こんにちは🙋‍♀️

前回の記事ではバイパス手術は
60才以上ではしない方向と書きました
しかし、当然ながらもや患者以外はそうではありません。

今から述べる事は私がオペ入院した時のお話しです。

オーバー80の方が隣のベッドにいらっしゃいました
もや患者ではありません

脳梗塞の後遺症で複視(二重に見える)が酷かったのと、
血流が下がってるので再発の危険があるとの診断で
脳が落ち着くのを待ってから
直接バイパス手術を受けられました
(私の執刀医とは別の医師でした)

主治医に寄れば一般的に、
脳梗塞した後には脳が腫れるので約1ヶ月は置いてから、
酷い脳梗塞の場合には2、3ヶ月後にしか
バイパス手術はしないそう。
脳出血の場合には約3ヶ月は置く(程度に差がある)

実際に入院中は仲良くして頂いたお婆ちゃまで
認知症は感じられず良く言葉を交わしましたので
経緯はしっかりとお聞きしたのです。

認知症防止にもバイパス手術は効くかも?
なーんて思える程キレッキレのお婆ちゃまでした。

その時私は一回目のオペ入院だったので
こんな高齢の方でも頭を開いてお元気なんだっ⁉︎と
とても勇気付けられたので
めっちゃ有難い出会いでした🙏

ただ、その時にはもや患者と同じく
浅側頭動脈(耳の前にある血管)を使っての
バイパスだと思ってましたが、
もう片方の2回目入院した時に
隣のベッドで知り合いになった方は、
私と同じ執刀医で、良性腫瘍のオペを受けられた方です
腫瘍を取りつつ、やはりかなり血流が不足していて
バイパス手術も並行して行うオペをされました
その時にはグラフト血管は脚から取るとお聞きしました。

へー(@_@)そーなんだぁ
浅側頭動脈を入れるんじゃないのね‼︎と知ったのです
何も知らない私はそこで学びました

年齢の事に戻りますがお二人は80才過ぎと、60才過ぎ、
だからもや以外では当たり前の事ですが
60才以上の方でも頻繁に行われているオペなのです。

巷の脳外科専門病院、急性期病院では直接バイパス手術が
出来る医師は多いです、バンバン行われてると思います。

そんな執刀医でも もやのバイパス手術は
もや人口が少ない為、経験が少ない医師が多いのが現状。
しかし、もや以外での直接バイパス手術に対する
自信を盛大にお持ちですから、
「バイパス手術は難しい手術じゃないよ」
などと言われます

それはちゃいまっせ!
御用心ご用心😸

キンモクセイの香りに誘われて散歩しに行こうかな