変わりやすいお天気・・・
部屋の電気をつけたり、消したりのステイホーム。
今日は、中森明菜さんのデビュー記念日です。
1982年デビューなので、40年目…と言えるアニヴァサリー・イヤーに突入。
デビュー曲「スローモーション」のレコードを最初に見かけたのは、
高田馬場にあった中古レコード店『タイム』でした。
店舗を2階にまで広げ、歌謡曲は2階の右側の部屋でシングルは端・・・そんな時代。(知っている人しかわからない情報(笑))
そこで、500円で売られていた見本盤を購入!
待ちに待ったデビュー曲、早く、安く入手出来、最高でしたが、見本盤は見本盤なので、
まだまだフライングゲットが当たり前ではない当時、
正規盤は発売日前日に秋葉原『石丸電気』に行って購入しました。
学校が終わって行きましたが、発売日前だったので店頭に陳列してなく、
お願いして出してもらいました。
すんなりはいきません。粘って、粘って、粘ったら、上司の方が「出してあげなさい」と。(笑)
ところが!見本盤で購入したジャケットと違うではありませんか!?
もう1種類も出してください!と、またまた粘りが始まりました。
しかし・・・ジャケットは1種類です・・・という店員さんの目に嘘がなかったので、
ここにはないのだろうとあきらめました。
そして、後日、他のレコード店へ。
しかし、別ジャケットは存在しませんでした。
後から、見本盤オンリーの写真だった・・・と知り、
それからは、ずっと宝物です。
この1982年から、デビュー盤の仕様がいろいろ凝るようになったのと、
廃盤ブームの初期ということが重なり、私はコレクターになってしまったのです。
インターネットもオークションもない時代ですから、
時間、お金、忍耐、体力・・・たくさん使いました。
いい音楽と出合うのはラジオか中古レコード店しか情報がない大変な時代。
だから、喜びもたくさん!なんです。
結果的に中森明菜さんは、偉大なアーティストとなり、この見本盤はさらなる価値がつきましたが、
思えば、名曲と言えど、5月1日以前にデビューした新人歌手の皆さまに大きく水をあけられていた…というのが当時の事実なんです。
小泉今日子さん、三田寛子さん、北原佐和子さん、堀ちえみさん、新田純一さんのほうが最終的にも順位が上のランクインでした。
しかし、最初からデビュー曲では異例のロングヒットでした。
他の新人歌手のデビュー曲の3倍ぐらい長いヒット。
2曲目で初めてのベストテン入り、そして3曲目で1位。
あの年から約40年が過ぎてゆこうとしているなんて・・・
ゆっくりとマイペースで歌い続けていただきたいです。
また、後ほど。