キリストの携挙ー2・天が開かれているのを見た!

前回の「キリストの携挙―1・盗人のようにやって来るキリストの携挙」からの続きです。
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ヨハネの黙示録19章にはキリストの再臨の場面が描かれています。そして19章11節に「また私は、天が開かれているのを見た。」と書かれています。今回はこの「天が開かれているのを見た。」の解説をします。
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始める前に、いつも言っていることですが、

旧約聖書と新約聖書は表裏一体の関係にあります。万物の始りが書かれている創世記1章をぐるりとひっくり返すと万物の終わりが書かれているヨハネの黙示録が出て来ます。万物の終わりが書かれているヨハネの黙示録をぐるりとひっくり返すと万物の始りが書かれている創世記1章が出て来ます。ですから創世記1章の謎を解き明かすヒントは黙示録に書いてあります。逆に黙示録の謎を解き明かすヒントは創世記1章に書いてあります。そのことを前提に、これから黙示録19章11節で出て来る「天が開かれているのを見た。」とは何か?を、解説していきます。
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はじめに結論を申し上げます。

「天が開かれているのを見た。」というのは創世記1章2節の天と地の間にある「闇」が消え去った光景です。ヨハネは創世記1章2節の天と地の間にある「闇」が消え去って地から天が見えたので、黙示録19章11節で「天が開かれているのを見た。」と書きました。今まで天と地の間にある闇が邪魔して地から天は見えませんでしたが、天と地を遮っていた闇が消え去って天が見えたので「天が開かれているのを見た。」と書きました。

1:1 はじめに神が天と地を創造された。
1:2 地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

では本論に入ります。
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創世記1章2節の「闇が大水の面の上にあり、」の闇は「サタンの世界」です。詳しいことは「天地創造シリーズ」で解説しますが、創世記1章2節に書かれている「闇が大水の面の上にあり、」の闇は「サタンの世界」を表しています。

聖書を読んでいるクリスチャンの方なら理解していると思いますが、聖書は創世記の初めから黙示録の終わりまで一貫して「光はイエス・キリスト」「闇はサタン」と定義して書かれています。ですから創世記1章2節は

地は茫漠として何もなく、闇(サタンの世界)が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

と解釈することが出来ます。

天と大水の間に闇の世界の「サタンの王国、領域」が存在していることを、創世記1章2節は表しています。(詳しいことは「天地創造シリーズ」で解説します)
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黙示録8章13節と黙示録19章17節に「中天」という言葉が出て来ます。

ヨハネの黙示録8章
8:13 また私は見た。そして、一羽の鷲が中天を飛びながら、大声でこう言うのを聞いた。「わざわいだ、わざわいだ、わざわいが来る。地上に住む者たちに。三人の御使いが吹こうとしている残りのラッパの音によって。」

ヨハネの黙示録19章
19:17 また私は、一人の御使いが太陽の中に立っているのを見た。彼は大声で叫び、中天を飛んでいるすべての鳥たちに言った。「さあ、神の大宴会に集まれ。

ここに書かれている「中天」とは、創世記1章2節の「闇」の世界を表しています。

創世記1章
1:2 地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

 
(闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。)

 

神と御使いの領域である「天」と、人類の領域である「地」の間に、サンドイッチのように挟まっている闇の世界の「サタンの世界、領域」です。その暗闇の「サタンの世界、領域」が、黙示録8章13節と黙示録19章17節で「中天」と書かれて出て来ます。つまり創世記1章2節の天(神と御使いの世界、領域)と大水(人類の世界、領域)の間に存在する「闇(サタンの世界、領域)」です。だから

「闇(サタンの世界)が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。」

と書かれています。(詳しいことは「天地創造シリーズ」で解説します)
また、パウロがⅡコリント人への手紙12章2節で「第三の天」というワードを使っています。

Ⅱコリント人への手紙12章
12:2 私はキリストにある一人の人を知っています。この人は十四年前に、第三の天にまで引き上げられました。肉体のままであったのか、私は知りません。肉体を離れてであったのか、それも知りません。神がご存じです。

「第三の天」とは、第一の天、第二の天、第三の三つの天があるということです。この三つの天の中の第二の天が黙示録8章13節、黙示録19章17節の「中天」です。サタンの巣窟になっている霊の世界の天です。この第三の天をキリスト教会は「黙示録の神の国の天」と「宇宙の天」と「地球の大空の天」の三つの天です、と教えていますが、それは誤りです。間違いです。第三の天は「黙示録の神の国の天」と「サタンの巣窟の天」と「宇宙と地球の大空の天」の三つの天です。このことは「天地創造シリーズ」で明らかにしていきます。

