昨日、TBSラジオ『パック・イン・ミュージック』で知った、元TBSのアナウンサー、宮内鎮雄さんが天国き召されたという訃報を聞いて・・・ラジオのことをいろいろ考えてしまいました。
『パック・イン・ミュージック』の大好きだった方々・・・野沢那智さん、白石冬美さん、林美雄さん、小島一慶さん、愛川欽也さん・・・時間よ戻って!という気持ちです。
そういう気持ちになれるのは、若者の気持ちに寄り添った放送だったのでしょうね…。
夜の時間帯、深夜のラジオって昔は若者のためにあったな・・・って…。
どの局もそうでした。キャッチコピーもそうでしたし・・・
例えば…
「文化放送はヤングの友だちです」とか「ヤングの夜はニッポン放送」とか…
TBSラジオは、両方でしたね。「青春」とか「もうひとりの友だち」とか、若者向けな面と
「おとなの世界TBSラジオ」というように、
渥美清さん(夜はともだち)、竹村健一さんが深夜への橋渡しという感じでした。
いずれにせよ、当時、若者だった私にとって、夜ラジオは若者向けが多くて楽しかったです。
70年代のお話。
TBSラジオで言うと、生島ヒロシさんが「博」さんで、キャンディーズさんが解散した時代。
この後から、お笑いの世界がドドッと入ってきたような気がします。
私は、大人になって、80年代からは各局の音楽番組ばかり聴いていましたから、笑福亭鶴光さん以外は、詳しくはわかりませんけれど…。
今のラジオはどうだろう・・・自分も担当させていただいていますけれど…。
いやいや…状況、環境が違いすぎますね・・・自分がラジオっ子になった70年代とは。
2局しかなかったFM局が平成でどんどん増えて、コミュニティラジオも出来て・・・
日本全国、ラジコで聞けるようになり、タイムフリーで好きな時間に聞けるようになって・・・
インターネットもあり、携帯電話もあり・・・ハガキじゃなくてメールにTwitter…。
そういえば…『パック・イン・ミュージック』が終了して・・・40年・・・
あれから40年・・・とハッとさせられました。(笑)時の流れは恐ろしい…。
ラジオもテレビも言葉づかいからして全然違いますよね・・・昔は比べものにならないぐらい丁寧。
ラジオの未来、今は今のそれぞれのスタイルで・・・暗中模索が続きそう。
私も、若い方々から同じ世代、その上の皆さままで楽しんでいただけるラジオ番組を目指していきます!
ラジオにはラジオしか出来ないアプローチがありますもの!
また、後ほど。