久しぶりに映画『慕情』を昨晩見ました。
英国領 香港の1949年の設定のお話。
中国からの難民は100万人・・・中国から毎日、3000人が流れこんでくる・・・というような時のお話ですが、
『風と共に去りぬ』が人種差別で配信を停止されるのであれば・・・この映画も・・・どうなんだろう…
などと考えながら見てしまいましたが、
あの時代の事実上の人種問題から文化、歴史・・・背景・・・個人的には何もない空港の様子から飛行機、動くDC-3が映っていますから、
いろいろ勉強にもなる映画です。
中国は変わった・・・いや変わらない・・・そんなセリフも出てきますが・・・
何回も出てくる「中国人のプライド」・・という場面とともに大変興味深いものがあります。
日本人も海外の映画では、眉をしかめる…というか抗議したくなる描かれ方をしている作品が多数存在しますが、
それはそれで、冷静に見れば勉強になります。
そういう見られ方、日本人に対しての印象・・・たとえ一部の見方でもそうとらえられている・・・と客観的に見れますから。
そういう感覚を全体的に変えるのは・・・なかなか困難なことです。
それは、現在、各国で起きている現実を見れば明白。
いろいろとごちゃごちゃ書きましたが、この映画は音楽が全編にわたって素晴らしい!としか言い様がありません。
それは、『慕情』なわけですが、音楽の使われかたが今とは全然違いますね。
日本の時代劇を含めたドラマや映画もそうですが、お話、役者、映像とともに輝きをはなっています。
お話の内容は・・・不倫なのですが・・・不倫なのに美しく見えてしまう・・・魔法のような音楽です。
中国上流階級の未亡人研修医、妻のいるジャーナリストの恋。
映画って・・・いいですね。(笑)
さて、間もなく20時から『クリス松村の「いい音楽あります!」』(ラジオ日本)の放送があります。
今晩は、ダンス&アメリカというお腹いっぱいの企画です。(笑)
今日という日なので、考えてみました。
ワイドFMでもお楽しみいただけますし、ラジコ、スマートフォンでも日本全国お楽しみいただけます。
放送をお楽しみに!
また、後ほど。