潜在意識は、「私はこうだ」と断定する形の命令を
よく聞いてくれますが、ことお金に関しては、
こういう言い方をしないほうが賢明でしょう。
なぜなら、いま経済的に苦しい人が
「私はお金持ちだ」と何回言っても、
心の中では「本当は違う」と思ってしまうからです。
これでは、お金持ちではない現実が続くだけです。
矛盾を感じないようにするためには、現在進行形で
言うのがいいとマーフィー博士は言っています。
たとえば「私は、あらゆる面でどんどん豊かになりつつ
ある」という言い方です。
これなら、いまはあまりお金がなくても「潜在意識が
せっせと働いてくれている最中なんだ」というふうに、
自分を納得させられそうです。
潜在意識はその人の本音だけに反応します。
口でいくらすばらしいことを言っても、心で
それを否定していたら、かえって結果は悪くなります。
否定的な考えにジャマされずに潜在意識に願望を
送り込むひとつの方法として、現在進行形の表現は
とても役に立ちます。
どんな願いも“現在進行形”で唱えるのが基本!