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  -  本文 【福音】遊女ラハブ  ~ ヨシュア記2章 ~ -

 

※太字は聖書からの引用です。

 

 彼女は遊女で、ラハブという名前です。驚くべき事実は、新約聖書の中で彼女は、遊女であったにも関わらず、並みいる信仰の英雄たちと肩を並べ、しかもキリストの系図の中に入っているということです!新約聖書の最初の5節の中に、この女性の名前があるのです。どのようにして彼女はキリストの系図の中に入ったのでしょう?信仰によって入ったのです。

 

(ヨシュア記2:1)「ヌンの子ヨシュアは、シティムからひそかにふたりの者を斥候として遣わして、言った。『行って、あの地とエリコを偵察しなさい。』彼らは行って、ラハブという名の遊女の家に入り、そこに泊まった。」

 

 ふたりのスパイが送り込まれたことに注目してください。この地に入るのに、最善の方法を見つけるために送られました。ご覧のとおり、目的は全く違うのです。

 

(ヨシュア2:2-7)「エリコの王に、『今、イスラエル人のある者たちが、今夜この地を探るために、入って来ました』と告げる者があったので、エリコの王はラハブのところに人をやって言った。『あなたのところに来て、あなたの家に入った者たちを連れ出しなさい。その者たちは、この地のすべてを探るために来たのだから。』ところが、この女はそのふたりの人をかくまって、こう言った。『その人たちは私のところに来ました。しかし、私はその人たちがどこから来たのか知りませんでした。その人たちは、暗くなって、門が閉じられるころ、出て行きました。その人たちがどこへ行ったのか存じません。急いで彼らのあとを追ってごらんなさい。追いつけるでしょう。』彼女はふたりを屋上に連れて行き、屋上に並べてあった亜麻の茎の中に隠していたのである。彼らはその人たちのあとを追って、ヨルダン川の道を渡し場へ向かった。彼らがあとを追って出て行くと、門はすぐ閉じられた。」

 

 彼女は、スパイを守るために、自分の王にあからさまにうそをつきました。そして、そうすることで、彼女は実際に自分自身のいのちを危険にさらしました。さて、彼女はどうしてこのように、自分のいのちを賭けたのでしょう?信者は、確かに権威と私たちの上に立って私たちを治める人々に従わなければなりません。クリスチャンは、その地でもっとも法律に従う市民であるべきです。でも、国の法律が神さまの示されたみこころに反する場合、クリスチャンは神さまの命令に従うほかに選択肢はありません。

 

(使徒行伝4:19-20)「・・・『神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。』」

 

信者は今日、人のことばよりも神さまのみことばに従うべきです。神さまの子どもとして、私たちはそういう態度でいるべきなのです。

 

(ヨシュア2:8-9)「ふたりの人がまだ寝ないうちに、彼女は屋上の彼らのところに上って来て、その人たちに言った。『主がこの地をあなたがたに与えておられること、私たちはあなたがたのことで恐怖に襲われており、この地の住民もみな、あなたがたのことで震えおののいていることを、私は知っています。』」

 

 ラハブはスパイにこのように報告しました。おそらく彼女はすべてのうわさ話が集まってくる立場にあったでしょう。イスラエルの前進によって、自分の民がみな震えおののいていることが彼女には分かっていました。

 

(ヨシュア記2:10)「『あなたがたがエジプトから出て来られたとき、【主】があなたがたの前で、葦の海の水をからされたこと、また、あなたがたがヨルダン川の向こう側にいたエモリ人のふたりの王シホンとオグにされたこと、彼らを聖絶したことを、私たちは聞いているからです。』」

 

 この40年間、神さまはカナンの人々に、神さまに立ち返るチャンスを与えておられました。どうやってそれが分かるのでしょう? なぜなら、神さまはアブラハムに、彼の子孫は外国で400年の間在留異国人となり、そして4代目になって彼らは再びやって来る、と言われたのです。なぜなら、

 

(創世記15:16)「・・・それはエモリ人の咎が、そのときまでに満ちることはないからである。」

 

神さまがアブラハムに語られたのは、このときから420年前でした。言い換えれば、神さまはカナンの人々が神さまに立ち返るかどうか決心するために420年を与えようとしておられたのです。神さまは彼らがご自分に立ち返るために十分なチャンスを与えられました。1900年(訳注:2000年)以上がたったのです。神さまは忍耐深く、怒るに遅く、情け深いお方です。あとどのくらいの時間が欲しいと言われますか?神さまはこの世に、キリストに立ち返るために十二分のチャンスを与えてこられたのです。

