赴任してからの1年間は若くして海外に出してもらった前例もなかったことから、自分が出来ないと、次からの若手が海外に行けなくなる。なんて思いのもと仕事に取り組んでいた。実は赴任と同時に結婚し、子供も授かったために一人で仕事のことだけを考えれば良い環境だったが、プライベートでは妻と子供に会いに強硬日程で日本に帰ったりしていた。僕はなぜか妻と子供を手伝いたいと思う人間だったので、自然とそうしていた。その後、1年半の単身赴任を経て、妻と子供を帯同することとなった。日本と異なり外国人向けの医療も充実していない当時の蘇州に乳飲み子をつれてくることの心配は多かったし、連日の接待で帰りが遅くなることへの不安もあった。でも、不安よりも家族は一緒にいた方が良いと思っていたし、子供の成長を一番近くで見たかった。このころは仕事も家庭も両立できて楽しかったな。