こんにちは
毎日暑いですね〜
人工内耳埋込術からまもなく２か月になります。
手術時に不安だったのが
人工内耳の手術後には、プロセッサを外したらまったく音が聞こえなくなるのか
ということでした。
他の方のブログをみても、外すと無音状態という記述があるし。
でも！
私の場合はもともと悪かったということもあるけれども、
ほとんど手術前と同じように
プロセッサを外しても聞こえます。
入浴時などにも水の音が聞こえます。
（残存聴力型人工内耳（EAS）ではありません。）
それで、先日の通院時にSTさんに訊いてみました。
その返事は「そういう方もいます」とのことでした。
その後、たまたま
山崎博司先生たちの
「当院における EAS 症例と残存聴力を有する人工内耳症例の検討
～EAS と人工内耳のシームレス化にむけて～」
という論文を発見しました。
（日耳鼻 １２５: １８―２３，２０２２）
それで
「残存聴力を有する人工内耳症例でも一定の聴力温存率が得られる」
とあり、納得するとともに、
「人工内耳装用者がコイル一体型人工内耳体外機を側頭部に装着しながら，
人工内耳と同側の耳に補聴器を装用する」
という研究に驚きました
⑴ 人工内耳植込術後早期の語音聴取成績の改善と，
⑵ 人工内耳装用効果が安定してからの音質の改善に寄与する可能性
が示唆された．
とあります。
もう不要と思っていた補聴器も取り出して、
私も試してみてみようかと考えています
※上記はあくまで私の状況と、
医学雑誌に掲載された論文からです。
またこの論文中には
「ただし，当院では人工内耳と同側に補聴器を装用
する症例の経験がまだ少ないため，本症例の結果がほか
のRH―CI 群の症例に当てはまるか，今後症例を増やし
て検討する必要がある．」とあることを付記しておきます。