 

(ヨシュア記2:11)「『私たちは、それを聞いたとき、あなたがたのために、心がしなえて、もうだれにも、勇気がなくなってしまいました。あなたがたの神、【主】は、上は天、下は地において神であられるからです。』」

 

 彼らはこのことを聞いただけでなく、それが本当だと知っていました。それにもかかわらず、彼らは神さまに立ち返りませんでした。今日、とても多くの人たちが、イエス・キリストが死んで葬られ、よみがえったという歴史的事実を知っていますが、彼らは救われていません。何がアナタを救うのでしょう? 主を、自分の個人的な救い主として信じることです。主と個人的な関係を持たなければなりません。さて、ラハブが言ったのは、それだけではありません。

 

(ヨシュア記2:12-14)「『どうか、私があなたがたに真実を尽くしたように、あなたがたもまた私の父の家に真実を尽くすと、今、【主】にかけて私に誓ってください。そして、私に確かな証拠を下さい。私の父、母、兄弟、姉妹、また、すべて彼らに属する者を生かし、私たちのいのちを死から救い出してください』その人たちは、彼女に言った。『あなたがたが、私たちのこのことをしゃべらなければ、私たちはいのちにかけて誓おう。【主】が私たちにこの地を与えてくださるとき、私たちはあなたに真実と誠実を尽くそう。』」

 

 彼女は自分が信じただけでなく、その信じたことに従って行動しました。彼女が自分のいのちを危険にさらして敵のスパイを守った理由はこれです。彼女は聞き、信じ、そして信じたことに従って行動したのです。これが救いです。キリストが自分のために何をしてくださったかという良い知らせである福音を聞いたとき、それを歴史的な事実として信じる(believe)だけでなく、自分自身でキリストを信じ(trust:信頼し)なければなりません。

 

 この女性は、神さまがこの地をイスラエルに与えようとしておられるという事実を信じ(trust:信頼し)ました。彼女は、生けるまことの神さまに立ち返りました。

 

(ヘブル11:13)「信仰によって、遊女ラハブは、偵察に来た人たちを穏やかに受け入れたので、不従順な人たちといっしょに滅びることを免れました。」

 

 スパイたちは、エリコの町が攻撃されるときに、彼女といっしょに彼女の家にいる家族のいのちを助けることを約束します。

 

(ヨシュア記2:18)「『私たちが、この地に入って来たなら、あなたは、私たちをつり降ろした窓に、この赤いひもを結びつけておかなければならない。また、あなたの父と母、兄弟、また、あなたの父の家族を全部、あなたの家に集めておかなければならない。』」

 

 そして、もしもエリコの町の王が神さまに立ち返ったなら、彼も救われたのです。事実、彼らみんなが神さまに立ち返ったなら、町全体が助かったはずなのです。

 

(ヨシュア記2:23-24)「ふたりの人は、帰途につき、山を下り、川を渡り、ヌンの子ヨシュアのところに来て、その身に起こったことを、ことごとく話した。それから、ヨシュアにこう言った。『【主】は、あの地をことごとく私たちの手に渡されました。そればかりか、あの地の住民はみな、私たちのことで震えおののいています。』」

 

 ご覧のとおり、このスパイたちの報告は、40年前にこの地に入っていったスパイたちの報告とは、全く違います。この地に入って行くか行かないかは、今は問題ではありません。彼らは“確かに”入って行くのです。「あの地の住民はみな、私たちのことで震えおののいています」というのが、彼らが遊女ラハブから得た情報でした。

 

※ 是非、引き続きブログテーマ「信仰について」をお読みください。

 

※ブログ「 【福音】遊女ラハブ の動画作成中です。また是非ご覧ください。

 

神の御子イエス・キリストは、罪深い人間の身代わりに、十字架で死なれ、死の力を打ち破ってご復活されたまことの神、救い主なる御方です。

 

    
キリストは罪人である私たちの身代わりとなられ、十字架にかかり、死んでくださり、墓に葬られ、ご復活されました。その神の御子なるお方イエス・キリストを真の神、救い主と信じ受け入れることによって、私たちの罪がゆるされ、永遠の地獄の裁きから救われます。これが罪のゆるし、死後の裁きからの救いの福音です。

 

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