そしてサタンの巣窟となっている創世記1章2節の「闇の世界の都」が黙示録に出て来る「大バビロン」です。

ヨハネの黙示録18章
18:2 彼は力強い声で叫んだ。「倒れた。大バビロンは倒れた。それは、悪霊の住みか、あらゆる汚れた霊の巣窟、あらゆる汚れた鳥の巣窟、あらゆる汚れた憎むべき獣の巣窟となった。

「・・・巣窟となった。」というのは頭に「それは、」と書かれていますから、神の怒りが大バビロンを倒したように巣窟にいるあらゆる汚れた霊、あらゆる汚れた鳥、あらゆる汚れた憎むべき獣にも神の怒りが下った、という意味です。大バビロンが倒れて新たに巣窟が出来た、という意味ではありません。この18章全体を読めば理解出来ます。

つまり、創世記1章2節の闇は「悪霊の住みか、あらゆる汚れた霊の巣窟、あらゆる汚れた鳥の巣窟、あらゆる汚れた憎むべき獣の巣窟」の世界、領域を表しています。

ですから黙示録に出て来る 大バビロン は「サタンの王国、都市」を表していて、黙示録に出て来るバビロンを巡る神の軍勢とサタンの軍勢の攻防はサタンの巣窟となっている「中天」創世記1章2節の「闇の世界、領域」で行われています。黙示録に出て来るバビロンは荒野でキリストがサタンに連れられて高い山の頂上から見た確かな実体がある「サタンの王国、サタンの都」を表しています。
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イエス・キリストは宣教に入る前の荒野でサタン(悪魔)の試みを受けました。このときサタンに連れられて行った場所が「サタンの王国・バビロン」です。

マタイの福音書4章
4:1 それからイエスは、悪魔の試みを受けるために、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。
4:2 そして四十日四十夜、断食をし、その後で空腹を覚えられた。
4:3 すると、試みる者が近づいて来て言った。「あなたが神の子なら、これらの石がパンになるように命じなさい。」
4:4 イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』と書いてある。」
4:5 すると悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて、
4:6 こう言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げなさい。『神はあなたのために御使いたちに命じられる。彼らはその両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする』と書いてあるから。」
4:7 イエスは言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない』とも書いてある。」
4:8 悪魔はまた、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての王国とその栄華を見せて、
4:9 こう言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これをすべてあなたにあげよう。」
4:10 そこでイエスは言われた。「下がれ、サタン。『あなたの神である主を礼拝しなさい。主にのみ仕えなさい』と書いてある。」
4:11 すると悪魔はイエスを離れた。そして、見よ、御使いたちが近づいて来てイエスに仕えた。

ルカの福音書4章
4:1 さて、イエスは聖霊に満ちてヨルダンから帰られた。そして御霊によって荒野に導かれ、
4:2 四十日間、悪魔の試みを受けられた。その間イエスは何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。
4:3 そこで、悪魔はイエスに言った。「あなたが神の子なら、この石に、パンになるように命じなさい。」
4:4 イエスは悪魔に答えられた。「『人はパンだけで生きるのではない』と書いてある。」
4:5 すると悪魔はイエスを高いところに連れて行き、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せて、
4:6 こう言った。「このような、国々の権力と栄光をすべてあなたにあげよう。それは私に任されていて、だれでも私が望む人にあげるのだから。
4:7 だから、もしあなたが私の前にひれ伏すなら、すべてがあなたのものとなる。」
4:8 イエスは悪魔に答えられた。「『あなたの神である主を礼拝しなさい。主にのみ仕えなさい』と書いてある。」
4:9 また、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて、こう言った。「あなたが神の子なら、ここから下に身を投げなさい。
4:10 『神は、あなたのために御使いたちに命じて、あなたを守られる。
4:11 彼らは、その両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする』と書いてあるから。」
4:12 するとイエスは答えられた。「『あなたの神である主を試みてはならない』と言われている。」
4:13 悪魔はあらゆる試みを終えると、しばらくの間イエスから離れた。

マタイの福音書4章
4:8 悪魔はまた、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての王国とその栄華を見せて、

悪魔がイエスを連れていった「非常に高い山」が「サタンの巣窟・大バビロンの世界」です。領域です。創世記1章2節の「闇」の世界です。「闇」の領域です。

4:8・・・この世のすべての王国とその栄華を見せて、

闇(サタン)が支配する大水(宇宙、地球の世界)の面の上(サタンの王国)から、サタンが支配する人類の「すべての王国とその栄華」をイエスに見せて、

4:9 こう言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これをすべてあなたにあげよう。」

「 もしひれ伏して私を拝むなら(サタンに伏して礼拝するなら)、これを(全人類の王国を支配する権威とそれに伴う栄華)すべてあなた(キリスト)にあげよう。」と誘惑しました。

