17年前の今日、

神戸を大きな地震が襲いました。

私も朝寝ていました。

本当に本当に恐ろしかった。

真っ暗で何が起きたか分からなくて、

棚から落ちてくるいろんなものから

頭を守るのが精一杯でした。

揺れが落ち着いて、

両親の寝室へ行き、

家族が無事が確認できて

とりあえず明るくなるのを

待ちました。

電話も繫がらない。

明かりもない。

近所の人たちと

『大丈夫か~?』

と互いに声を掛けあった。

明るくなって、

とりあえず着替えて

近所に住むおばあちゃんの元へ

急いで向かった。

おじいちゃんは入院してたから

おばあちゃん一人で

すごいこわかったって。

とにかく私はおばあちゃん家に

行ったっけな。

水もガスも何にもない。

井戸水があるところを探して、

7時間並んだのを

今でも良く覚えてる。

人間の無力さ、

19歳になったばかりの私は痛感しました。

沢山の仲間を失った大震災。

家もスゴイ被害を受けました。

国は半壊手当しか出してくれなかったけど、

中身は全壊と変わらないほどだった。

今でも扉は勝手に閉まるし、

ゴルフボールも転がるよ。

母も肋骨を折った。

でも、それだけで済んだ。

思い出したくない経験ではある。

だけど、

水の大切さ、自然の恐ろしさ、

人間の愚かさ、

命の儚さ。。。

様々なことを感じられ、

あの経験があったから

今の自分がいるんだと思う。

だから、

あたしなんかは無力だけど、

何か311の震災の為に

できないかって、

17年前に沢山の方々が

神戸を救って下さった。

復興して下さったご恩を

大したことできないけど、

何かしたいって。

本当に思えた。

ボランティア、チャリティー、

たくさんの方々が被災地を訪れました。

そして今も訪れています。

でも、本当に大変なんはこれからだと思う。

時間が経てば報道されなくなる。

でも、復興はかなり時間が掛かることなので、

今年はもっともっとみんなで力を合わせて

復興のために、

心の栄養につながる何かのお手伝いが

私もして行きたいです。

お祈りも続けていきます。

その時だけではなく、

ずっと続けて行けます様に。

一日も早く被災された皆様に穏やかな日々が

戻ります様に・・・

そして神戸の震災も忘れず、

その時の教訓が、

いつまでも行きてくれます様に。

神戸の震災で生まれた日本レスキュー協会、

海外の災害地で活躍しています。

続けるって大変です。

でも、一人一人の力が合わさって

大きな力になります。

どうか、

神戸を、

原発で今も苦しむ福島や、

岩手、宮城をはじめ

茨城、千葉、長野。。。。。。

起きたことから目を背けず、

元気な日本が復活することを

みんなで願えます様に。


長くなりましたが、

最後まで読んで下さったみなさま、

ありがとう。

私の書いた

♪大切なたからもの♪は

自分の神戸の震災の体験から

感じてたこと、

昨年の震災でまた思い出されたことから

出来た詩です。

いつまでもいつまでも、

たいせつに歌い続けていきます。

メッセージが一人でも多くの方に

伝わってくれます様に。


今月末、

東北に歌いに行かせて頂きます!

たくさんの光がみなさまに降り注ぎます様に魔法キラキラ