桃太郎トレイが花芽祭り...
桃太郎の花芽アップ
そしてこちらがサボテンタローさんのコロラータの花芽
育て方で見た目がかなり変化するエケベリアなので花芽も判断材料の一つなような気もしますが...
桃太郎の花芽の出方に似ています
この位の大きさのコロラータの花芽は
ひょろっと弱々しく出てきます
コロラータブランデティ(見元園芸さん)
個体差もあやたら思いますが、ある程度大きくても心配になるような花芽の上がり方
リンゼアナも同じ感じですね
...でも、巨大なコロラータがすごく立派な花芽を何本もあげているのも見たことがあります
もしかしたら私の購入した子のみ間違えてしまったかも?
確証は持てませんが、葉挿しですごく増やしやすいのと花芽の感じから、こちらは桃太郎または桃太郎よりな子である可能性があります
サボテンタローさんでは桃太郎も取扱いがあるのですが、購入して比較してみたくなりました
というのは、どちらの価格もお安めで、流行りの詐欺のような悪意を感じないんです
桃太郎として他の子と比較しても
たまたま育てた位置が良かったのかもですが、他の桃太郎よりもなんかムチっとした感じ
これはこれで楽しめちゃいますね
桃太郎は幼い小苗の頃はコロラータ系に近い姿。
そこから成長と共に葉幅が広く、肩のある葉
赤みの目立つ爪が内巻きになるのが特徴だと思っています
ただ、コロラータやリンゼアナを締めて育てると近い特徴になる場合があるような気もします(それでも成長点付近の葉の出方はやっぱりちょっと違う印象)
逆に出来る限り肉厚になるように肥料や日差しを工夫して育てた桃太郎はどんな姿になるんだろう
桃太郎は
チワワエンシスxリンゼアナ
の交配式だと言われていますが、日本に以前からあると言われているチワワエンシス交配にしては成長点がしっかりしている...
そして、リンゼアナはどれをリンゼアナとした交配なんだろう
そもそもに桃太郎を作出した方は誰だろう
花芽で判断する場合に
コロラータxチワワエンシスのような交配種はどちらの花芽の姿が優性遺伝するのだろう?
私の浅い知識ではわからないことばっかり
もはや嫌いな人がいないほどのチワワエンシスとリンゼアナの交配種
なぜこんなにお手頃かというと...
葉挿しで増やしやすいからですね
そして日本の環境に適応しているのか強い
逆に日本で高額になりやすいエケベリアといえばコロラータ系(リンゼアナを含む)
こちらは葉挿しで増やしにくい品種が多い
そして日本の環境が苦手なのか弱め
この理由から日本では希少性を保ちやすいのかもしれません
葉挿しで増やしにくいコロラータ系ですが、交配や自家受粉、そして実生をチャレンジする方が増えてきているので徐々に供給が追いついてきそうな予感がします
...日本の夏に実生っ子ちゃん達が耐えれば
臼田リンゼアナが特別視されるのは
育てるのが難しい日本の環境で長い間、実生ではなく、子株のみでその姿の保存が行われてきた特異性にあるのかもしれません
...葉挿しいけます?
なんかまた脱線してしまいましたが
リンゼアナもコロラータも桃太郎も
価格は違えどそれぞれの魅力、価値には愛でる方の好み、思い入れ以外の差異はなく
どれも美しい
以上、桃太郎? コロラータ? 臼田リンゼアナ 多肉植物の価値でした
最後まで閲覧ありがとうございました