ド根性とお国柄 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
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マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』が1994年のアルバム収録以来、初めてシングルの総合チャート(HOT100)で1位獲得!





私も大好きな旬のポスト・マローンの『サークルズ』をおさえて、25年前に発表された曲がまさか、まさかの1位。





皆さまお馴染みかもしれませんが、マライア・キャリーがこの曲でシングル1位を獲得するのは初めて。





昨年のこの時期のチャートの時もブログで説明したとおり、これはビルボードの集計方法が変わってきたから…というのがひとつの大きな要因です。(来年からはアルバム集計方法も変わります)





レコード、CDの売上でもオンエア回数でもなく、ストリーミングによる数字がかなり大きく影響しています。





それだけ、ストリーミング回数がものをいうご時世なんです。





なんてったって、CDやレコードがなくても、たくさんたくさんの曲がランクインしてますから。(物欲主義の私には迷惑(笑))





よって、マライアだけではなく、故人となった歌手の定番のトラディショナルなクリスマス・ソングまでもが続々エントリーし、





今のヒット曲を押し出す結果になっています。





昨年では、アンディ・ウィリアムスがトップテン入りし驚いたこともその時、書きましたが、





昔は、ホリデー・ソング・チャートとしてのチャートがあり、総合チャートとは分割されていたため、総合入れなかった曲たちの逆襲が(笑)始まっています。





もともとマライアもワム!の『ラスト・クリスマス』も収録アルバム発売当時、アメリカではシングルとしては発売されていませんでしたが、





クリスマス、ホリデー・シーズンがいかに欧米の方々にとって、特別な季節であるかを証明しているようなものです。





かつては、ビング・クロスビーの『ホワイト・クリスマス』がクリスマス・シーズンのいちばんの定番曲でしたが、





この30年で、その座は、マライア・キャリーに世代交代したといっても過言ではないでしょう。





素晴らしい、ド根性の1位獲得!





日本では!もちろん、今年も17位に初登場した山下達郎さんの『クリスマス・イブ』が間違いのない定番です!!





季節もの・・・という感じではありますが、クリスマス・ソングは、トラディショナルな曲も新しい曲も名曲が多い!





ということで(笑)、今週の私のラジオ2番組は、クリスマス一色。





お楽しみに!





また、後ほど。