出す必要があり、カードケースは、外側用と内側
用に素材が必要なので、結構なサイズが必要になります。
カードケース部分のあたりが付いたら、さらに、リトルジップ用に
あたりをつけて、革を選定いたします。
こちらはバッグの制作過程の画像になります。
非常に美しく仕上がっております！
今回、各アイテムのインテリア(内装)にはパープルをご指定いただい
ておりましたので、ウォレットとカードケースには、しっかりと張り
のあるパープルのルガトショルダーレザーを使用させていただき、
バッグのインテリアには、Sivataさんのアドバイスで張りのあるもの
は向かないらしく、柔らかな手触りのパープルのベビーカーフを使わ
せていただきました。
3点そろうとこんな感じになります。
同じ革で揃えて制作するとやはり統一感ありますね～
ちなみにパーツは全て22Kゴールドパーツが取り付けられます。
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