…続きです😅

尚、タイトル名に「シア」本名が入っていますが、彼女の話ではありません💧
全く無関係という訳ではありませんが…💧)

「吟(ぎん)の竜🐉」が語る(ダウンロードする)通称「高天原(タカアマハラ)幻想」
その「失われた物語(ロスト・レコード)」の中に、「一つの祈り(クリスターシァ)の章」という項目があるだけです😅

【かの者に祝福を(クリスターシァ・クリスタージュ)】は、“obsidian”のメンバー3名の方「額の紋章⚜」絵を並べた(シェアした)ことにより、「吟(ぎん)の竜🐉」が語った(ダウンロードした)物語(ロスト・レコード)です。

詳細は不明なため、登場人物がご本人達かどうかは分かりません。
ですが、メンバーの方々に関わりがあることだけは間違いないようです。

実のところ、詳細に「アクセス」も可能と言えば可能なんですが💧
そうすると、ほぼ眠りっ放しになり(最高1ヶ月💧)、セッションのお志事だけでなく、日常生活にも支障をきたしますので、ご理解頂けますと幸いですm(_ _)m💧

なので本文要約してあります💧
私の文才の無さも拍車をかけ、内容は更に意味不明だと思いますが…翻訳して下さるアマノトコダチ様との折り合いのもと、この後の文章となりました滝汗💧

何卒、寛容のお心のままに✨お読み下さいm(_ _)m💧

因みに、どれぐらい要約してあるかと言うと…滝汗💧

要約後:
【かの者に祝福を(クリスターシァ・クリスタージュ)】

↓↓↓↓↓↓

要約前:
貴方がたとえ覚えていなくても、視えなくても、聴こえなくても、触れることが出来なくても、我れ(我れら)はここに居る。

愛しき者よ、貴方をいつも見守っている。

かの地(地球)に旅立った愛しき者よ、我れ(我れら)は貴方を誇り思う。 

だから決して、自分は独りだと思いつめないで欲しい。

人間(地球人)として生まれたのだから、人間として生き、その人生を悔いなく謳歌して欲しい。

我れ(我れら)は、ただそれだけを愛しき者に、貴方に望む。

どうか、それを決して忘れないで欲しい。】


(※「額の紋章⚜解説書」より引用。尚、この翻訳は一例です。





【高天原(タカアマハラ)幻想】

「一つの祈り(クリスターシァ)〜かの者に祝福を(クリスターシァ・クリスタージュ)〜」より。

"竜”は語るーー

そは古えにして先の代のーー
先の代にして古えのーー
近きて遠き、遠きて近き、巡る廻る螺旋の叙事詩(うた)。
失われし、されど、そは誰もが知りし物語。
空間(そら)の光に目が眩み、時間(とき)の闇に隠されて、誰もが忘れし記憶なりーー



ーーその惑星(ほし)は、年老いた太陽に飲まれ、終焉を迎えようとしていた。
宇宙(うみ)を渡る技術(すべ)を持たぬ惑星(ほし)の住人達は、母なる惑星(ほし)と共に生命(いのち)を終える運命(さだめ)を受け入れていた。

しかし、太陽が惑星(ほし)を飲み込もうした瞬間つの産声が上がった。
赤児が産まれなくなってから幾星霜ーーその惑星(ほし)で産まれた新たな、そして最期の生命(いのち)だった。

その時、一つの奇跡が起きた。
子を想う母の「祈り(こえ)」と、母なる惑星(ほし)の「意志(こころ)」が一つとなり、惑星(ほし)全体に広がった。
「祈り(こえ)」は惑星(ほし)の住人達に響き渡った。
二つの母の「祈り(こえ)」と「意志(こころ)」に住人達も共鳴し、それは高く低く響き渡り、はるか遠く遠くまで拡がっていった。

その「祈り(こえ)」と「意志(こころ)」を受止めた者がいた。
卯の者ーー十三支族の中で、最も耳の良い種族だった。
十三支族は結集し、太陽の門(ゲート)を通り、その惑星(ほし)に向かった。
巳(水)と羊(火)の者は惑星(ほし)を膜(シールド)で包み、暫しの住人達の救出時間を作った。

しかし大地に根ざす住人達は、長い間、大地から離れて生きることは出来ない。
何より、地中深くまで根を伸ばし、大地の亀裂を縫いとめる、広く複雑に絡み合う根を、切断することなく掘り起こす時間は残されていなかった。
十三支族は、彼らの「祈り(こえ)」と「意志(こころ)」のままに、赤児だけを連れて惑星(ほし)をあとにした。

その後、十三支族は孤児となった赤児を新たな惑星(ほし)に植え、大事に大事に育てた。
赤児は母を恋しがり愚図ることもあったが、母の身より削り作った匣を開くと笑顔になった。
十三支族は、赤児が匣をなくすことがないように、その根元に埋めた。

それから季節は巡りーー赤児はすくすくと成長した。
赤児は、新たな惑星(ほし)に連れて来られた時と同じ季節になると、毎年、埋められた匣を掘り出し、蓋を開いた。
赤児は、母のことも、住人達のことも、母なる惑星(ほし)のことも何一つ覚えていなかった。
だが、匣を開くと流れ出す「祈り(こえ)」と「意志(こころ)」だけは覚えていた。

以来、かの地では、春になると薄紅の花が咲くようになった。
始めは一本の木でも、後からーーまるで共鳴するかのようにいっせいに咲き始め、かの地を薄紅に染める。
そしてひと時の後に、花弁は一斉に散り、風に乗り、高く低くどこまでも運ばれて行くーー。

かの地の人々は知らない。
ある母なる惑星(ほし)の出来事をーー。
だが、かの地の人々は知っている。
ある母なる惑星(ほし)の「祈り(こえ)」と「意志(こころ)」のことをーー。
それ故に、かの地の人々は赤児を愛するのだ。
今尚咲き続ける、かの地で「桜」と呼ばれる赤児のことをーー。


語り:吟の竜
翻訳:アマノトコダチ

2019.2.9