再会と。折角の金木犀も皆、台風で散ってしまったようだ。何月に、とは意識しないまでも年に一度、「もうそんな季節に・・・」「もう一年経ったのか・・・」近所でその訪れを楽しませてくれるのは桜と藤と金木犀だけれど、香りによって心の内で感嘆の声をもらすことになるのが金木犀だった。今年の再会はまだ数日の間でしかなかったのに、呆気なく久方ぶりの逢瀬を奪われてしまったような。また来年、会えるのを楽しみにしているね。