ここからは、裁判しちゃう説、の つづき 。
松本は 思った 。その 言葉が、ひっかかった・・・。
事情・・・・・ 。・・・・・。・・・・・？。
事情？ とは ・・・？ だれの？ オレの？ ちがうな・・・。
そりゃ 相当の 事情が あってくれなきゃ・・、こちらも・・
こまる。
「 ・・・・ 女性 ですね ・・・・ 」
占い師は 、勝手に・・、
どんどん・・・ さきへ 進む ・・。困惑した・・こちらを、置いておいて。
松本さんの うしろに いる 女性は・・、松本さんを
落とそうとか・・・、敵意や・・・、悪意を もってません ・・・・。
このこ じじんが・・・、なにものか から・・・・、にげてます・・・・。
そして・・・ まつもとさんの かげに かくれて ます ・・・。
松本さんを おとしめそうと・・・・、ねらうのは・・・・、
彼女を・・・・、 ねらっている ・・・・ もの です 。
彼女の 口調には・・・、なにか はっと させる・・ものが あった・・。
松本は、思い当たることは、なにも なかったが、なにか・・・はっと した。
じぶんを おとそうと するものは・・・、
自分への うらみや 悪意では・・・ なく 、
自分に 関係ない・・・ ものの、 いわば、追手・・・ という、
へんが 。 妙に・・・、ふに 落ちた・・・。信ぴょう性があって、
納得できた・・・。
だからと 言って・・・、なにも 解決 してないが ・・・・。
さすが、信用できる すじから、紹介され聞いてた、占い師だ・・。
ことも なげに・・・、こっちに とって 死活問題の、重要な
ことを、 言い当てる。
ただ・・・・。だから？ どうしろと ・・・。
また・・・ 来たら いい 。途中、入れてくれたお茶も、おいしいし、
ここの 雰囲気は・・、やすらぐ。 都心より ずっと・・・。
☆ ☆ ☆
浜田は、心底・・・ おだやかでは・・・なかった。仕事にも・・、
影響でるし・・・。なにより テンションが さがる・・。テンションが
さがるのは、自分だけじゃ・・・なかった。後輩も・・・・、みなそうだ。
こんな時期に・・・、笑って 仕事を しなきゃいけない・・・・。
松本の 状況は、 笑えない・・・ のに 。
待ってますよ・・・・、と。 この言葉は、自分でも、気に入った・・。
ジャーナリストの、財津は、思うことはたくさん・・あった。
自分は 中学生の ころから・・・、ごっつええ感じ、からはじまって、
ダウンタウン、松本さんの ことは・・、自分の 人生の 半生ほども
ずっと・・・、みてきて いる。自分だけじゃない・・・。自分の
世代は、・・・みな そうだ・・。いや、日本じゅうが・・、そうだ・・。
思春期・・・・、ものごころついてから、ずっと だれの 背中を見て
育ったのか・？と、いうと 、 松本さんの 背中を見て、大きくなった。
松本さんの せなかを みて・・・、そだった 。
それは オレだけじゃ・・・ない。 この 国は、日本じゅうが・・、だ・・・。
芸能界だって、そうじゃ・・・ないか？ 芸人は、ほぼ、そうじゃないか？
それ・・・ くらい ・・・・ の ひと だ 。
おんなの ひとりや、 ふたり ・・、 ぎゃーぎゃー いいやがって・・・。
おんなが、 なんなんだよ・・・・。
えらい 時代が 来たもんだ・・・。
☆ ☆ ☆
おや？ ・・。財津は DMが 来ているのに 気が ついた・・・・。
差出人は・・・・ 不明 。
なんでも、 いい。 なにか・・・ 情報は ないか。
牛郡畳に・・・？ 松本さんは います。 わたしも います・・。
・・・・？ は ？ 。牛郡畳 ？ 牛宮城か？ 宮迫の 。
そこに・・・ わたしと 松本さんは います ・・・。
いたずらか・・・・、悪ふざけ だろう、きっと・・・。
絵が・・・・ 書いて 添えられて いた・・・。その 絵を 見て・・・・
はっと した・・・・。はっと するほど・・・、うまい ・・・。
はっと する ほど・・・、 リアルだ・・・。なにか この絵のなかに
ひきこまれそう・・・・。そう言えば、牛宮城は・・・、アート、絵、だったよな・・・。
絵は・・・、 中央に 女性が えがかれ・・・・て いる・・・。
えんぴつだ・・・。濃さの ちがうえんぴつなのか・・・、写真かと
思うくらい・・・、写実的だ。だれか モデルがいて・・・、デッサン
した・・・ものじゃなかろうか。手・・・・、 足・・・・・ 。
足は・・・・ ふとももから、出ている。着ているものは、レオタード
くらい・・、足の つけねまでの、足のつけねを、やっと、かくす程度。
やや・・・ふくよか だろうか・・・。むちむち、した 感じ。
その 女性に 薔薇の いばらが、 からみついて、しばっている・・・。
薔薇の いばらの ような、もの。つる？の ようなもの。