大学に通い始めた息子が
「なんか大学行くのつまらない」
と言い出した。
そんなものあるのかね、
と思っていた5月病が、これなのか。
周囲の学生がチャラく見えてイヤだとか、
興味深い講義がひとつしかなく、
入りたいサークルもなかった、と。
おそらく僕が彼の立場だったとしても
同じように感じるような気は、する。
でもね、人生は
「思ってたんとちゃう」ところから始まるのだ。
「大学に何かを求めたり期待するのではなく、
在学中の4年間を活かして、自分の武器となる
もの(得意分野)を作ればいい。
まずはそのためにアンテナを張りまくれ」
と僕は彼に話した。
今は皆と同じようにフツウに講義を受け、
なんとなく単位をとり、
フツウに就職活動をして
さほど興味も持たない企業に勤める、
という時代でもないのだ。
「自分はこれが得意でこんなこともできる
のですが、話を聞いてもらえませんか」
と自分で探してアプローチするくらいに
なればいい。
カンタンにはそこまで夢中になれるものは
見つけられないかもしれないし、
結局、
そのような武器など手にすることは
叶わないかもしれない。
けれども、
それが人生なのだ、そういうものなのだ。
理想とのギャップに
立ち向かって、打ちのめされ、受け入れ、
そこからどう軌道修正するか、
その繰り返しにすぎない。
息子よ、
キミには幸いなことに時間がたっぷりあるのだ。
焦ることはない、
今は我が身を振り返ることなく、
ぶつかって傷ついて悩み、迷いながら
進め。