本家記事→http://ja.scp-wiki.net/scp-3519
・OC:Keter
「2019年3月15日に世界が終わる」「世界が終わる前に自殺することが好ましい」というミーム災害。
(以下詳細とメモ)
ミーム災害ではあるが感染経路がえげつない。メディア全般だけでもやばいのに、終末論に関するあらゆる情報が感染源となりうる。具体的にはニュースでの報道はもちろん、ネットの荒らし記事とかも該当する。
このSCPの面白いところは2019年3月5日に至るまでの時系列での事例。ミームが驚異的な速度で感染していく様子がわかる。怖い。自殺率が世界人口の1%に達した辺りからの絶望感がすごい。
結局財団はこのミームの拡散を防ぎきれず3月5日に財団、要注意団体、一般社会全てが消えてしまう。
後に引き継ぎ主任となったローリージョーンズ博士を除いて。
このミームは「2019年3月5日に世界が終わる」「それまでに自殺するべきだ」というミーム災害なので3月5日を生き残ればミームの効果は切れる。
2019年3月6日に
いい天気だ
というメッセージだけがあってこのSCPの報告書は終わっている。
全てが消えた後に1人生き延びたジョーンズ博士に残されているのは These Quiet Days(静かなる日々) というオチ。
ミーム感染の速さと絶望感を体感できるのと、終末論の締め方が好きなSCP。
本家記事が1番楽しめると思う。