大人気 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

仏俳優、アラン・ドロンさんが天国に召されましたね。





海外のニュースでも、「日本でも人気」と特に日本があげられていましたが、





私が、芸能に興味を持ち始めた頃に大人気で、1977年、ベイ・シティ・ローラーズが大ブームの時に、





アイドル雑誌の人気投票で、ランクインするほどでした。





前年には圏外でしたが、雑誌『平凡』の人気投票で歌手を除いた順位では、





1977年、三浦友和さん、草刈正雄さんに次ぐ、第3位という人気。(アイドル歌手は除く)





4位以下は、中村雅俊さん、田中健さん、勝野洋さんと続きます。





映画専門誌ではない、雑誌の人気投票でランクインするのは、ある意味、ブームを示しますね。(映画専門誌では連続1位、本人の声での感謝の日本語入りメッセージも存在します。)





一般的アイドル雑誌、男性外国人俳優でランクインしているのは、アラン・ドロンさんだけです。(他アイドル雑誌2誌では、外国人男性俳優のランクインなし)





ただ、外国人男性俳優のプロマイド(ブロマイド)売り上げとなると・・・超えられない壁がありました。





それが、ブルース・リーとジェームス・ディーン。





80年代初頭まで、当時、既に故人であった、この2人が圧倒的な人気だったことは、私の実感、記録、販売物からも間違いありません。





70年代後半は、上記のトップ2以外、





スタスキー&ハッチの2人やロバート・レッドフォード、クリント・イーストウッド、白バイ野郎ジョン&パンチ、シルヴェスター、スタローンなどもアラン・ドロンと人気を争っていた日本。(印象ではなくある時期のプロマイド売上ベストテン)





差がつくのは、写真集。





主に外国人俳優を扱ったシリーズ写真集『シネ・アルバム』というものが当時あって、





パート1、パート2、デラックスまで、当時(1977年)発売されていたのは、女性も含めアラン・ドロンだけです。





彼が歌詞に登場する、歌謡曲、ニュー・ミュージックが誕生した時期に、年代がピタリと一致します。





ちなみにミレーユ・ダルク、エマニエル夫人(フランス映画)などが歌詞に登場するのもこの時期。





フランス自体も日本人の憧れの国だった印象です。





私の好きなテレビドラマ、赤シリーズやGメン、大空港・・・でもロケなどパリ、パリ、パリでしたし、クイズの優勝商品もフランスでしたしね。





映画『スター・ウォーズ』が公開され(日本は1978年)、『アメリカ横断ウルトラクイズ』が、77年に登場したあたりから、若者中心にアメリカかぶれになっていったのかもしれません。





アラン・ドロンさんは、映画のエアポート・シリーズにも主演、





残念なニュースでしたが、今の自分の年齢でいろいろ当時を振り返れました。





お休み前に水分補給をシッカリと!





皆さま、また明日!