中学時代の同級生との定期的な飲み会の席で
「50歳を前に一回登っとこか」
と軽い気持ちで立ち上がった部員7名の「平中山岳部」
すでに2回もの登頂経験のある番長もいたので、どこか精神的に安心
してはいましたが、調べれば調べるほど今回のルートが初心者向けの
「吉田口ルート」といえど、登山で体力を消耗し、そこから疲れ切っ
た体で下山するのがフルマラソンに近い体力が必要ということを知り、
地元から一緒に参加する同級生と週2回程度10〜15kmほどのウォー
キングでトレーニングをすることに
必要最低限のウェアや装備はレンタルができるので、登山装備品一式
が届いてからは、地元を夜な夜な登山服にバックパックを背負って、
スティックをついて普通に街中を歩く姿は、見かけた人には異様に
映るかもですが(笑)
気持ちからモチベーションを上げるべく、そして、登山時のウェアや
シューズになれるように気にせずトレーニング
繰り返しトレーニングを重ねて、いよいよ登山前日、数日前から喉の
痛みを訴えていた三男が咳き込んでぐったり…
僕も前日夕方から少し肺に違和感と喉の痛みを感じでいたので、念の
ために薬をもらいに病院に行くと、念のためにコロナの検査をしまし
ょうと言う流れになり、抗原検査の結果まさかの「陽性」
ついてないというか…
もってない…
今回は富士山に嫌われたのか…
初めての富士登山を楽しみにレンタル以外にもドリンクホルダーや
スマホ動画撮影用ホルダーに酸素缶などなど備品を買い溜めて、当日
の行動食や飲料も準備していたのに残念
富士登山当日、託した「平中山岳部」のレッドリストバンドを腕に
同級生たちは、見事、富士山登頂に成功
みんなが送ってくれた風景や夕日やご来光の動画はどれも本当に神々
しく、そして本当に美しくて
できるならこの目で一緒に僕も見たかった
下山を終えた同級生が言うには、やはり「超」初心者のわれわれには
なかなかハードルの高いチャレンジらしい
地元の同級生を巻き込んで関西の身近な山の登山から初めて、また、
来年のシーズンに向けてトレーニングしようかな