先週の週末は、レオナール・フジタ展を観に元町の大丸に行ってきました。[E:art]
フジタと言えば、20世紀初頭のパリで活躍したパリジャン(レオナール・フジタ)、というイメージと、戦時中に従軍して戦争をプロバガンダした日本人画家(藤田嗣治)という2つのイメージがあり、わりとその2つのイメージの片側からしか見られていない人という気がします。(私は前者のイメージの方が強い)
今回の展覧会は、近年発見された壁画を軸に、主にフランス時代の初期・晩年の作品を多く扱ったもの。
彼は晩年に日本国籍を捨て、カトリックの洗礼を受けます。晩年に住んだ家の様子や、最後の仕事として取り組んだ教会の装飾を通して、穏やかで満ち足りた生活を想像することができて、なんだかほっとしました。(あとね、白髪になっても若い頃と同じオカッパ頭のスタイルを通していたことにも感動した。かっこえぇ!)
が、どうして終の棲家をフランスに選んだのか、そこに至る過程を紹介するような作品がなかったのが物足りない感じではありました。
もともと軍医の息子として育ち、断れないまま従軍し、日本画壇の人間ではないせいで小磯良平、宮本三郎ら他の従軍画家の「罪」をかぶる形で、日本を追われる事になった藤田嗣治。
従軍時代の代表作『アッツ島玉砕』を見ても、戦争の悲惨さは伝わりこそすれ、なぜこれがプロバガンダ作品だと非難されたのか分かりません・・・・・・。
「正しく評価されない物は公開したくない」という藤田の最後のパートナー、君子夫人の了解を得て、少しづつではあるけれど、戦時中の作品も公開される動きが出てきたそうですが(君子夫人は去年亡くなられたそう)、きちんと、レオナール・フジタと藤田嗣治がひとりの芸術家であり人間であることを感じられる展覧会を強く望みます。
さて、大丸を出て、中華街のりそな銀行にむかう途中にこんなカフェをみつけました。
なんでも、おかき屋さんを母体とする、世界初の無料カフェらしい![E:coldsweats02]
中に入れば、沢山の人が。なんだか、失礼だけどドロンボー一味の怪しい店を思い出しちゃいましたよ。[E:dash]
ドリンクバーやおかきを取るところがあって、おかきの販売スペース(ここでお金をおとしてもらうのね)もあって・・・。
で、気になったのがコレ。
“パンフにあり”ってことで、パンフを手に取ると、なんだか自己啓発くさい。
“地球環境問題への取り組み”という項では意識改革が必要だとアレコレ理屈をこね回した結論として、
「自然ともども仲睦まじく暮らすこと」
と書いてある。
うーーーーーん。うーーーーーーーーーーん。
そんなんわかっとるわーーー!!![E:rock]
結局、エコへの具体的な取り組みはしてないんですね。[E:sad]
なんだかなあ。
ま、この不況の中、企業が無料でサービスを提供するなんて、そうそうできることじゃないし、末永く続けていただきたいもんです。
私も展覧会で疲れていたのでオレンジジュースを3杯もおかわりしました。
生き返りました。[E:shine]
以上、今週の日記です。