地球上の世界の国々を治める国々の最高権力者は「サタン」が決めています。民主主義国家でも独裁国家でも、平和主義国家でも軍国主義国家でも、世界の国々の最高権力者はサタンが「人事権」を握っています。実際に黙示録13章では竜(サタンの長)が海から上って来た一頭の獣(地上の現れた一国の最高権力者)に「自分の力と自分の王座と大きな権威を与え」て、神の軍勢との「大バビロンの戦い(ハルマゲドンの戦い)」の準備に入ります。

ヨハネの黙示録13章
13:1 また私は、海から一頭の獣が上って来るのを見た。これには十本の角と七つの頭があった。その角には十の王冠があり、その頭には神を冒涜する様々な名があった。
13:2 私が見たその獣は豹に似ていて、足は熊の足のよう、口は獅子の口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と自分の王座と大きな権威を与えた。
13:3 その頭のうちの一つは打たれて死んだと思われたが、その致命的な傷は治った。全地は驚いてその獣に従い、
13:4 竜を拝んだ。竜が獣に権威を与えたからである。また人々は獣も拝んで言った。「だれがこの獣に比べられるだろうか。だれがこれと戦うことができるだろうか。」
13:5 この獣には、大言壮語して冒涜のことばを語る口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。
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ヨハネは黙示録17章で御使いから「大水の上に座している大淫婦に対するさばきを見せましょう。」と言われて御霊によって「荒野」へ連れて行かれて、そこで大バビロン(大淫婦)の裁きを見せられました。

ヨハネの黙示録17章
17:1 また、七つの鉢を持つ七人の御使いの一人が来て、私に語りかけた。「ここに来なさい。大水の上に座している大淫婦に対するさばきを見せましょう。
17:2 地の王たちは、この女と淫らなことを行い、地に住む人々は、この女の淫行のぶどう酒に酔いました。」
17:3 それから、御使いは私を御霊によって荒野へ連れて行った。私は、一人の女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神を冒涜する名で満ちていて、七つの頭と十本の角を持っていた。

ヨハネはこの光景を「荒野」で見ました。

17:3 それから、御使いは私を御霊によって荒野へ連れて行った。

ヨハネが御霊によって連れていかれた 荒野 は、キリストが断食が終わった後に御霊によって導かれてサタンの試みを受けた 荒野 と同じ「荒野」です。つまりヨハネは、キリストが断食が終わった後に荒野でサタンによって連れていかれた「非常に高い山の光景」を目の前で見せられました。そしてその非常に高い山の中心に座る「大淫婦」と大淫婦と交わる地の王たち、獣たちをヨハネは見たのです。獣たちは「非常に高い山」で大淫婦を伏し拝んで大淫婦に見せられた「この世のすべての王国とその栄華」を喜んで受け取って大淫婦の配下になった者たちです。

マタイの福音書4章
4:8 悪魔はまた、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての王国とその栄華を見せて、

ヨハネの黙示録17章
17:1 また、七つの鉢を持つ七人の御使いの一人が来て、私に語りかけた。「ここに来なさい。大水の上に座している大淫婦に対するさばきを見せましょう。
17:2 地の王たちは、この女と淫らなことを行い、地に住む人々は、この女の淫行のぶどう酒に酔いました。」
17:3 それから、御使いは私を御霊によって荒野へ連れて行った。私は、一人の女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神を冒涜する名で満ちていて、七つの頭と十本の角を持っていた。
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黙示録17章1節に書かれている「大水の上」とは創世記1章2節の「闇が大水の面の上にあり、」の「大水」です。ですから創世記1章2節の大水の上に黙示録17章1節の「大淫婦」が座っていた、ということです。

創世記1章2節
1:2 地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

闇が大水の面の上にあり、

ヨハネの黙示録17章
17:1 また、七つの鉢を持つ七人の御使いの一人が来て、私に語りかけた。「ここに来なさい。大水の上に座している大淫婦に対するさばきを見せましょう。

大水の上に座している大淫婦

創世記1章2節の 大水 とヨハネの黙示録17章1節の 大水 は同じ「大水」です。つまり人類が存在する前にすでに創世記1章2節の大水の上に闇のサタン、大淫婦が君臨していた、ということです。
そして黙示録17章15節で御使いはヨハネに

