御茶ノ水にて | chris.jp custom design works

御茶ノ水にて

お茶の間の皆様、良い週末過ごしてますか?


僕です





今日は2011年最後の桜を見るべく御茶ノ水に行きました


池袋から丸の内線で約10分


まずは最寄のESPフリークスマーケットへ足を運び


目的のスペクターを拝見させて頂く事に


(今日は桜がメインなのでさくっと)


なんでわざわざ足を運んだかというと


WEB上で価格が得意の¥ASKだったからです


Feel it before thinking

Specter USA NS-4H2-EX


TOP Backeye Barl

BACK Mahogany

FB Rosewood

NECK Maple3P

BOLT-ON JOINT

P.U EMG-TW × 2

Preamp Aguilar OBP-3

Brdge  Hipshot Style-A

Peg   Hipshot ultra light Y key

Finish Mat

Inlay mother of parl


こんな感じの仕様です



~試奏してみた感想~


サウンド


出音は、まずパワフル。流石にEMGハムとアギュラーの組み合わせです。

ベースをブースとすると、下っ腹に響くような感じでまさにアギュラーサウンド。


バック材のマホガニーもふくよかな低音にプラスに作用しているのでしょう。


ミッドの400Hzをブースとしてリアシングルに切り替えてトレブルフルカットすると

モコモコなジャコの様な音色まで幅広くカバー。


ただ一つ気になったのが、トレブルの弱さかな?

フルテンにしてもタッチノイズも出ず、ステンレス弦が張ってあるのに

いまいち盛り上がらない。

指板がなんだかスカスカな印象のローズだったからか?

気持ち塗装が厚い気がしました。それのせいも有ってサウンドが少しコンプレッションされていたのか…。


ブラスナットのアタック感の方が印象に残った感じです。

(ブラスナットの処理は最低でしたが笑)


取り回し


ネックはスペクターの丸太グリップでしたが力強く弾くには良さそうです。


剛性も高そうだし、某W社の様にオイルではないから

日本の環境でも武器になりそうです。ましてや4弦なので握りこんで弾くには

逆に良かったりするのかもしれません。


ボディバランスはネックに重心が来ている感じなので、立って演奏する際のバランスは非常に良さそうでしたが、高音側のボディが小ぶりな分座ったときはいまいち。


重量は軽く、長時間のプレイでも扱いやすそうでした。





統括


クラフトマン的な視点で見ても、最終的にはルックス次第で気分は上がる訳です。

これでトップが杢の出ていないメイプルとかだったらわざわざ足を運びません。


うん、素晴らしいですね!大金持ちになったら買います!


~ちなみに豆知識~


EMGのソープバースタイルは35.40.45とラインナップしています。

数字によってPUの横幅が異なります。


簡単に言うと


35=4弦

40=5弦

45=6弦


見たいな感じです(例外も勿論あります)。


で各数字の後に

J,P,DCという各アルファベットが付きます。


J=シングルコイル(ジャズベタイプ)

P=スプリットコイル(プレベタイプ)

DC=デュアルコイル(ハムバッカー)


多弦等によく使われるPUです(4弦でも使われますよ!)。


さて、今回の[TW]とはなんなのか?


これはDCのタップ可能バージョンだと思ってる方が多いそうですが


実はコイルが3本有るそうでして


ハムとシングルを内部で切り替えてるそうなのです。


従って切り替えたときの音量差が顕著に出てしまう。


非常に万能と思いきや、ちょっとした弱点が有りました。


なのでプレイの途中で切り替える、という用途より


割り切ってDCで使うかJで使うか、楽曲まるまる一曲の音色で使い分けるのが


妥当かなと思いました。


MIXしてもやはりDCとのMIX具合が難しくバランスがとり難かったです。











おおっと!おおきく話が逸れてしまった!


もうこんな時間だ!


桜の話はまた今度します。


スペクターの気になる価格は…


店頭表示価格は


¥○33,000位でした!

気になる人は個人的に聴いてください