困った感覚 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
昨晩もラジオをお楽しみいただきましてありがとうございました!!





次回のラジオは、木曜日、BAYFMのレギュラーです。





さて、昨晩、帰宅すると・・・厚生労働省からマスクが届いていました。





マスクを手にとりながら、録画していたニュースをチェック。





ロンドンで日本の報道関係者が、イギリス人医師に・・・





「日本では医療従事者の子供が差別をされていますがどう思いますか?」と質問していて・・・






情けなくて・・・情けなくて・・・涙が出ました。





私は、まったくその報道を知らなかったのですが・・・





いずれにせよ、私がロンドンに住んでいて・・・苦しんだ日本人差別のショックから約50年・・・





まさか・・・日本人が日本人を差別している・・・





そんなことをロンドンの人に伝える報道関係者が出てくるとは・・・驚きです。





私にはまったく理解出来なく、大変情けなかったです。





日本全体で起きていると勘違いされかねません。





少なくとも、そのイギリス人の反応はそうとらえていました。





海外でそれを聞く理由は何なのか?





東京タワーや東京都庁のブルーのライティングで医療従事者の方々に感謝している日本・・・





という姿を伝えることこそが、そのイギリス人医療従事者(コロナに感染し復帰した)にもさらなる勇気を与えたのではないでしょうか。





視点が疑問です・・・日本もひとつ、世界もひとつにならなければ勝てない相手なのに…。





大変、思慮感覚に欠けた軽率なインタビューだったと思います。





そのロンドンで・・・ヨーロッパで・・・かつて日本人がどのような目で見られてきたのか・・・





どうやって、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われるように・・・一時期でもなったのか・・・





海外でも頑張って、プライドをもって、頑張ってきた日本人達の顔が見えないのでしょう。





今、そこに立っているご自分しか見えていないように感じました。





医療従事者のご家族に対して日本で恥ずかしい動きがあったことは残念ですが、





その間違った、恥ずかしい考え方をなさった方は、ごく一部。





日本人として、まずは日本人同士でその間違いと問題点を話し合わなければいけませんね。





報道関係者は日本の代表みたいなもの・・・海外で日本の報道関係者がその国の方々に聞く問題ではないと思います。





朝、起きても悔しい思いです。





いろいろありますが、今日も元気にいきましょう!
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