あなたが見た水、淫婦が座しているところは、もろもろの民族、群衆、国民、言語です。

と教えました。「あなたが見た水、」とは先ほどと同じ創世記1章2節の「大水」です。大水の上に淫婦が座っていて、淫婦が座っていている大水は「もろもろの民族、群衆、国民、言語です。」と御使いは教えました。ですから、創世記1章2節の大水(もろもろの民族、群衆、国民、言語)の上に、黙示録17章2節の「淫婦」が座っていました。
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そして大淫婦が裁かれて「悪霊の住みか、あらゆる汚れた霊の巣窟、あらゆる汚れた鳥の巣窟、あらゆる汚れた憎むべき獣の巣窟」となっていた大バビロンが滅ぼされたので、黙示録18章で御使いが「勝利宣言」をしました。

ヨハネの黙示録18章
18:1 その後、私は、もう一人の御使いが、大きな権威を持って天から下って来るのを見た。地はその栄光によって照らされた。
18:2 彼は力強い声で叫んだ。「倒れた。大バビロンは倒れた。それは、悪霊の住みか、あらゆる汚れた霊の巣窟、あらゆる汚れた鳥の巣窟、あらゆる汚れた憎むべき獣の巣窟となった。

この時点で、創世記1章2節の「闇」が消え去り、サタンの巣窟になっていた闇の領域が神の栄光の光で照らされました。だから18章1節で

もう一人の御使いが、大きな権威を持って天から下って来るのを見た。地はその栄光によって照らされた。

と書かれています。

 

(大バビロンが倒れて闇が消え去った天と地)

黙示録18章1節の「地」は創世記1章1節の 天と地 の「地」です。

黙示録18章
18:1 その後、私は、もう一人の御使いが、大きな権威を持って天から下って来るのを見た。地はその栄光によって照らされた。

創世記1章
1:1 はじめに神が天と地を創造された。
1:2 地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

今まで1章2節で天と地を遮っていた「闇(サタンの世界・宇宙の暗闇)」が消え去ったので天の光が直接地に注ぎ込まれました。その光景をヨハネは18章1節で見ました。

18:1 その後、私は、もう一人の御使いが、大きな権威を持って天から下って来るのを見た。地はその栄光によって照らされた。

創世記1章2節の闇という「暗幕」が開かれて天から光が地に差し込んだ光景をヨハネは黙示録19章11節で

また私は、天が開かれているのを見た。

と書きました。「天が開かれているのを見た。」というのは今まで人類の霊的な世界を覆っていた「サタンの暗幕が開かれた」という意味です。
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宇宙が暗闇なのは、サタンという「暗幕」に覆われているから「暗闇」なのです。神の天地創造は人の目に見えない天の世界、霊的な世界を、人の目に見える形に投影しながら、万物を創造しています。そこが全知全能なる神の所以です。

そして黙示録19章のキリストの再臨のときは今は真っ暗闇の宇宙が消え去って天の光が差し込んで来て今まで人の目に見えなかった「天の世界」が丸見え状態になり大患難時代を信仰で通過して来たイスラエルと異邦の民は婿なるキリストと花嫁なるクリスチャンと旧約時代の信仰者たちの「子羊の婚礼」をともに祝います。
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イエス・キリストがバプテスマのヨハネから洗礼を受けたときに天が開けて御霊が鳩のようにキリストに降りました。

マタイの福音書3章
3:16 イエスはバプテスマを受けて、すぐに水から上がられた。すると見よ、天が開け、神の御霊が鳩のようにご自分の上に降って来られるのをご覧になった。
3:17 そして、見よ、天から声があり、こう告げた。「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。」

マルコの福音書1章
1:9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレからやって来て、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けられた。
1:10 イエスは、水の中から上がるとすぐに、天が裂けて御霊が鳩のようにご自分に降って来るのをご覧になった。
1:11 すると天から声がした。「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」
1:12 それからすぐに、御霊はイエスを荒野に追いやられた。
1:13 イエスは四十日間荒野にいて、サタンの試みを受けられた。イエスは野の獣とともにおられ、御使いたちが仕えていた。

ルカの福音書3章
3:21 さて、民がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマを受けられた。そして祈っておられると、天が開け、
3:22 聖霊が鳩のような形をして、イエスの上に降って来られた。すると、天から声がした。「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」

キリストが見た「天が開ける光景」を、人類は「キリストの再臨」のときに見ることになります。
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ヨハネの福音書1章
1:1 初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
1:2 この方は、初めに神とともにおられた。
1:3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。
1:4 この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。
1:5 光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。

光は必ず闇に勝利します!
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次回の「キリストの携挙ー3」に続きます。
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引用・聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
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